Atlantis - ミント

1 :財前光
2018/05/31(木) 20:20:04

ant albahr

H300531

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7 :財前光
2018/10/17(水) 15:06:50

相変わらず冷え性なんやな、て指を触ったあの人が笑った。触れ合うのは何年ぶりになるかも分からんくらいの筈なのに懐かしい体温に、忘れるわけもないあの頃の想いが込み上げた。

一緒に寝るのが日常になって、もうそこそこの時間が過ぎたけど、もうこれが当たり前になったらええなと思う。

10年も待てなかったのは、いらちなあんたやなくて俺の方でしたね。

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6 :財前光
2018/10/17(水) 14:59:47

終わりには色んな形があって、それがお互いにとって納得出来るもんでも、そうやなくても、それはそれでまぁ仕方ないんかなと思うから、納得出来ん終わりも諦めなあかんのは何となく分かる。それでも、それなりの時間向き合ってきたとは思うからすっきりせんのは消えへんと思う。恨み言も感謝も何も言えへんかったな、て、ただそれだけ。

彼奴が此処に気付くのかは分からんし、気付いたところで今更どうなる関係でもあらへんけど。

俺は今、恋人と楽しくやってるで。やっぱり人には相性があるし、俺とお前やとどうしてもその辺が噛み合わんかったけど、最初だけはほんまに楽しかった。それだけ此処に残す。

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5 :財前光
2018/06/22(金) 02:29:48

観覧車の中に居るみたいや。
怖い、苦しい、楽しくて、終わりたくない、終わらせたい。

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4 :財前光
2018/06/04(月) 13:02:51

テニスはそれなりにすぐ手に馴染んだし、勉強も、作曲も、興味さえ持てばそこそこ人並み以上には出来るようになった。

器用貧乏とはまたちゃうんやろうけど、せやから俺は、突出した才能はなくてもそれなりに器用な方やと自分でも思う。

そん中でも、テニスと同じくらい泳ぐことも好きで、日焼けも暑さも苦手やけど水の中ではまるでエラ呼吸でもしてるんとちゃうかと思うくらいするすると腕が、足が、体が動いた。

海底にある砂浜がきらきら光るのを見るのが好きで、そこに頬をつけるのが好きやった。

いつだったか行った水族館の水槽トンネルで、イルカが自分の隣をついて泳いできて、一緒に行った先輩にその時言われた言葉が、いつまでも忘れられない。

今年ももうすぐ、海に会いに行ける。

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3 :財前光
2018/06/01(金) 08:47:29

久しぶりに寒さで目を覚ました。

カーテンの隙間から見えた空がやけに青くて、無性に人肌が恋しい。

出窓に腕を掛けていたら、後輩の家からもらってきた子犬が足に擦り寄ってきて、ふわふわした毛が足首にあたるのが擽ったくてまた眠くなった。

誰かを抱き締めて眠りたい、なんて、此処に書くだけやったら許されるんかな。

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2 :財前光
2018/05/31(木) 20:30:48

ユウジ先輩とに行った。

何気無い話をしながら、それでも分かったように先輩が笑うから、伝えなくても、例え伝わっていなくてももうそれだけでええような気がして、くだらない話で心を満たした。

この人に自分の弱い部分を見せたのは一度きりで、それでもそれだけで、時々こんな風にくだらない話で慰めようとしてくれるのが分かるから、この人はええ人やなと思う。

時々、時々、ほんまに時々やけど、どうしようもなくなって人を頼る自分がほんまに情けなくて好きになれへんけど、今日だけは。

#海月みたいやなと言われたのは初めてやった。

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