1700日。キリがいいから何となく。 |
週末二日、がっつり桃城と過ごす事が出来た。…ここの規約に触れねえ範囲で端的に書き残すと二人で近所に新しく出来た銭湯に行って、湯に浸かりながら付き合った年月を指折り数えると折る指がなくなって拳になった、アイツの手を感慨深く見たりしてた。 週末、アイツが時間取れるって聞いたのも割と最近になってからで、俺に出来る最大限の調整をして迎えた二日間だった。 出だしこそ俺一人で苛立って感情が高ぶって不貞寝したりもしたけどな。二日の予定が全て無駄になるんじゃねえかとか、そんな考えにまで及んだりもしたが持ち直せたのはアイツが俺と同じ様に爆発したりはせず落ち着いてたからだろうな。…俺と桃城は割といつだってそんな感じだ。 ここ数ヶ月…か。十日にいっぺん声を聞けるかどうかとか、下手したら二週間話せなかったり、久々に話せたとしても短時間で桃城が寝落ちちまって、今だから笑って書けるが俺は精神的に落ちてた。桃城が多忙な事、出来る限りで俺との時間を作ってくれてるのは頭で理解してたが…それを感情論が容易く上回っちまうのが俺だ。 ホワイトボードだったりメモ帳だったり、アイツとコミュニケーションをはかるためのツールはメール以外にも何個かあるがどれもこれも気付けば俺一人がたまに書き込むような現状になってて、こんなに寂しいのも物足りねえのもきっと俺だけで、アイツにとっては大した事じゃねえんだ、とすら思ってた。 …桃城の帰りを信じてどっしり構えて待ってるのが俺の役目なのにな。 でも、この二日間で普段日付が変わるよりずっと早くに寝落ちる桃城が、てっぺん超えても頑張って夜更かししてくれた事が、その事実がアイツの気持ちを物語ってるような気がした。 それで、二日間がっつりアイツを堪能すると離れたくなくなって、昨日の夜は結局二人で駄々を捏ねて別れ惜しみしつつほぼ同時に寝落ちた。 …そして一日経った今、もう恋しくて恋しくて堪らねえ。贅沢な話だよな…あんなに長い時間を過ごしたのに、だ。 二日間の寝不足加減は正直結構堪えてて今日は学校から帰ってきて倒れ込むように布団に入ったが、今のこの気持ちを残しておきたくて浮ついた頭のままペンを取ってる。 ------------------ 案の定、ここまででペン持ったまま寝てた。 土曜日、アイツが待ってるとか、俺さえ急げばその分沢山アイツと過ごせるんだと思って急いでトレーニングから帰った。やっぱりあの感覚は独特で幸せだ。 桃城本人にも言ったが、俺が大なり小なり無理や無茶をしてアイツとの時間を確保出来るんなら、それもまた幸せだと思ってる。それを伝えたら桃城は、心配するから無茶はするなって言ってきやがったけどな。…まあ、逆になれば俺だって桃城には無茶して欲しくねえからその気持ちも充分に分かるが…多少疲れたって何したって、それ以外の時間で補えば良いだけだ。例えば土曜日だって夜通しトレーニングして、そのまま寝ずに会いに行って(その後桃城に来客がある間一時間くらいは仮眠したけどな)その眠気を昨日引きずってた感じはあったが、多分昨日は22時くらいに寝落ちてそこから十時間くらいはしっかりと寝たからな。…よく分かんねえけど、桃城との時間の為に体力を使える事も俺にとっては嬉しいんだよ。 桃城にまだ時間の余裕があった頃は毎日メールして逢って、俺のトレーニングの合間の時間にもメールして…みてえな事をしてたんだと思うと今じゃ何か、信じられねえけどな。 とにかく、たくさん摂取したら欠乏する度合いも増した、っつー贅沢な現状が結論だが次桃城に逢えるまでまた頑張って日々を送ろう、と奮起してる。 七月の予定、ホワイトボードに埋めてこよう。 |
日記を書く頻度が落ちても毎月一度は書くようにしていたが、五月中に四月一度も書けなかった事に気が付いて、自分のした事に自分で傷付いた。 毎日毎日せっせと書き綴ってた時だってあったのにな。この更新頻度だけ見てると日記に対する気持ちが冷めたみたいに見える事に自分で傷付いてるんだと思う。そんな訳はねえのに。 夜中にぼんやりしながら筆を取るとろくな思考にはならねえし書きながら寝落ちすることの方が多分多い。…色々持て余してるっつーか、本当に限られた時間しかアイツと共有出来ねえからタイミングを逃した言葉が結構ある。言葉っつー物にも賞味期限があると思ってるから、期限切れたもんを食わせる訳にも行かなくて結局自己処理。 抱えきれなくなる前に一口味見しに来てくれ。…っつー私信。眠い。 ----------------- これを書いたのが恐らく四日前らしい。折角紡ぎ出した言葉だから、取り敢えず貼り付けておく。 夜通しトレーニングすると思考がいい方向にも悪い方向にも浮つく事があるし、気付くと奴の事ばかり考えてるタイミングがある。 これは何でなんだろうな。自分一人だけの静かな空間にいると当然のようにアイツの事を考えてる。 …となると、予定的に明日明後日はやばいと思う。特に明日の夜。何がどうやばいかはその内アイツに聞かれりゃ話す。絶対に考えちまうんだろうな、桃城の事ばかり。 色んな欲ばかり募って行く。かと言って迷惑をかけるつもりはさらさらねえ。 ここまで書いて寝落ちてたから、そろそろきっちり〆て残しておく。いつにも増してオチのねえ面白くねえ日記だな。自己嫌悪。 |
この間のトレーニング帰り、全速力で家に帰ってる所をクラスメイトとすれ違っていたらしい。 すれ違った癖に俺は全然気が付いてなかったし、クラスの奴もあまりに俺が急いでるからって声を掛けるに掛けれなかったってのを今日聞いて驚いた。 …他でもなく、桃城との約束があったから脇目も振らずに走ってただけの話だ。しかし危ねえな我ながら…。 アイツと過ごす1日は、本当に濃密で贅沢で時が経つのが惜しくなる。毎日そんな風にして過ごせる訳じゃねえからこそ、限られた時間が凄く輝かしく感じる。……でもやっぱり、1日が50時間くらいになりゃもっと色んな話をして色んな事を出来るのにな、とも思っちまうな。 今日で4年4ヶ月、それだけ経っても俺は一向に熟れねえ。ずっと新鮮な気持ちでアイツを想ったり惚れ直したり噛み締めたりを繰り返してる。 濃密に逢えてた日々の事をよく思い返したりもするが、よく考えりゃあの時だって俺と桃城の生活リズムはかなりずれてた。ずれててもそこまでの時間を作り出せるって事をここでも熱く書いたな。 今は、逢える時間が本格的に減っても気持ちの強さは決して比例しねえ、ってのを立証出来る気がする。 …そりゃたまに、空腹感には襲われるけどな。でも、俺は死ぬまでアイツの隣で連れ添うってとっくに決めてんだから、置かれた状況でなるようになるしかねえ。 文字にすると陳腐だが互いに常に感謝の気持ちを忘れてねえ、そういう特有の空気感も俺は心地いい。まあ、たまにはまろやかな空気から脱して拳と拳でぶつかって喧嘩したって良いけどな。…いっちょやってみるか。 眠くて文も散らかりまくってるが、書き残しておく。 |
…アイツの声を少し聴けるだけで心がスゲエ温まるような感じがする。だからアイツの効能はすげえ。流石湯たんぽ。 欲を言うならそろそろ物理的にも温かさを感じてえ所では有る。 |
…ここの所睡魔に勝てねえ。正しくは、寒さに勝てねえあまり部屋を暖かくして、暖かくしたせいで気付くときっちり布団まで行って寝てる。…それはいい。問題はそのせいで桃城と話す機会をみすみす逃しまくってる事だ。 こういう時にアイツが言いそうな言葉はもう大方予測がつく。沢山寝ろとか、疲れてるんだろとか寝てると安心するとかそう言う所だと思う。 でも、俺としてはいつでも満たせる睡眠欲よりも限られた桃城との時間の方がずっと大切だ。…割と凹んでる。 今月は俺が忙しくて来月はあっちが忙しそうだから、尚更合う時間の1秒も大切にしてえ。…色々もどかしい。 変な時間に寝てなかなか寝れねえから猫の動画をひたすら見てた。猫としての尊厳を失ったかの如く飼い主にされるがままに撫で繰り回されて骨抜きになってるやつ、子猫が真っ直ぐに仰向けになって無防備に腹晒して寝てるやつ、色々見た。後者の動画は無防備に寝てんな…と思ってたら飼い主が櫛で子猫の毛並みを整え始めて可愛さのあまり思わず深夜に一人で笑いかけた。…危ねえ。 成猫も子猫も同じ位好きだが、今は子猫に触れたくて仕方ねえ。後は最近ハリネズミくらいならうちでも飼えねえかを真剣に考えてる。でけえハリネズミも1匹飼ってる様なもんだけどな。 |