日記一覧
┗阿修羅の如く

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1 :真田弦一郎
2014/07/03(木) 02:36:05





箱庭の世界で想う。

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8 :真田弦一郎
2014/07/07(月) 22:11:35



#「今年も真田くんと今日を迎えれた」
#「例え逢えない日が多くても俺は君を愛しているよ」

携帯が鳴り響く。彼奴が勝手に設定したクラッシックだ。届いたメールに頬が緩む。何年目だろうな、お前と迎える今日と言う日は。

あの日を懐かしむ。あの頃は無理をしてでも時間を合わせては数分でもいいと顔を合わせていた。逢わねば忘れられてしまうと恐れていた。今ではこうして月に1度顔を合わせるに落ち着いている。

逢わねども思う気持ちは共にあり、現代とは便利なもので、機械一つで声を聞き、会話を交わす。それだけでお前を隣に感じることが出来る。例えこの先、完全に逢えなくなったとしても、別れが来たとしても、お前といた時間は暖かく幸せだったと思える。お前に幸あれと穏やかな気持ちで見送る事が出来るだろう。

お前と築き上げたこの数年、とても愛しく想う。
好きだ、愛しているよ。

これからも共に在れる事を、お前の隣でお前と共に過ごす時間を、なんでもない事もお前が居るだけで愛しいのだと思えるように、また来年もお前と今日という日を迎えられますように七夕に祈ろう。


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7 :真田弦一郎
2014/07/06(日) 22:54:22



#「俺の一番のアンラッキーは真田くんに出会った事」

#「だってさあ、どんなに可愛い子が居ても真田くんと比べちゃうんだもん」

彼奴は本当にあざと可愛いくていかん。
彼奴と出会ってからここ最近は特に彼奴と似た姿を見ると目が追ってしまう。彼奴は今頃何をしているだろうかと思うだけで心が温かい。幸せが灯っているのだろう。



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6 :真田弦一郎
2014/07/06(日) 16:43:21



#「あつい、あーつーい!真田くんの背中が恋しいです!」
暑いのは苦手だと彼奴は言う。
その癖に彼奴は俺の背中が好きだと言い募り暇が有ればべったりと張り付く。去年も真夏の冷房も無い、開け放った硝子戸、扇風機、団扇の我が部屋で夏休みの宿題を片付ける名目で集まった時も暑い暑いと言いながら数学をこなす俺の背中に寄りかかって居た。

ならば離れろ、と言えば「やだ」と短い返答である。真夏の人肌は汗が滲み触れ合うには些か向かない筈だが。

#「真田くんの匂いがする」

首後ろに鼻を寄せ犬のように嗅いでさえくる。汗臭いだけだ、それが好いのだと肩口に舌を這わして猫の如く笑う彼奴に欲情した。痘痕も笑窪、 普通ならば厭う事も好いた相手ならば最上となるのは身を持って知っている。不快なだけの汗臭さにうっとりすりは彼奴は…まあ、つまりはそう言う事だ。察してくれ。彼奴は本当に俺の劣情を刺激するのが上手い。

#「蕩ける前にかき氷食べいこう!」
味は檸檬が良いと言った俺に彼奴は一口食う度にキスをしようと言った去年。結局、一度した後は氷は溶けてしまっていた。勿体無いと残念がる彼奴が可愛い。俺は其れを見ながらかき氷より彼奴を味わう方が優先に決まっとろうにと思っていた。


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5 :真田弦一郎
2014/07/04(金) 13:35:43




#「歩くの速すぎだってば!」
俺と彼奴は月に一度会えれば良い方だ。県を跨いで居るのも有れば平日は学業、放課後や週末は部活で頻繁には会えない。普段の遣り取りはメールや電話が多い。

そんなある日に共に街へ出掛けた時の事だ。目的地が決まって居れば真っ直ぐに向かう俺に対して、彼奴は気になるモノが視界に入ると興味から立ち止まる事が多い。二人で歩くといつの間にか離れて居る事も多々。

気付いた時には待って居たが、最近はそう言う事も少ない。そうで無くとも歩くのが速すぎると言われて居たのだが無意識故に余り改善されん俺に焦れて、彼奴は共に歩く時に俺の裾を掴むようになったからだ。

彼奴が立ち止まれば必然的に俺も止まらざるおえんのだ。くいっと引かれ、あれだこれだと彼奴が話し出す。其れに頷く時間、何でもないひと時に幸せを感じる。

実はゆっくり歩けない訳ではない。彼奴の速度に合わせる事も出来る。だが、あの幼子のように裾を掴まれくいくいと引っ張る彼奴の可愛い姿を見たいからだ。

#「ほんと真田くんておっさん臭い」
彼奴に良く言われる一言。



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4 :真田弦一郎
2014/07/03(木) 20:18:14




#「ちょっと聞いてよ真田くん!」
付き合いが始まってからも彼奴は俺の事を苗字で呼ぶ。呼び捨てであったり、君付けだったりと変化はあるが基本的には苗字だ。俺も彼奴を苗字で呼んでいる。

言ってしまえば単なる友人であった頃の名残である。身を重ね合い熱を交わす時さえ其れは変わらぬ事実。名で呼ばれる事は数える程だろうか。滅多に呼ぶ事も呼ばれる事も無いが、つい最近その稀な事があった。

#「ゲンイチロウくん」
どう聞いても何度聞いても其れは片言だった。酷くカクカクとした読み方に名を呼ばれたのだと理解するまでに時間が掛かったぐらいだ。

彼奴は拗ねた顔で俺の肩に額を押し付け、半ば見上げてきた。むっと唇を尖らせて、もう一度。

#「ゲンイチロウ」

ぐりぐりと額を肩に押し付け呼ぶ。
何がしたいのだと逆手で頭を鷲掴み腕の中に引き寄せた。額を押し付ける先を胸元に変更した彼奴は「ずるい」のだと呟いた。

聞くにどうも嫉妬したらしい。
俺が蓮二と呼ぶ事に。

「    」

俺が彼奴の名を呼べば満足そうに鼻を鳴らした。そして笑って「なんか恥ずかしいからいつものでいいや」などとのたまうものだから、腕の中に閉じ込めて耳元で存分に名を呼んでやった。真っ赤になって暴れる彼奴の可愛い事か。たまにしか呼ばないからこそ、価値のある時間を過ごせていると思う。

俺の名を呼ぶ度にはにかむ彼奴に幸せを感じる。



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3 :真田弦一郎
2014/07/03(木) 13:59:10

#自己紹介

>名前
真田弦一郎

>分身
手塚 幸村 鳳 木更津 等

>属性
攻め

>活動時間帯
夜中心

>恋人有無
有。

>交流
遅くなるが喜んで。

>日記タイトルの由来
#「真田ってさあ阿修羅の様な顔してるよね!」
ある日の恋人が放った第一声より。

>此の街に来た目的
彼奴との記憶を残してみる事にした、という建前で密かに惚気を吐き出すため。俺の恋人は可愛いのだ。


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2 :真田弦一郎
2014/07/03(木) 13:56:59





記録、記憶、共有した時間。
永久編集地。

自己。

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