日記一覧
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1 :
忍足侑士
2016/04/22(金) 20:16:36
彩りの数なんて覚えてられない。
嗚呼、今日も不機嫌に綺麗。
#夜の話も含む
(然程過激じゃないにしろ閲覧注意)
胸焼けする程甘い自覚はある。
>>2 自分
>>16 本棚
>>39 >>74 俺の恋人
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84 :
忍足侑士
2017/06/26(月) 00:05:05
思いやりと、焦燥と。
当たり前を、当たり前と思わへん強さ。
俺の愛読書をなぞって読めば、それが当たり前に綴られとる。
愛した人との日々だとか。これからのことだとか。確かに、恐れだけで支配されてたら前なんて向けへんしそんなんええことないなって思う。その愛読書には、過激ながらも大切な人と過ごした日々について、はたまたたとえ話がたくさん綴られてて。最初は「ほんまに大切な人のことを大切にしとるんやろな、自分自身身を切ることなんてなく、そのありのままで」って思うててんけど。実際はもっともっと深いもんやなって思うた。
俺は、大切にできてたんやろか。
ジローと出逢って、2度目の夏。
楽しみに読んでるんだって言ってた日記を、多忙を理由にして綴られへんで、埃被せた怠惰な俺は。もうその無垢な目に、映らへんのやろうか。
でもな、わかってんねん。
こんなことを本人の前で言うたら「なんでそんなこと聞くんだよ」って、いつもよりも怒気含めた声音で言ってくるから。
愛されとるな、って。それだけやねんけど。
形の違う愛でも俺はずっとずっと幸せで。浮気もせず一心不乱に心を注いでもろて。
こんな、一日だけ空いたこの時間に思い知らされる。
俺は何より強く、愛されとるんやなって。
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83 :
忍足侑士
2017/02/20(月) 01:26:34
胸の内
どれだけなぞったら、ええん。
冬の空気、そろそろ薄れてまう。
深呼吸して入れ替え。
俺は負けるつもりはあらへん。
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82 :
忍足侑士
2017/02/14(火) 02:11:27
俺ら、誕生日おめでとう。
俺らそれぞれの誕生日なんて、季節すらかすってへんくらい離れとるけれど。今日は一緒にいようと約束した日やった。
甘いもん好きなお前に贈れるものもなくってなんや格好つかへんけれど。言葉くらいは贈れるかな、と思って綴っとる。
最近はめっきり話し込むこともせえへんで、お互いのことに手一杯といった感じやけど。それでも乗り越えようと頑張れるのは去年一緒にいようと気持ちを重ねあったからなんかな。大丈夫、どんな形になったとしても俺らは、これからも一緒にいれるって思っとるから。
ほんまに。ありがとう。
あの日俺の手を取ってくれた、恋人へ。
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81 :
忍足侑士
2017/02/06(月) 01:26:25
カウントダウン
あの時、俺は確かにお前に向けてたくさんの言葉を使って口説いてた。中々信じてくれへんお前に向かって、どれほど好きか、惹かれてたかを説いていた。ほんまはよう言わへん甘い言葉だって何通りも用意した。努力をしたのは、ほんまに欲しかったし大切にしたかったから。それを実行するために、隣にいて欲しかったから。
付き合った日はほんまは曖昧。
忘れへんようにって設定した日はバレンタイン。2週間弱、俺はお前にもう一度恋をしようと思っとる。
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80 :
忍足侑士
2017/02/05(日) 00:54:01
宵闇
本を読めば、眠気を誘うどころか遠ざかりそうで。事実、遠退いとるんやけど。
ラジオをつけてみた。サイケデリックメロディに合わせて「どんなあたしも愛してね」と女の可愛え声で囀る電子音。いつか、こんなことを言う可愛え子を隣に置くんやろか。躊躇いなく腕を組んで、悪戯に笑って、どこまでも一緒と笑う柔らかな唇弧を描いて…これからも格好良く在り続けるであろう彼奴にお似合いやて、思うた。
言わんて決めた言葉なんて、滲む前に飲み干してしまおう。俺はそこまでか弱くあらへんし、もっと言えば、弱くはない。せやからこんな夜が来ても至って平気。どんなこと考えたって、想いや考え、スタンスが変わるわけとちゃう。
布団に体重をかければ沈む。意図も簡単に俺がいた跡がつく。起こさぬようにとそっとベッドを出て書き殴る文章は我ながら幼稚やって思う。
冷たい床につま先が冷える。はあ、と白む息を吐けば湿り気縁取る唇が冷気帯びる。闇に溶けるスピードで、海に溶け落ちたいと思った。きっと底で物言わぬ何かになれればと。それほどに、俺の心は今、煩い。
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79 :
仁王雅治
2017/02/02(木) 02:07:14
続編、海が見えるコートより。
秒針がスローになるわけでもなく、0時過ぎ。
早いもので1年経ったらしい。あいも変わらず冬場の寒さ、凍えるに事欠かない。
手なんぞ出してみ、指先から感覚なくなるわ。マフラーから鼻先すら出せんこの有様、海風は目に沁みる、都会の風はどうなんかね。聞いてみたいが、連絡先なんぞ知らんからそのまま胸の内で繰り返す質問。答えはもちろん知らん。
どこへでも一緒にエスケープ。
あの日アイツが歌った事じゃ。我ながら色も素っ気もねェスローガン、…スローガン?運動会でも始めるつもりかって小突いたらこっちじゃ聞き慣れんイントネーションに乗せて笑われよった。茶化しとらん、本気の質問なり。なんて、どこまでからかっていいかもわからん眼鏡の底、そりゃあもう奇妙な丸い眼鏡の底は。深い藍色を透けさせ飲み込まれそうにもなる。それが、一年前の練習試合の時の出来事。ダブルス試合終わってからのつかの間、互いの相方がどこぞへ行って俺とそいつが二人きりになった時に気付いちまった事。不思議と聞いちまった事。
あれから一年。
俺は髪うねうねの後輩と話しとったわけじゃが…遠い記憶にふと、繋がったりもして。
練習試合、氷帝。ダブルスと、シングルスの試合。入り混じる熱気、それぞれの思い、負けん気の強いやつらを相手にするんは骨が折れる。「センパイ、覚えてないんスか?」勝ったんすよ、6−4で。
「去年のスコアなんぞ覚えてられっか。」
この会話だって、もう来年には忘れているかもしれん。
もっといえば、10年後なんて絶対に思い出せん。
塗り替えていく、日常。
色濃く残り滲み出る。
忘れることに恐れることなんてないぜよ。
お前の観る世界はいつだって新鮮、そのもの。
羨ましい限りで、極彩色の日々。
または、パステルカラーの淡い日々。
(A4サイズのルーズリーフが挟まれた日記、湘南の残り香)
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78 :
宍戸亮
2017/01/23(月) 01:29:10
朝焼け
「笑ってくれたら嬉しいんだよ、幸せならそれが一番嬉しい。」
「お前の幸せは、俺の幸せ。」
にわかには信じがたい、甘い言葉が並ぶ。それを言わせる人がいるのか。お前にそんな表情をさせる奴がいんのか。まるで願わずにはいられないとばかりに笑ってみせる。俺は、こんな顔できるのだろうか。昨日からやけに考えてばかりの思考に閉口した、時間がきてそいつと別れてから公園のベンチで一人また考え事をした。
暮れゆく夕陽をらしくもない感傷を込めて見つめる。肺に積もる空気はいつもよりどんよりと重たい気がして吐き出すが吸い込むそれもまたどんよりと重たい気がした。俺は、どうだろうか。人を大切にできてんのか。守りたい奴が一人で泣いてることに気づけてんのか。はっきりと「気づけている」と即答できなかった。
傷つくことで人が成長できてんなら、世界は賢者ばっかりになっちまう。っつうか、長太郎みてえなやつばっかになっちまう。だってそうだろ、だったらなんで泣く回数が減らねぇんだ?痛えって、俯くんだ?答えなんて、そうだ。たった一つ。幸せになりたいだけ、みんなそれを願ってがむしゃらに進む。
だから、祈る。
俺の中で何かが弾ける音がした。
さっき別れた友人に、早速電話をかけた。
「おい、その幸せの中から自分のことを外すなよ。ちゃんと自分をカウントに入れて、願えよ。お前だけが相手の幸せが自分の幸せって思ってるわけじゃねぇんだ。だから、ちゃんと自分のことも幸せにしろ。そうしたら、相手はもっと幸せになる。」
矢継ぎ早に言った言葉に終始疑問符つけた言葉で返してきたが、最終的にはありがとうと弾む声で返してくれた。
俺ができることはする。俺自身に「上手くいきますように」なんて祈りを乗せようとしたから祈れなかっただけで。人はこうも簡単に人のために祈れるのかと思った。
自信なくたっていい。胸張っていけ。
強く強く、祈った。
家帰ったら誰もいなかったからまたカップラーメンを食べた。
なんとはなしに割った割り箸、ふと思い出すまじないに近いこと。
ぱきりと乾いた音とともに左側右側均等に割れる。なんの珍しさだってない。だってそうだろう。
それだけでいい。
お前なら大丈夫だ。
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77 :
宍戸亮
2017/01/23(月) 00:47:11
急いだふり、気づかないふり。
祈る、という行為がある。
俺はそれがあまり好きじゃねえ。
祈るくらいなら、自分の手でどうにかあがいて出来得る限りのこと全てを叶えたい。守りたいし、どうにかしたい。他力本願なんて嫌だ、俺が、俺の手で自分のことを幸せにするんだ。と、今となっては遠くの俺が吠える。
長太郎が、「願掛けみたいなものです、」と笑ってた放課後。
クロスを握ってそっと目を閉じる。別に魔法が出るわけでも、喧騒から離れるわけでもない、時間にしたらほんの数秒の出来事だ。長太郎は茶化すことなく、そして迷うことなく言って退ける。
「これで、俺たちは負けませんよ」当たり前だ、と俺も呼応して答える。
右足から靴を履く、横断歩道は白いところだけ歩くって跳ねるように渡ってみたりだとか。
箸は自分と大事な人を表すもので、右が自分、左が相手、そして割った時に面積多く割れたほうが自分にとって大切なものらしい。ロードワーク終わりにシャワーを浴びてから、妙に小腹がすいちまって。あっついお湯を注いだカップラーメン、5分も待てなくて少し早めに割った割り箸。
「あ、」小さく声が出る。
おみくじみたいに視線を注ぐ、
左側が大きく欠けて右側の面積が増える。頭の中で勝手に反芻する、「自分が大事」と。
おみくじではないから、結べもしない。
自問自答とかめんどくせえし、する前に手や足が出ちまう性分だ。ずず、麺が舌を滑り口内へ。早すぎた麺は少し硬くて、おまけに熱くて、上顎がザラリと簡単に火傷する。…せっかちで悪かったな。誰に言うわけでもねえが、それも脳内で反芻する。
自室へ行って、めんどくせえとか言いながら自問自答してたら、いつの間にか寝ちまってた。それが、昨日の話。
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76 :
忍足侑士
2017/01/13(金) 04:51:32
なんでもええねん。
覚えてられるならなんでも。
ここは俺だけの備忘録やないし、二人の小指にかかった可愛らしい魔法とか、そんなん。寝てるお前の胸元に唇押し当てる、当たり前のように鼓動が伝わって、今日という日に感謝せざるを得なくなる。
起きたら甘いカフェオレ用意しといたろ。
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2 :
忍足侑士
2016/04/22(金) 20:37:29
綺麗なノート
1ページ目はいつも緊張する。何を書いたらええかな、と戸惑って居るうちに2行目へ。つらつら書いてもしゃあないし、メモがてら自己紹介でも。
#自己紹介
>名前
忍足侑士
>分身
そないに多くはないけど、居る。
>属性
攻めリバ
>性格
温厚。
>趣味
音楽、読書
>愛用品
香水
>好きなタイプ
飾らん人
>苦手なタイプ
人のこと顧みない人
>活動時間帯
朝から深夜帯まで
>恋人有無
有。自慢のひと。
>交流
歓迎しとるで。
良ければ声掛けてな。
>日記タイトルの由来
俺が見る世界は綺麗やから。
って、ただ鮮やかなんが好きなだけ。
>日記は何冊目?
1冊目
>此の街に来た目的
いつかあの子に手渡す日記
友人の日常を知れる様な日記
そんなん綴ってみたくて。
16 :
忍足侑士
2016/05/29(日) 00:52:55
本棚
抜け落ちた書物も大事な記憶。
#イチゴ
#ミント
#バニラ
花の元にて
#ミルク
Lit
コル・ココル
寝坊助日記
No no no no W
#ビター
That's what I'm counting on
1LDK
うたあつめ
俺ん日記読んでくれとる方もちらほら見かけた。
毎日綴るとは行かへん遅筆な俺の文章を、その目に留めてくれてありがとな。
(敬称略)
39 :
芥川慈郎
2016/08/17(水) 00:58:58
何日か前に一緒にやろう、と提案された。俺は何時も読む専門なのにこんな形で大切な一頁を貰う事になるとは予想外。きっと初めては自己紹介とかそう言う名目で書くんだろうなと思っていたのに。
つう事で回答。
#恋人との思い出バトン
>恋人と初めて出会った日、覚えとるか。
初めて会ったのは何処だっただろうな。学校か部活でだったか。そうじゃなく切っ掛けの話しならとても寒い日の夜。
>ほう。それじゃ、その時に関して思い出せる事ちょくちょく話してみよか。出来事、印象、何でもええで。
こいつ冷え性なのな、女子みてえ。
ベッドやっぱ狭いな。
─……嗚呼、良い匂い。
>それじゃあ付き合った日はどうや。覚えとるか。
世界が愛と感謝で包まれる日。
>告白したのはどっちやった?
向こう。
そうして、とても沢山の言葉と気持ちとで揺さぶられたのは俺の心だった。
>オサムちゃんにその時の言葉、教えてくれんか。…ああ、内緒ならええで。
「なあ、そのままで良いから聞いて。」
そう神妙な面持ちで静かに言葉を紡いだ日。俺はあれが彼奴の本気の始まりだったと記憶してる。何て言われたかは秘密。
>そしたら初デートの出来事でも教えてや。
連れだって出掛けたのは7月の夏祭り。彼奴が器用な事も根回しが良い事も可愛い事考えてた、つうのも再確認した。
>他に印象的なデートとかはどうや。あったら聞かせてや。
飯、作って貰った。
手際良く動く姿眺めてて、何時もやってんのかなあ、とか考えてた。
─……嗚呼、良い匂い。
>初めてキスした日。いつで、どんな感じやった?
とても寒い日の夜。
部屋と同じ位冷えた肌に触れたのが最初。
>それ以上の事した時…は聞くとオサムちゃん、セクハラでお縄になってまうからな。オサムちゃん耳塞いどくから、話したかったら話してもええで。
暗色の部屋は気配と匂いで溢れてて、慣れてきたって視界に捉えるのはぼやけた輪郭だけ。それでも、小さく洩れた声はどうしようもなく扇情的だった。
>恋人に惚れ直した!って思って覚えとるエピソードなんかあったら教えてや。
正しい事ばかりを言わなかった。
世間ではそれが正しい事だとしても敢えてそれを言わない。
何故かと問い掛けたら俺を信じてるから、認めてるから、そう答えた。
目から溢れたのは特大の鱗。
>恋人に言われた言葉で印象的なのあったらこっそり聞かせてくれんか。
「慈郎」
低く穏やかに届く声。言葉ではねえけれどとても心に響く。
>それじゃ最後に、ここまでで言えなかった恋人との思い出、心行くまでオサムちゃんに教えてや。
今迄直接話す事は少なくて、ゆっくりとした時間を二人で過ごす事も殆んど無かったのに今では誰よりも近い距離にいる。その道程にある思い出はとてもじゃねえけど書き切れないし語り切れない。
それこそ、長い文字数と時間とが必要で、それが叶ったとしてもきっと伝え足りないって思う位に沢山。
>恋人との思い出知りたい奴がおったら、このバトン回してやってくれんか。
御呼びが掛かっただけだから此処で締め。
>おおきにな、これからも恋人と仲良くせなあかんで。
此方こそ。
何か少しでも伝わればそれが何より。
やりたい事沢山だって言うからゆっくり一つずつ叶えて行こうぜ。
74 :
芥川慈郎
2016/12/31(土) 06:51:26
いざペンを取ると書こうとしていた事をどう綴れば良いのか悩む。握ったまま白紙のページに付けた先端が一ミリも動かないままどれくらい経ったか。
そうしてここに沢山の思いを込めた文字を書いている彼奴を改めて凄いなと、目的とは違う事に思考を奪われたりして。
気が付けば隣に並ぶのが自然で、そうなる前は互いの距離感がどの程度だったのか今はもう思い出せない。凄く離れてたのか、そこそこだったのか。だから時々忘れそうになる。
甘えと我儘と、
当然だと思う今が本当はそうじゃない事も。
何時も感謝してるんだ。
それを伝えたくて一頁勝手に貰った。
有り難う。