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日記一覧
┗いつだって戦場だ≪完≫

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1 :海堂薫
2014/03/03(月) 01:48:55

 日常に埋没する一秒前も、今という時も。
 過去や現在を少しでも長く、鮮明に、留められたら。

 つまり俺の備忘録。

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84 :海堂薫
2016/03/02(水) 21:56:50

 これを最後の突出とする。
 暫くの間諸先輩方を下に敷いちまってすんませんでした。

 色々考えて、一旦筆を置く事にした。
 交流こそ0に等しかったが、読んでいた日記に力をもらってここまで書いてこられた。すげえ感謝してる。
 この町にまた立ち寄った際には手に取らせてもらう。

 町の永続を願って。

 2014/3/3~2016/3/2

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83 :海堂薫
2016/03/02(水) 21:55:23

>Special Thanks
 
合縁奇縁
いちごのつけもの
オーガニック
音連れ
俺部誌。
--甘美に蕩ける--
kinkyboy
That's what I'm counting on
三文芝居の幕間。
終末わ・を・ん。
自由を好む風唄い
純白ロジック
消失サンプル
すぺる。
大虚の凱歌
濁流に溺れる
つぶあん。
てのひらの星
てんとてん
Du bist mein Schatzt.
荷台
二度打ちしんどい
ねじまき
花の元にて
ハローサマー。
ブルームーン
平行線
Magnet.
四つ葉のクローバー
Rhapsodies.
ルチカ

手紙をくれた乾先輩
同棚にあった橘妹
段ボールの乾先輩

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82 :海堂薫
2016/02/29(月) 23:59:32

 2/29

 アンタの心が満たされますように。
 それだけが俺の願いだ。

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81 :海堂薫
2016/02/29(月) 21:13:07

 登校中に姿を探す。
 その姿を見付けるだけで頬が可笑しな動きをする。

 待ち伏せを考えたが隣には既に菊丸先輩がいた。
 やたら視力のいい先輩が目聡く俺を見付けて声を掛けてきたが会釈一つで乗り切った。
 …このタイミングは違う。

 当然昼休みは駄目だ。大勢に囲まれてんのが想像できる。

 結局放課後までラケバに入ったままだった。
 部室に着くと想定内の光景が広がっていた。
 桃城の時と違って賑やかっつうよりは穏やかな空気が流れている。
 談笑の声の隙間を縫って足元を見りゃ、終えたばかりのバレンタインを彷彿とさせる紙袋が幾つも。
 できれば手渡しが良かった。だが背に腹は代えられねえ…
 ラケバを開いて中から包装されたそれを取り出す。片手に収まるサイズが功を奏した。
 軽くバンダナで覆いバンダナしか持ってねえぞフェイクをかましながら今日のトレーニングメニューが掛かれたボードに近付く…目標まで残り2m…1m…0距離、今だ。
 先弾バンダナを床に投下…おっと落としちまった…拾う…すかさず手にした物を紙袋へ投入。

 我ながら完璧だった。
 達成感で片手が拳になる。
 屈みから姿勢を戻し顔を上げると、大石先輩が菩薩のような眼差しで俺を見ていた。

 時って……本当に止まるんだぜ…



>>
 誕生日プレゼント:アクアリウムを模したスノードーム型の瓶に小指の先サイズのマリモ一つ入り。

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80 :海堂薫
2016/02/28(日) 18:16:57

 俺が俺のままだったら多分何も始まらなかった、と思う。
 過去を切り売りするみてえな真似をした事で失ったもんがあるのは確かだ。
 言うなれば……信念みたいなものか。
 大多数にとってはどうでもいい部類。それでも拘ってきた。
 俺である為に。自分を守る為に。

 その感情を「知っている」「分かっている」
 口にしなけりゃ果たして振り向いたのかどうか。

 失った事を後悔していない。硬くなっちまっていた鱗が数枚…剥がれた所でまた再生されるだろう。
 引き換えにもっと大事なもんを手に入れようとしている。
 俺自身より守りたい物。

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79 :海堂薫
2016/02/28(日) 11:32:31

 音楽に疎い。
 特に流行歌なんてのは全く分からねえ。
 そもそもテレビを余り見ていない。だから世間の流れに乗り遅れる事が多い。
 誰かとの会話の為に少しは情報収集をするべきか。

 葉末がCDを持ってきた。
 いつになく真顔で、聞いてみてほしいと言って渡された。白い服を着た女が一人、ギターらしきもんを持って座っているジャケット。
 部屋に戻ってパソコンに投入。聞いてみた。

# ~~しちゃったんだ  ~~気付いてな~いでしょう

 曲の良し悪しは割愛。
 改めて歌詞カードに目を通す。
 葉末よ……何故これを俺に……まあ、しばらく借りておく。

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78 :海堂薫
2016/02/27(土) 20:33:44

 春が来る。
 桜の季節が近い。
 空気が変わってきてんのが分かる。

 春は苦手だ。(温い気温、虫が起きる、花の粉が飛ぶ)
 夏も苦手だ。(ガキの頃より暑い、倒れるヤツが増える、体力の消耗が激しい)
 秋と冬が好きだ。(冴えた空気、夜の空、別れと出会い)

 四季がある国に生まれて良かった。
 完全な独り言。

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77 :海堂薫
2016/02/25(木) 23:54:22

 面を合わせて話をした。
 俺が調子付いていた事も思い知った。色々と勘違いもあった。
 けど俺はこのままでいいと言ってもらった。(変わってくれと言われても変われねえが、)

 同じ人間はいない。
 どれだけ感覚が似ていようと、自分とは違う。
 感覚の類似だけならまだまだこの世界に五万といるんだろう。
 この先でもっと自分に近い奴が現れるのかもしれない。
 だが、今はもういい。
 出会う為に息を続けてきた。
 この魂に触れる為に俺は存在していたんだと、本能が感じた。

 恋愛脳も浮かれ○○○も全部俺が引き受けてやるよ。
 テケットくらい気にすんな。

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76 :海堂薫
2016/02/24(水) 22:35:04

 連絡用に、と親に買い与えられた携帯に時計代わりの使途以外で電源が入る事は極稀だ。
 数日先を見込んでいただけに新着を知らせるメッセージを見てもまだ半信半疑だった。
 思考をフリーズさせたまま認証を済ませ画面を起動させる。
 本文に目を通した途端、体が動いた。

 全力疾走の後の息の乱れで肩が弾む。
 指定先のコートに到着したが、人の姿は無かった。一頻り荒い呼吸を繰り返す間も目を凝らし周囲を探ってみたが、やはり誰の影も見えない。
 手にした儘だった携帯の画面を再び起動させて……、今日が水曜だった事にようやく気付いた。
 (…危ねえ…前日入りするところだったぜ…)
 力の抜ける思いに長距離ダッシュ後の足が崩れそうになったが堪えた。
 思考回路が通常に戻った所で、届いた本文に三度目の視線を落とす。

 夜のロードワークって…俺が21時頃から走ってんのを知ってるんだろうか。時差があるように感じてたんだが…まあいい。
 今日は水曜で…明日が木曜…つうか…、……何て返信すりゃいいんだ。
 「分かった、は失礼だろうし…分かりました、じゃ固えし…。わか…わか…」
 返信に手間取って体が冷えてきた。
 たった一言を返すのに何分掛かったのか指先が冷え過ぎて痛みを訴える。帰ったら即風呂だな…

>>
・純白ロジック、不二先輩
 「了解っす」

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