Liebe ≠ Vollen Magen
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隣の芝生ばっか見ている。いつまで経っても俺はどこにも行けなくて、最近は無気力レベルだけが上がって仕方ねえわけで。動いても動かなくてもきっとその結果は変わらなかった。人の気持ちなんて変わらない方がおかしかったってのに。
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一つ一つ遠ざかっていく。お前と過ごした日々も、お前と話した言葉も、お前の温もりも全部。ふと思い出す俺はただお前に会いたいのに、そんなことを口にしたところでどこにも届きはしないんだ。
お前は今、幸せでいるのだろうか。俺ではない誰かの隣で、幸せでいるのだろうか。
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長い、長い夢を見ている。覚める気配のない長い夢。幸せとはなんなんだろう。俺は今、幸せなのだろうか。
分からない、分からない。
空を切る手は相変わらず冷えきっているけれど。
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幸せってのは、その分悲しみも比例して大きくなるもんだった。オレの場合はだけど。些細なことで勝手に傷付いて落ち込んでる自分が滑稽に思える。
幾らボロボロになったところで、オレはこのままここに居座り続けるしかねえんだよ。