▽ 指を絡めるだけの簡単な仕草で君を捉えて。そんな事も出来なかったあの時の自分は単に弱かっただけなのだろう。今はこんな風に、大事な人と手を取り合えるのに、脳裏に過る思い出が、冷たくて。暖めて欲しいと願うのは、我儘だろうか。そっと埋めてよ、僕の鼓動を。

▼ 見に来てはいるんだけど、上手く言葉が出て来ないもんで。ネタっていうネタがねぇ。こう云う場所に居て、此の理由が一番寂しい気が…一つ有るとすりゃ、昔の記事を見直しててああこん時こんな事言ってたんだ、何て思い返していた事ぐれえか。テンションおかしくねえか、って突っ込みたくなるレベルだぜ、アレ。読んでからのザ・真顔。約一ヶ月と半で終止符を打っちまった物に対しては最早何とも言えず、感覚的には自分の中で無かった事のようにしちまって、あの時どうこうだった、みたいに思い出す事が出来ずにそっとデリート。背を向けて去って行っちまった奴が2名程、俺には繋いでおく事が出来なかった。何だかんだお互いに何処かで笑って過ごして居るのなら、それはそれで良い事なんだろうな。

▽子供の様な鬼ごっこ。鬼は俺が遠くに行くまで、待っててくれるんだろうか。それとも俺は鬼を勘違いしているか。時期を見ては俺に触れに来るのか、一緒に追い掛けられるのか。不安に成れば振り返ってしまうから、早く、早く掻き消して。

▽ 空いていると、こんなにも寂しいんだね。君に伸ばす指先が冷めていくの。「明日にはまた会えるの、？」小指絡めた約束も、いつかは冷え切らないように。もっと夢中にさせて、不安にさせて、溺れさせて、好きにさせて、私が目を離さないように。そんな風に考える私は、卑しく醜い、汚らわしいおんなのこかな。

▽ テンポが掴めない歌も二人で歌えば何とかなるのか。そんな歌に紛れて感情を吐き出しちゃったりして、互いのテンポを掴めるの、？君が悲しい顔をして、狂っちゃうなら、僕は一人で続けるよ。君の分だって埋められるさ。だって僕らは、似ているからね。