八面玲瓏 「欲張りは、お嫌いかしら?」 |
>>2,0 詳細 / >>3,0 本棚 |
梅雨空
ぽつぽつと空から落ちてくる雨が、とっても綺麗。雨が嫌い、だとか、憂鬱だとか言う声を沢山聞くけれど、アタシはとっても好きなの。何だか世界を洗ってくれている様な気がして、空気が澄んでゆく。空は、梅雨に貯めていたモノを全て出し切って、夏と言う輝かしい笑顔の様な天気をアタシ達に向けてくれるんだもの。空だって、きっと色々あるのよ。ね?そうでしょう?今は少し落ち込んでいるけれど、今に眩しい笑顔を見せてくれるわ。
ただいま、何時もの、アタシ。
休息
梅雨の合間の晴れ間。泣き疲れちゃったのかしら、とっても素敵な笑顔ね。それとも、もう平気なのかしら?それはそれで何より。勿論、元気が一番だもの。
でも嫌あね、もう邪魔ならそう言ってくれれば良いのに。それならとっとと手を引くわよ。ああ、それとももしかして貴方も優先順位で動く人なのかしら?御免なさいね、アタシ、そういう人大っ嫌いなの。要らないならとっとと捨てて頂戴。バカ。
円舞曲
窓を、屋根を叩く雨。少し五月蝿いくらいの雨音に目を閉じて眠った昨日。深い眠りの中でぼんやりと浮かび上がるのは、友人達。夢には何か意味が有ると言うけれど、貴方達はアタシに、何を伝えに来たのかしら。とか言って、ただ単純にアタシが会いたいだけなのかも知れないけれど。
雨が空から落ちてくる感覚が好き。傘も持たず、空を仰いでじぶんの上に降り注ぐ雨を眺めるのが好き。世界が、ぐるりと回った気分になって、何だか可笑しくなってくるんだもの。
何も手がつかない。何も出来ない。何も、考えられない。ぐるぐるして、頭から離れない。何、何なのよ。
ねえ、どうして。アタシは、