誕生日おめでとう。
来年も再来年もお前と一緒に過ごしたい。

考えて考えて考え抜いて、そらもう三日前くらいからずーっと考えて。そんでも、結局出てきた言葉はおめでとうの一言やった。
いや、簓への気持ちなんて書き出したら止まらんし。軽く文庫本一冊分にはなるんやないかっちゅー自信はある。なんの自信やねん。恥ずいこと言わすなや。
…でも、なんやそんなんよくよく考えてみたら…飾り立てすぎて自分をよく見せようとしとるように感じて。いや、いや本心やで？誓って本心やねんけど…伝われ。意味。

せやから、取り敢えずはまぁシンプルにおめでとうの一言を。
複雑に重なり合って固まったり溶けたりを繰り返して腹の奥底に溜まった感情、言葉で表しきれんしな。おめでとう、生まれてきてくれてありがとう。愛してる。今度は絶対に死んでも離さんから最期までそばにいさせてくれ。


………まぁ、そんな感じで。
🥺

かわええかわええ言い続けとったら相方が可愛くなった話。
客観的に、客観的に見たらの話や。ふにゃっとしたうっさんくさい笑顔のヒョロガリ男を可愛く思うなんて空からでっかいタライががっしゃーん落ちてきて頭でも打ったんかー言う話やんか。でも俺にとっては堪らなく可愛くて、愛おしくて、ああこいつとなら一緒に死んでもええかな、って思うんやから。不思議なもんやわ。
そんでまーかわええかわええと毎日毎日言い続けとったら、あれこいつ昨日よりもかわいなってへんか？なんやようわからん知らんけど目元がうるうる輝いて見えるなとか俺を呼ぶ声が主人にじゃれつく猫みたいやとか、かわええなと思うところが増えていく・更新されていくんやわ。なんやねんこの現象。俺は魔法使いやったんか？いや童貞ちゃうし30にもなってへんけど。おかげさんでどんなに忙しくてもお互い時間作って大体週に2～3回はハッスルさせてもろてますけどーてやかましいわ。
話が逸れすぎた。まぁな、何が言いたかったかっちゅーと、ウチのはなんでこんなにかわええんやろか。なぁ。どう思います、有識者の皆様方ー言うて。恋は盲目？ええやんけ、上等や、俺はこいつのことだけ見てたいんやから丁度ええわ。

#追伸。
簓へ。勢いだけで書いたから誤字っとったら直しておいてくれ。俺より。
>二ヶ所直したで！褒めて！
↑偉い。おおきに。愛してる。
>あ！い！し！て！る！！！！(後で虹色に光らせとくわ)(光らせた！)

あ。本棚への追加ほんまにありがとうございます。改めて簓から多分お礼を言うとは思うんやけど、…こういうのん、任せきりにしとるわ。あかんな。俺もコミュ力っちゅーもんをつけな。

生徒の前ではしゃっきりした大人にならなってかっこつけとるわけやけど(授業中はまーそれがガッタガタんなっとるが)簓の前ではしょーもないひとりの男になってまうわけで。
きらっきらと無駄に周辺を照らすお日さんみたいなあいつを目の前にすると、自分の情けない部分やとか…所謂影の部分が色濃く浮き出る。嫌でも「簓は特別」で「俺はその他大勢」なんやと思い知らされる。(それについては納得しとるし、今更喚き散らすでもなんでもあらへんのやけど。)

ぽろっと漏れ出た不安…いや、芽吹いとらん種みたいなもん。それを見逃さずにあいつは拾って、なんて言うたと思う？
>『お前が！！いっちゃん！！最高にサイコやで！！！！』
………いやおもんないし、ちゅーかサイコってなんやねん褒め言葉ちゃうし。何？あいつにとっては褒め言葉かなんか知らんけど！…しょーもな、って鼻を鳴らした後、ふと心が軽なっとんのに気づいて、ほんの少しだけ悔しくなった。