無人島生活を始める人がたくさんいるのを眺めて、楽しそうだなあって気持ちはあるものの、じゃあ自分もしようかな？とは思わないのが俺です。俺は元々すっごい飽き性で、何かを長く続けたことがありません。熱しやすく冷めやすいまるで現代の日本人みたいな性格なんですよね。ポ／ケ／モ／ンを買ったばかりの頃は黙々とやり続けてましたけど、一緒にやってくれる人がいなくてやめちゃいました。図鑑揃いませんし、一振りでレ／イ／ド／バ／ト／ルやってても運要素が強いですもん。ときたまスイッチを入れようかと思うものの、気分が乗らずに放置したまま。厳選するとかなんとかするタイプなら永遠に遊べるんでしょうけど、一通りやったら面倒臭がりの俺は満足して終了です。山／姥／切さんとか物／吉とかに買って一緒に遊びましょう！と言ったことはあるんですよ？買ってくれませんけど！そういうとこですよ！俺も買いませんけどね！言われたところで！ゲームをするのは嫌いじゃありませんが、どちらかというと兄弟たちがやっているのを後ろから眺めて茶々を入れている方が好きです。
まあこんな俺でも？一時期は一緒にゲームする友達を作ろうと思ったこともあるんですよ。でも、頻繁にゲームはしませんし、毎日なんてする気になりませんし、とかなんとか考えてたら機会を逃しました。一緒に遊ぶ友達が欲しいくせに、その友達と遊び続けるビジョンが見えない。
なんでも飽きちゃうのが駄目なんですよね。わかってます。でも、そんな飽き性でやる気のない俺と物／吉は、今日も変わらず仲良しなんですからそれでいいんじゃないかな、とも思うんですよ。

いいこと言って終わりました！

さて、すっかりとこの日記帳のことを忘れていたのですが、物／吉と「日記帳のこと忘れてません？」「忘れてた……」「ですよねぇ」と言う会話をしたおかげで思い出しました！

さて、相変わらず「暇ですねぇ」「楽しいことないですか？」「見つかってたらやってますよぉ」「だよなぁ」と無益な会話を繰り返す俺たちです。来年には楽しいことを見つけると言っていたのはどこのどの刀なんでしょうか。今年の目標をアマゾンの奥地へ行かない、に設定した俺たちは謎を解き明かす為に南米へ向かった――。行き先が変わっただけでやることは何にも変わっていない俺たちです。

そうそう、最近は積極的に友刀探しをするなどしていますが、そちらも上手く行っていないのが悩みの種。

「友刀ほしい」
「友刀ってどうやって作るんですか？」
「友刀募集すればいいんじゃないですか？」
「どうやって募集するんですか？」
「【急募】【友刀】って札を立てればいいんですかね？」
「可哀想な子だと思われますよ」
「【急募】目標：脱引き籠り刀【友刀】」
「可哀想……」

俺たちは今年も賢くはなれないみたいですね！

「物／吉！楽しいことしよう！」
「いいですよぉ。なにしますか？」
「楽しいこと…楽しいこと…？」
「鯰／尾くんにとって楽しいことってなんですか？」
「出陣！！！！」
「あ〜〜〜！！出陣は禁止です〜〜〜！！！！」

鯰／尾くんは楽しいことを求めてボクのところに突撃してくるわりに、無計画なので困ります。出陣が楽しい気持ちはわかりますけどぉ、それ以外じゃないと二振りではできないでしょう。
この手の会話をするのはいつものことで、退屈した鯰／尾くんに突撃をされ、楽しいことを考えているだけで無益な時間が流れていきます。楽しいことってなんでしょうね？ゲームをするとか、漫画を読むとか、そういった『楽しいこと』に区分される物事はわかっていても、それをするだけではどこか満たされない心というものの難しさ。楽しいことを求めて迷走した挙句、アマゾンの奥地へ向かってしまうのをいい加減どうにかしたいと思って、もう一年にはなるんじゃないでしょうか。一年間楽しいことを見つけられていないのは一周回って凄い気がします。
まぁ、頭を空っぽにして会話しているだけでも楽しいんですけどねぇ。ボクも鯰／尾くんも何も考えてないので会話がどこにも向かいません。終着もしません。気のおける相手と言えば聞こえはいいですが、恐らく、お互いに適当なんですよ〜。だから、無計画に何かをしようとしてしまう…。何も始められませんけど。
というわけで、来年には楽しいことを見つけたいです。

「すぐアマゾンの奥地に行っちゃうんですから〜！」
「もうっ！直ぐにアマゾンの奥地に行っちゃう！」
「同じこと言ってますねぇ」
「今回のタイミングもばっちりですね！」
「ボクたちはふたりでぷいきゅあですからね〜」
「ふたりはぷいきゅあ～～～～～っ！！！」
「ぷいっきゅあぷいっきゅあきゅあ〜！！！！」
「次回、ぷいきゅあ第1987話。【ぷいきゅあ、アマゾンの奥地へ】俺たち「次回も、正気を失って行こうね！」」

……来年のボクたちはもう少し賢くなれるといいですねぇ。

楽しいことがしたいですね！と鯰／尾くんと話す日々を続けていたら、いつの間にか梅雨入りをしてました。鶴／丸さんではありませんが、驚きですよねぇ。そうこうしている間に、あっという間に夏が過ぎて秋が来そうだなぁと思います。
ボクも鯰／尾くんも、降り続く雨にも負けず出陣に精を出しています。濡れると動きにくかったり泥濘に足を取られたりしますが、ボクが幸運を運んでいるのでその辺りはノープロブレムってやつです！それに、濡れることについては、日頃から血の雨を浴びてるわけですし、血よりも雨の方がましですよね〜。

そんな話をしながら、相変わらず、梅雨も楽しいことを探す日々です。