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┗419.王子の嫁入り。
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それだけエーリヒが魅力的だということだろう。 (初めて見たときの衝撃や、図書館での出来事や、ハンカチの刺繍などさまざまなことがどんどんと思い出され、どんどんと表情が緩んでいくのも止めることなくつぶやいて) 確かに、これは奇跡なのかもしれない。だから…エーリヒがもうしたくないということはしなくてもいい。ただ、傍にさえ居られれば……

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