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480.愛は惜しみなく【2】
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…それはそれで、少し残念な気もするな。 (こちらの言葉を受けての彼の返答は至極真っ当なものだったが、これで終わりと言うのも何だか名残惜しく感じてしまい自分の欲深さに苦笑を浮かべつつ胸中を吐露するに留めて眠りに落ち。そして迎えた朝、枕元に置いたスマホのアラームが鳴るよりも少し早く目が覚めるといつの間に抱え込まれていたのか彼の腕の中にいるのが分かり、思いがけない事態に双眸を何度か瞬かせるもすぐに表情が綻び、時間に余裕もあるため暫くこのままでいようと恋人の寝顔を愛おしげに眺め)
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