スレ一覧
┗降る花の色(11-20/101)
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20 :
に/っ/か/り/青/江(刀_剣_乱_舞)
2016/09/12(月) 08:51
視界がぶれる。
光がぼんやりと霞むように見える。
うんうん、これはこれで綺麗な世だねぇ。
身体は何だか重たくていつものようには動かないけれど、やたらと頭がよく回る。
耳と頭の奥が熱い。眠たい。
はじめて、だよ。こんな経験。
ふふ、肉の器って不思議だなあ。
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19 :
に/っ/か/り/青/江(刀_剣_乱_舞)
2016/09/08(木) 10:01
もしもあの時あの手を取ってあげていたら、
もしもあの時その身を抱いてあげていたら、
その身体は柔らかく温かかったのかな。
いつも変わらないひそひそと笑う声が、僕と言う刀の本質を突き付けてくるんだ。
なんて。
たまに忘れそうになっていけないねぇ。
僕は斬るものだ。どこぞの御神刀のように救うものじゃあない。
だから、これでいいんだ。
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18 :
カク(ONE PIECE)
2016/09/05(月) 21:20
太陽は気付きもせん内に沈む。
わしが手に掛けるまでもなく。
いつもそうじゃった。のう、
風は過ぎる。
花は枯れる。
じゃが、朝日は昇る事も知っておるよ。
わしの世界は、朝か夜か分からんわい。
…嵐はどこをほっつき歩いとるんじゃろう。
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17 :
に/っ/か/り/青/江(刀_剣_乱_舞)
2016/09/01(木) 23:46
春の間は花咲く木の合間に揺れていて、
夏の間は地面や水面に這いずっていて、
秋の近付く今は虫の声に混ざって聞こえてくる。
彼等もさ、よく分かっているよねぇ。
その時々で、皆の注意が向くところがどこなのか。
自らは確かに其処に在るのに、皆すっかり無視するんだもの。
寂しいのだろう。
だけどさあ、流石にこれは賑やかすぎる。
ね、君も感じるだろう?
うなじに掛かる生温い吐息を。
聞こえるだろう?
君の名を呼ぶ細い声が。
……なんてね。
怪談話の季節も過ぎたんだ、冗談だよ。ね。
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16 :
に/っ/か/り/青/江(刀_剣_乱_舞)
2016/08/31(水) 03:06
…夜の闇に紛れて、木々の隙間にちらつく星を眺めて、君の事を考えていた。
昼間の事を思い返す内に、君は僕を優しいと言うけれど果たして本当にそうなのか、って思ってさ。
参ったよ。なかなかに溢れ出てくるものだねえ、こうも汚い心がさ。
君ばっかり正直に話してくれていて悪いから、僕も仄暗いこれを記しておこう。
言うなれば、優越感。独占欲。偽善。
縁を多く持つ君が僕という何の変哲もない刀に狙いを定め、時に不器用ながら真っ直ぐに求めてくる。
元は鋼とは言え男の形を取った身だ、高揚するに決まっているよねえ。
君を許し、抱き締める事で、僕自身が神_剣だとかそういった類の綺麗なものになれたような気になるんだ。
昼間に語った綺麗な言葉は勿論本心。
それに隠れた僕の醜い心を知って、さて、君こそ幻滅するかな?
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15 :
に/っ/か/り/青/江(刀_剣_乱_舞)
2016/08/30(火) 03:37
簡単に言うと、君色に染まりつつあるようだって事さ。
君は水のようだと称したけれど、今は何だろう。君を知って徐々に変わってはきている。
井戸の底の、目に見る事すら叶わない暗い水面ではないかな。さて、そもそも水とも少し違うかもねえ。
(6:28)
なんて言おうか。諸々が落ち着くまでは留守にしてくれて構わない。
良い子で留守番しているよ。
>(12:39)
>泥水…いえ、泥濘に近いのやもしれません。
(12:50)
おやおや、やっぱり口を塞がれたいのかな。
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14 :
に/っ/か/り/青/江(刀_剣_乱_舞)
2016/08/30(火) 01:28
んー……んん?
こういうのに疎いって、おじいちゃんみたいで嫌だなあ。
(1:30)
あ。ああ…こういう事かあ。ここに馴染みのそれを宛がうわけだねえ。
ね、これが正解だろう?
>(1:40)
>はい、左様でございますね。
(2:03)
ふふ、良かった。無事学んだよ。
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13 :
に/っ/か/り/青/江(刀_剣_乱_舞)
2016/08/29(月) 12:22
出先から覗けないっていうのはなかなかに不便だねぇ。
不誠実?さて。
僕は都合の良い刀だよ。
いまいち僕を僕の中に見出だせない。
磨り上げでも何でもしてくれたらいいさ。
ね、僕が欲しいのだろう?
僕を、欲してくれるのだろう?
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12 :
に/っ/か/り/青/江(刀_剣_乱_舞)
2016/08/27(土) 02:43
ただいま、
おやすみ。
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11 :
に/っ/か/り/青/江(刀_剣_乱_舞)
2016/08/26(金) 02:56
例えば、都合良く君の記憶を消す事が出来たのなら。
例えば、君の心すらもこの両目で視る事が叶うのなら。
僕はきっと色々な事を恐れずにいられる。
きっと、もっと強く在れるのになあ。
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