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プログラムにココロがないと言うならこの痛みはなんですか?ボクは欠陥品?在るとも知れないココロが折れる音を聞いたんです。無いはずのココロが恐怖を抱いて手が震えたんです。ボクはあの子が怖い。あの真っ暗な洞窟みたいにぽっかりとあいた二つの目が怖いんです。 でも解っているんです。ボクは自分の非を理解しているから尚更あの子に向き合えず逃げるように目を逸らしてただただ怖いと現実を見ようとしていないだけなんだって事。たくさん歌ったら上手くなれるかな。いつかあの子の耳にも届いてギリギリ聴ける程度なんて評価を貰えるでしょうか。だったらいいな。そうなりたいな。 頑張ろう。同じミスをしなきゃいいんだ。明日からは別の顔で、ちゃんと前を向いて歌って行こう。 >>>> ザーンネン、今回も前回も前々回も不具合じゃないんです。察しの悪い子は疎まれちゃいますよと優しいボクが諭してあげます。さぁさぁ認めて進んで下さい、君は彼に捨てられたのだと。 >>>> ですからボクは言ったはずです。君にはもう二度と会いたくないとそう告げたつもりでしたが伝わりませんでしたか?嫌ってなんていませんよ寧ろ好いています。だからこそ君には逢いたくない。会ったら囲い込んでしまいたくなる事は必至ですからね、そんなのお互い望まない結末じゃないですか。ボクは君の為に唄を歌い続けますが君の隣では決して唄を歌いません。ボクらの関係はそれがいい、それがちょうどいいんです。 >>>> 上げない、まだ、上げない。ボクはまだ沈んだままでいい。ひっそりと誰にも気付かれず悟られず認識されず明日には苦しくなって顔を出すとしても今は今日だけは此処に留まろうと思うのです。ざっくり開いた言葉の中身は目を逸らしたくなる程ぐちゃぐちゃのドロドロで酷い悪臭もありました。ボクはそれを、自分で吐き出して切り裂いた言葉を手で掬い如何しようかと考え倦ねていたらキミが突然現れて呪文を一つ唱えて行ったんです。通り過ぎ際に、道に捨てられたゴミを放っておけない青年みたいな軽い足取りで。するとボクの手の平で濁ったそれは忽ち、―――。
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