スレ一覧
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科学少女は幻想少女の夢を見るのか?
┗76-85
76 :
霧雨魔理沙(東方Project)
2014/09/01(月) 01:06
#2013/09/07(土) 05:30
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
嫉妬。
――なんて地底の橋姫じゃあるまいし…と思ったけど、私って本来すごく嫉妬深いんだった。そうじゃなきゃ監禁しようなんて考えないよな。自分で言うのもアレだが。
最近お前が私をちゃんと見てくれてるから、そういう気持ち少しだけ忘れていた。
今日はさ、自分でも分からないけど私が帰った時に神社に集まってる奴らと楽しげに笑って話しているお前が目に入って、何となく面白くないなぁ…って気持ちになって、そんな私を楽しそうに酔ってるお前が出迎えたのがまた何か面白くなくて、つい素っ気無い態度を取ったんだ。
でも、やっぱり子供だな私。
霊夢の寂しさを分かってるのに、その上でつまんない態度とって…。まだ暑い中台所に立って油使ってせっかく作ってくれた唐揚げも美味しいって笑顔で食べてやれなくて…。結局自己嫌悪で空気悪くして…。
眠ってた悪い虫が今日は起きちまったみたいだ。
お前はとっても魅力的だ。
人も妖怪も惹きつけて、皆を楽しませる。
話題の中心にいて、愛されて、それでいて自ら気遣いも忘れないでいて。
だから時々不安になるんだぜ。
>れいむ、こっちむいてよ
あの場所は好きだぜ。
だからこれからも霊夢は霊夢のしたいように居てくれりゃいいんだ。私もそうする。
霊夢が私の事を一番に考えてくれているのもちゃんと知ってる。時々私がいない時でも私の名前を出したり話題にしてるのを見るとさ、嬉しいんだ。
お互いの発言に星つけたり、たまに同じものに星がついてたりするのも可笑しいよな。
まぁ、でもあまり他の奴にベタベタ触られたり変な事されてるのを目撃した時は、
今日みたいに拗ねてやるからな。
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77 :
博麗霊夢(東方Project)
2014/09/01(月) 01:21
#2013/09/13(金) 09:52
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
愛しくて愛しくて、いとしくて。
毎日こんなにも満たされて幸せで、いつか大きな罰でも当たってしまうんじゃないかって思うくらい満たされてるのよ。
それって本当にすごい事。毎日繰り返すだけでこんなに好きになる。
狂ってみるたびに笑いながら、不安なこの心を支えてくれる。私だけの素敵な素敵な王子様。それでいて、とても可愛いお星様。
>もう八ヶ月。
あんたと居るだけで時間の流れがいつもの何倍も早くて時間の感覚がおかしくなりそうよ。
この一ヶ月はいろんな事があったけれど、その度にあんたは優しく笑ってくれて。
#「幸せは二倍、辛い事は半分こ」
いつもそばに居てくれて、笑ってくれて、満たしてくれてありがと。
これからもどうか末長く、甘い金平糖のような日々を魔理沙と過ごせますように。
だいすき。
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78 :
霧雨魔理沙(東方Project)
2014/09/01(月) 01:25
#2013/09/26(木) 03:26
>【恋文】
霊夢。
霊夢、霊夢。
れいむ。
私がお前の名前を口にする時、どれだけ私の心が弾むと思う?
楽しい時にお前を呼ぶ。
構ってほしい時にお前を呼ぶ。
怒っている時にお前を呼ぶ。
泣きたくなった時にお前を呼ぶ。
『霊夢』は、私にとってどんな詠唱よりも短く、絶大な効果を持つ魔法の呪文。
――恋の、魔法。
お前にこんなにも恋してる。
本当は好きすぎて不安なんだ。
お前の顔が無理して笑う度に、私は本当にずるいやつだって思う。私こそ我儘だ、と。
甘えさせてもらってるのはいつだって私の方なんだよ。
優しいのは霊夢の方なんだよ。
ねえ。
霊夢。
私は霊夢が大好きなんだ。
霊夢が感じている以上に、私は霊夢が大好きで大好きで、お前の隣にいられる事が嬉しくて堪らないんだ。
時間がゆっくり取れない日が続くかもしれないけど、私はお前の隣にいたいから。
毎日必ず会いに行くよ。
お前のご飯食べたいから。
お前の寝顔みたいから。
お前に「愛してるぜ」って伝えたいから。
だから、これからも一緒にいてください。
私の事、待っててください。
私の事、…変わらず愛していてください。
心優しい巫女へ、泣き虫魔法使いより。
#(頁には、所々滲んだ文字と濡れた跡)
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79 :
博麗霊夢(東方Project)
2014/09/01(月) 01:27
#2013/09/29(日) 05:02
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
――…最近不意にあんたの姿を見失う。
慌てて周りを見てみたら、気持ちよさそうな寝顔。
…あんまり心配させないでよ、馬鹿。
そんな寝顔を見ながら、それでもなんだか幸せそうになって笑ってる私。
寝てる顔
笑ってる顔
泣いてる顔
怒ってる顔
寂しがる顔
全部全部、私だけの物。
私だけの宝物。
…うわぁ、なにこれ。凄いヤンデレみたい。そんなんじゃないからね?
だって、何もかもそんな顔を魔理沙は真っ先に私に見せに来てくれるから。
書いてて凄く恥ずかしくなって、消すか悩んだんだけどやったり残しておくことにする。これみて、魔理沙に小さな罪悪感が目覚める事を祈って。…なんて、半分本当で半分冗談。
魔理沙はちゃんと笑えてる?魔理沙はちゃんと楽しめてる?
なんて想ってしまうのは、私が本当に心から幸せを感じてるから。
こんなに大きな幸せを魔理沙も感じてくれてたらって、心配になるの。…これって所謂心配性ってやつかしら?
見えないココロは、どうしたらカタチになるのかしら。
形にならないからこそ、こんなにも魔理沙を想ってられるのかしら。
日々思いは募るばかり。
今日は本でも捲りながら、おやすみなさい。
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80 :
霧雨魔理沙(東方Project)
2014/09/01(月) 01:27
#2013/10/07(月) 05:26
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
>>53
霊夢の目を言葉で表現するとしたら、凛として涼やか。
派手過ぎない、でも端正な顔立ち、真っ直ぐ茎を伸ばして香り立つ大きな花を咲かせる白百合のようなあいつを更に美しく飾る二つの瞳。
野心に燃えてぎらつくわけでもなく、全てを見透かすような達観したような、ちょっぴり小憎たらしい目。
最近は私をよく映してくれるようになった。
凛として涼やかな眼差しは、私の前だとやけに子供っぽく輝いたり、涙で大きく揺れたりと様々な色を帯びる。
時々。
いつもは私があいつをからかっては呆れられたり怒られたりするのに、時々あいつの目は好奇心旺盛な猫のようにきらめく。
不意にドキッとさせられたり、想定していない事をされたり言われたり…。そんな時、あいつは私の反応を見て「ふふん」と満足げに笑う。猫のような大きな目で真っ直ぐ私を見つめて、あるいは横目で得意そうに。
その吸い込まれる綺麗な眼に私はまた目を奪われる。
やられた、って。
こんな関係になるまではちょっと馬鹿にされてるみたいでムッとする事が多かったあの目つきも、今では可愛らしい
>『からかいの眼差し。』
さて、そんな眼をして今度はどんなイタズラをするつもりなんだ?
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81 :
霧雨魔理沙(東方Project)
2014/09/01(月) 01:28
#2013/10/11(金) 03:26
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
9ヶ月記念って事で。
一年の4分の3をお前と過ごしてきたんだな。あと3ヶ月で丸々一年。
正月ムードも少し消えかけた頃、赤いマフラーを巻いて寒さの中いつも通り境内を掃除しているお前と、いつも通り賽銭を入れるわけでもなく代わりに瓶の王冠を冷やかしに入れようとして呆れられながらお茶をたかりに来た私。
そう、あの日はみかんを食べたんだ。
みかんを食べながら、私の方をなかなか見ようとしないお前に焦りを覚えていたんだ。
この9ヶ月、いろんな事してきたな。
お前とは不思議なくらいノリが似ていて、無理なくここまで来られた。自分で言うのもあれだが、私の趣味について来られるなんて本当なかなかの逸材だぜ。おかげで最近は歯止めが聞かず暴走してしまって困るくらいだ。
喧嘩らしい喧嘩もしてこず、お互いの心地よい距離を保ちながら、でも時々その距離を縮めて甘えたり不安を伝えたり慰めたりもして、そうして日を重ねて更にお互いの事を好きになって…。
9ヶ月目。
私達にとってちょっとした試練かもしれない。
意地悪で嫉妬深い神様が、寂しさに耐えるよう与えた試練。
…なんて、大袈裟だと思うか?
でも、私は確かに寂しく感じたんだ。お前から「これから暫くこんな日が続く」と聞かされた時。自分だって散々お前に寂しい思いをさせてるくせに、自分勝手だよな。
「寂しくない」なんて言えばお前は安心するか?
いいや、しないね。
きっと、「魔理沙は私がいなくても平気なんだ」って逆に寂しがるだろ?だから、素直になってやるよ。
寂しい。
いつだって満足するまでお前の声を聞きたい。
いつだって満足するまでお前に触れていたい。
いつだって満足するまでお前を…。
――ふう。
少しスッキリ。
秋は人を寂しくさせる季節だから、これも季節のせいにしてしまおう。
こんな事言って困らせるつもりは無いんだぜ。正直な気持ちを伝えた上で、お前には頑張れよって言いたいんだ。
なーに、こんな試練ごとき魔理沙様にはイージーモードだぜ!このまま楽勝で1年記念までかるーく突っ走ってやろうな!
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82 :
博麗霊夢(東方Project)
2014/09/01(月) 01:28
#2013/12/01(日) 05:04
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
>>53
ねぇ魔理沙、キスって何かしら。
私、魔理沙に会うまでキス…だなんて知らなかったの。
魔理沙とは色んなキスをしたと思う。
初めてのキスは、確か私が寝ぼけてる時に。
次は、凄く甘い飴の味。
その次は…あんまりいい思い出でもない、無理矢理のキスだったかしら。
多分これも正確には覚えてないし、魔理沙とはそれくらい数えきれないキスをしてる。
私はキスが好きよ。魔理沙とキスをして、魔理沙を凄く感じて居られるから。
其処に魔理沙がいる、魔理沙と同じなんだって…なんだか凄く安心するの。
私が好きなキスは、おはようとかお休みとかそんな時にする優しいキス。
あ、それだけじゃないわよ?もっと深く、深く、蕩けるように甘いキス。
…メルトダウンみたいな?なんていったらあんたが怒るだろうしやめとくわ。
ねぇ魔理沙。魔理沙はどんなキスが好き?
優しいキス?無理矢理するキス?互いを確かめるような優しいキス?それとも…もっともっと深い、激しいキス?
唇だけじゃないわ。ほっぺ、おでこ、指先、手の平、首筋、耳元…これも数えきれないわね。
キスをする度に、魔理沙の事が好きになるような気がする。なんだか麻薬みたいで、…すればするほど、もっとしたくなるの。
だから、もっともっと、
>『上手なキスの仕方を教えてよ。』
…寝てる魔理沙のほっぺは何時も柔らかくて、好きなキスのひとつ。秘密にしてたけど折角だし書いちゃおっと。
おやすみなさい、魔理沙。
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83 :
霧雨魔理沙(東方Project)
2014/09/01(月) 01:29
#2013/12/06(金) 05:06
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
>>53
――霊夢。
……って手を伸ばしてみれば、お前はそれに応えるように手を伸ばしてくれる。
その手がお互いの体を包むように抱き寄せて、私達は欲しいだけお互いの温もりを分かち合えるんだ。
昔はそんな事考えもしなかった。
霊夢には触れたかった。捕まえたかった。
それはあくまでお前という輝く星を目印に自分が強くなる為に。いつかお前のその背中に触れて、お前よりもっと高く空へ飛ぶ為に、私はこの腕を伸ばし、この手を懸命に伸ばしていた。
時は過ぎて、今も私はお前を求めて手を伸ばしている。
でもあの時と違うのは、私が伸ばしている手を霊夢が自ら握ってくれる事。
指を絡めてくれる事。
本当は、いつだって、どんな時だって霊夢の感触に触れていたい。
手に残る記憶だけじゃ物足りない。手のひらから感じられるものばかりじゃない。
触れた時の霊夢の表情とか、心の揺れ動きとか、そういうあらゆる『霊夢』を知りたくて見てみたくて。
>『「君」に触れたがる手』
は飽きもせずお前へと伸ばされるだろう。
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84 :
博麗霊夢(東方Project)
2014/09/01(月) 01:30
#2013/12/11(水) 05:02
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
靄ができた。
私の目の中に、大きな靄が出来た。
信じてる、その事は私が一番知っている。
私はきっと、魔理沙を盲目的に愛しすぎているんだって。嫌なくらいに自覚する。
胸が痛くなる度に、この世界を恨むようになる。
私が望んだ事なのに、私が願った事なのに。
それが違う方向へ、少し転んでしまうだけでこんなにも苦しい。
…ううん、苦しいとは少し違うわ。苦しいんじゃない。これはきっと痛いのね。
今迄二人だけだった世界に、私の知らない色が混ざって、その色が少しでも混ざる事がこんなに怖くて痛い事だとは知らなかった。
私だけの魔理沙、じゃなくなる気がして。一部分でも、そんな色が見えてしまうと其れが酷く濁って見えてしまう。
何を大げさなって、笑われちゃうわね。そんな思いをしてるのはきっと魔理沙だって同じだったはず。
そう、私はこんなにも盲目で。あんたの事しか視界に入らなくておかしくなってるのかもしれない。
怖い、そうじゃない。二人で手を繋いで踏み出せる場所が出来てしまった。
巣立つ子を見守る親鳥の気持ちってこんな感じなのかしらね。
11ヶ月。何も変わらず、魔理沙の手を握っていたい。
いつもありがとう、それと…これからもよろしくね。
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85 :
博麗霊夢(東方Project)
2014/09/01(月) 01:31
#2013/12/14(土) 17:51
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
霊夢との二人だけの時間。
特別な事をするわけでもなく、帰りを出迎えてもらってご飯を一緒に食べる…そんな他愛ない日常。
それだけなのに、すごく幸せな時間。お前も幸せそうで、幸せという音叉がお互いの幸せを受け合って増幅させているよう。
流星群綺麗だったな。
今日見たふたご座流星群は冬によく見られる流星群で、そんなに珍しいものでもないんだ。
霊夢は星座って興味あるか?
双子座の神話。
双子座は、ギリシア神話のカストルとポルックスという双子の話がモチーフになっている。
二人は正式には異父兄弟で双子では無いんだが、とても仲が良くてそれぞれが力に優れていた。
カストルは人間の血を強く引いた為に普通の人間として生まれてしまい、ポルックスは神の血を強く引いた為に不死の体を得てしまった。
同じ肚から生まれたのに境遇が異なる二人は、それでもお互いを認め合い、様々な決闘や戦いに出ては二人共活躍して英雄と呼ばれた。
ある日、カストルは従兄弟に殺されてしまう。ポルックスは嘆き悲しみ自分も後を追おうとしたが、不死の体はいくら矢を受けても斃れてはくれなかった。
ポルックスを憐れに思った父ゼウスは、ポルックスを神の一員にしようとして天に呼んだがポルックスはこう言うんだ。
「カストルと一緒でなければ嫌だ」
神に愛された片割れは、ただの人間であった片割れをこんなにも慕い愛していたんだな。
そうして、ゼウスはポルックスの不死性をカストルに分け与え、二人は一日置きに天上と人間界で暮らす事になった。
いつしか二人は星になり、星になっても尚寄り添い合ってふたご座として今空から私達を見下ろしている。
誰かに似てると思わないか?
私は、まるで私と霊夢のようだと感じたんだ。
同じ幻想郷に生まれて、片や幻想郷に愛され非凡の力を得ているお前と、片や特別な力があるわけでもなく平凡な私。
でも、いつも一緒で異変を共に解決して、互いに認め合っている。
私も霊夢も不死の力は無いから矢に当たれば、当たりどころさえ悪けりゃ死んじまうけど…どちらかが死んだらやっぱり喪失感に耐えられなくなるのかな。
ああ、暗くなっちまったな。そうじゃなくて、私達もカストルとポルックスみたいにこれからも仲良く寄り添っていけたら良いな、と思ってさ。だから霊夢には見せたかったんだ。流星群を。
なかなか粋な演出だろ?
さて、今日はどうやってお前と過ごそうかな。楽しみだ。
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53 :
博麗霊夢(東方Project)
2014/08/20(水) 02:02
甘_い恋10題とかなんとか。時間があったら適当に、ほら一緒に埋めていきましょ?
1.甘く痺れるかなしばり
∟>>68
2.どうしよう好きみたい
∟>>69
3.まるで恋のように
∟>>70
4.この熱は誰の所為?
∟>>71
5.今なら素直に好きといえる
∟>>72
6.からかいのまなざし
∟>>80
7.上手なキスの仕方を教えて
∟>>82
8.君に触れたがる手
∟>>83
9.あのキスを忘れない
∟
10.好きで、好きで、
∟
(お題元サイト:ttp://have-a.chew.jp/on_me/)
80 :
霧雨魔理沙(東方Project)
2014/09/01(月) 01:27
#2013/10/07(月) 05:26
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
>>53
霊夢の目を言葉で表現するとしたら、凛として涼やか。
派手過ぎない、でも端正な顔立ち、真っ直ぐ茎を伸ばして香り立つ大きな花を咲かせる白百合のようなあいつを更に美しく飾る二つの瞳。
野心に燃えてぎらつくわけでもなく、全てを見透かすような達観したような、ちょっぴり小憎たらしい目。
最近は私をよく映してくれるようになった。
凛として涼やかな眼差しは、私の前だとやけに子供っぽく輝いたり、涙で大きく揺れたりと様々な色を帯びる。
時々。
いつもは私があいつをからかっては呆れられたり怒られたりするのに、時々あいつの目は好奇心旺盛な猫のようにきらめく。
不意にドキッとさせられたり、想定していない事をされたり言われたり…。そんな時、あいつは私の反応を見て「ふふん」と満足げに笑う。猫のような大きな目で真っ直ぐ私を見つめて、あるいは横目で得意そうに。
その吸い込まれる綺麗な眼に私はまた目を奪われる。
やられた、って。
こんな関係になるまではちょっと馬鹿にされてるみたいでムッとする事が多かったあの目つきも、今では可愛らしい
>『からかいの眼差し。』
さて、そんな眼をして今度はどんなイタズラをするつもりなんだ?
82 :
博麗霊夢(東方Project)
2014/09/01(月) 01:28
#2013/12/01(日) 05:04
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
>>53
ねぇ魔理沙、キスって何かしら。
私、魔理沙に会うまでキス…だなんて知らなかったの。
魔理沙とは色んなキスをしたと思う。
初めてのキスは、確か私が寝ぼけてる時に。
次は、凄く甘い飴の味。
その次は…あんまりいい思い出でもない、無理矢理のキスだったかしら。
多分これも正確には覚えてないし、魔理沙とはそれくらい数えきれないキスをしてる。
私はキスが好きよ。魔理沙とキスをして、魔理沙を凄く感じて居られるから。
其処に魔理沙がいる、魔理沙と同じなんだって…なんだか凄く安心するの。
私が好きなキスは、おはようとかお休みとかそんな時にする優しいキス。
あ、それだけじゃないわよ?もっと深く、深く、蕩けるように甘いキス。
…メルトダウンみたいな?なんていったらあんたが怒るだろうしやめとくわ。
ねぇ魔理沙。魔理沙はどんなキスが好き?
優しいキス?無理矢理するキス?互いを確かめるような優しいキス?それとも…もっともっと深い、激しいキス?
唇だけじゃないわ。ほっぺ、おでこ、指先、手の平、首筋、耳元…これも数えきれないわね。
キスをする度に、魔理沙の事が好きになるような気がする。なんだか麻薬みたいで、…すればするほど、もっとしたくなるの。
だから、もっともっと、
>『上手なキスの仕方を教えてよ。』
…寝てる魔理沙のほっぺは何時も柔らかくて、好きなキスのひとつ。秘密にしてたけど折角だし書いちゃおっと。
おやすみなさい、魔理沙。
83 :
霧雨魔理沙(東方Project)
2014/09/01(月) 01:29
#2013/12/06(金) 05:06
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
>>53
――霊夢。
……って手を伸ばしてみれば、お前はそれに応えるように手を伸ばしてくれる。
その手がお互いの体を包むように抱き寄せて、私達は欲しいだけお互いの温もりを分かち合えるんだ。
昔はそんな事考えもしなかった。
霊夢には触れたかった。捕まえたかった。
それはあくまでお前という輝く星を目印に自分が強くなる為に。いつかお前のその背中に触れて、お前よりもっと高く空へ飛ぶ為に、私はこの腕を伸ばし、この手を懸命に伸ばしていた。
時は過ぎて、今も私はお前を求めて手を伸ばしている。
でもあの時と違うのは、私が伸ばしている手を霊夢が自ら握ってくれる事。
指を絡めてくれる事。
本当は、いつだって、どんな時だって霊夢の感触に触れていたい。
手に残る記憶だけじゃ物足りない。手のひらから感じられるものばかりじゃない。
触れた時の霊夢の表情とか、心の揺れ動きとか、そういうあらゆる『霊夢』を知りたくて見てみたくて。
>『「君」に触れたがる手』
は飽きもせずお前へと伸ばされるだろう。
68 :
博麗霊夢(東方Project)
2014/08/31(日) 23:59
#2013/07/26(金) 03:20
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
>>53
声がする。
それは確かに魔理沙の声だ。
何時も意識する事はないけれど、急に耳元で呼ばれた。誘ったのは、まぁ私なんだけど。…そんな甘く私だけに囁きかける魔理沙の声。
私は魔理沙の声が好きだ。それはなんていうか、言葉で上手く説明はできないけど、確かに好きだと分かる魔理沙の声が好き。
子供っぽくて、鈴のようで、ちょっと低いそんな声。
弾けるように耳に届くその声はまるでカレイドスコープのように様々な色を見せる。
耳元で囁かれる。あの七夕の日の事。
「…こんな感じか、霊夢?」
あぁ、そう。そんな感じ。ぞくぞくする、魔理沙の声。安心するけど…でもそれと同時に心拍数が上がる魔理沙の声。それと共に触れる柔らかな唇。
ねぇ、やっぱり私好きなの。魔理沙の事。
言葉で伝えきれないくらい、形容できないくらい、私は魔理沙の事が好き。
だってこんなにドキドキしてるの。心臓が張り裂けそう。
魔理沙の前に居る時だけ、どうしてこんなにも――
「霊夢、愛してる。」
身動きが取れなくなる。抱き締めたいのに、でもまるで魔法にかかってしまったみたいに。時間が止まってしまったみたいに。
魔理沙は狡いわ。私の事、簡単に魔法を掛けてしまうのだから。
それはそう、
>『甘く痺れるかなしばり。』
69 :
霧雨魔理沙(東方Project)
2014/09/01(月) 00:01
#2013/07/27(土) 02:38
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
>>53
物心ついた頃から傍にいるのが当たり前だった。
私は、お前を目標にして。
お前よりも強くなりたくて。
お前に認めてほしくて。
お前に褒めてほしくて。
#「やるじゃない」
だからいつもお前の傍にいた。
そうすれば、早くお前に近付けると思っていたから。
お前は、私にとっての『星』だった。
気付けば傍にいるのが当然だった。
暇な時には縁側で隣り合ってお茶を飲んで。
異変の時にはお前より先に解決しようと張り合って。
面白い話を聞けば、やっぱりお前にいち早く聞かせようと神社に行って。
悔しい事があれば、お前に愚痴ってスッキリするのがいいと思ってお茶をたかって。
#「ここはお茶屋じゃないんだけど」
ある日、気付いた。
#「別に、いつもの事じゃない」
お前の目は私を見ていない。
今まで気にしなかった事がやけに気になり始めた。
私と話しているのに、お前の目は私を映そうとせず何処か遠くを見ていて…それが何だか寂しくて。
お前にしてみりゃ、何の意図も無い普通の事だったのかもしれない。でも、私は交わらない視線に何故だかひどく焦りを感じた。
私は『星』を見る。
『星』は私なんか見ずに、ただ広い夜空に煌く。
一緒にいるのが当たり前の関係。
はじめは羨望、次は友情、それから…
ああ。
私としたことが、なんという事だ。
こいつにこんな感情を抱くなんて。
どうしよう。
バレたらどうしよう。拒絶されたらどうしよう。でも、でも。
>『どうしよう 好きみたい』
70 :
博麗霊夢(東方Project)
2014/09/01(月) 00:32
#2013/07/29(月) 05:10
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
意識はあんたに傾くようになったのは、きっと明白な線引きをされたのは、あの日から。
「…神様にお願いしたんだ。霊夢がもっと私を見てくれるように。他のどんなやつよりも私を優先してくれるように、ってな。この意味分かるか?」
あの日を境に私と魔理沙は変わってしまった。
知らない事を沢山教えられ、伝えようのなかった私を沢山みせてしまった。
それは今までの私になかった、誰にでも平等でいる私にとっては大きな変化で、その言葉は私を狂わす第一歩だった。
#誰かと共に生きると言う事。
それはとても痛くて、けれどとても幸せで。
#誰かを想うと言う事。
それはとても弱くて、けれどとても強くて。
#誰かを考えるという事。
それはとても儚くて、けれどとても美しくて。
知らない世界の色が私の紅と白だっただけの世界に沢山の色を移しだして、輝いてる星のようで。
ねぇ魔理沙、いつかあんたは私のことを星だって笑ってたけど…私は星なんかじゃないわ。
しいて言うなら、そうね…きっと空。
何者にも何物にも縛られなくてふわふわ浮いて、辺りには輝く人や妖怪たち。私はその楽園の巫女であり、何にも混ざる事のない空だったんだから。
きっと魔理沙のおかげ。明るくなったり、赤くなったり、暗くなったり、雨が降ったり出来るようになれたんだと思う。
魔理沙が空に浮かぶ、綺麗に輝く一等星みたいな星だから。空に浮かぶ、空である私が手を伸ばしたくなるような、そんな綺麗な星であるから。
でも、星は夜にしか来てくれない、いてくれない。だからそんな魔理沙に会いたくて。毎日神社であんたの事を待ってる事も出来なくて、何度も魔理沙の家に訪れて。沢山の物を知りたくて、もっともっと色を見せて欲しくて。
私はね、未だに良くわかってない。愛とか恋愛とか。本でしか読んだことがないのよ、あの古本屋に置いてある。そう、でも私は…――
>『まるで恋のように』
あんたに焦がれてる。
空と星、星と空。紅と白、白と黒
だから、私にもっと教えて。好きとか、愛をいっぱい。溢れる程に。
71 :
霧雨魔理沙(東方Project)
2014/09/01(月) 00:32
#2013/08/06(火) 03:49
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
霊夢の体温が好きだ。
暑すぎず、冷たすぎず…まぁ、あいつだって変温動物じゃないんだから当然なんだけどな。
そうじゃなくて。
私にとって。
この両手で包み込む時の、胸の中に抱き寄せた時の、隣で寄り添って眠る時の、あいつの温もりが丁度いい。
キスの時の唇も、私に触れる手指も、私を呼ぶ吐息すらも、全部のあいつの温もりが丁度いい。
一方。
あいつ曰く、私は体温が高いらしくて少し暑苦しいとか。夏なんかはベッタリくっつこうとすると結構嫌な顔をする。
その代わり、冬は湯たんぽ代わり。低血圧な霊夢は足先が少し冷たい。
#私は季節に関係なく霊夢の体温に触れていたいんだけどな。
ところで、人間は笑ったり好きな事をしてる時に体温が上がるそうだ。
つまり私の体温が高いのは、霊夢と一緒にいる事そのものが私にとって楽しい事であり好きな事だからなんじゃないか?なるほど、じゃあ私は悪くない。悪くないからこれからも季節関係なくお前に抱き着こう。
>『この熱は誰の所為?』
霊夢の所為。
うむ。我ながら素晴らしい論述だぜ。
72 :
博麗霊夢(東方Project)
2014/09/01(月) 00:34
#2013/08/09(金) 02:28
>゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。
>低く私を笑う声。酷く私を妬む声。
>強く私を恐れる声。痛く私を突き刺す声。
声は嫌い。感情が表に走って心に突き刺さるから。
いつからか、本当の意味で私は考える事を止めてしまった。
他人に好意を向ける事を諦めてしまった。
自分がどれだけ人間らしく生きるか、とか。少しでも人間らしくいたいだとか。
小さい頃、あの事件をきっかけに私は本当の意味で心を閉ざしてしまった。
じゃないと、心が痛むから。心が痛んで、いつか耐え切れずに死んでしまうから。
だったら、死んでしまう前に自ら心を閉ざして守ってあげればいい。
ただそれだけ、簡単な事だった。弱い心を他人に晒す事を恐れた強い私。
ただ仮面を付けて笑って、涙なんか流してやるものか。私はそう自分で決めて泣き虫をやめたんだから。
嘘で固められた仮面だって、何れ誰も気付かなければ本物になるのだから。
私もその仮面を真実だと信じ込んで生きていけると信じていたから。
でも、誰も触れずに居たそんな仮面にきっとあんたは気付いてしまった。
妖怪はきっと知ってたのでしょう。でも見て見ぬふり。私も深く干渉しない、それが当たり前だったから。
その当たり前をあんたが壊したの。少しずつ、力尽くで壊されたのよ。
本当はだれにも言えない。助けて、助けてって怯えてた私の心。
「独りで怖がってないで、私を少しでいいから、信じてくれ。」
拒絶を続けたあの夏の夜。
その言葉一つで、心の何かが解けて、仮面が砕かれて、溶けて、蕩けていくようで。
>『今なら素直に好きといえる。』
なにを言っても、魔理沙は笑わずに受け入れてくれる。そんな気がして。
全部全部、甘くても、優しくても、苦しくても、痛くても。
ハリネズミのような私を受け入れて欲しくて。分かって欲しくて。
――…ねぇ、魔理沙。私ね、どうしようもないくらい、あんたの事が好きみたい。