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傲慢に泣き雨
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僕には何処かに行く術が無い。 ねえ君、考えてごらん。両手両足が揃っている程度で人間は己が自由だと思っている。だが、この十本の指だけで掴めるものが幾つあるだろう?この二本の足だけで歩んでゆける距離は限られていないだろうか?もし持てる限りの想像力を膨らませてみたとして、自由とは明確な貌を持って僕らの前に佇んでくれるのだろうか。 今、僕は。暗澹たる影を目の前にして、逃れられず、手も伸ばせず、曖昧に笑って鳥渡の間だけ瞼を閉ざしている。 あなたのこころ。 あなたのきもち。 あなたのひとみ。 僕はそれに、寄り添いたかった。 >> 11/23 23:31 彼との会話はまるで化かし合いのようでね。彼が詰め寄り僕が引く、僕が詰め寄り彼が引く。 何も知らない彼が笑っているような気がして、僕はずたずたに引き裂いた心をそっと背に隠して笑っているのさ。 けれど何より愉しいんだ。悔しいものだね、こんなに人とは愛おしいものだっけ。これ程胸が苦しくなるまでに、欲しくて堪らないものだったかしら。ねえ。 僕は彼に必要と云う訳じゃあない、きっと。今更甘い言葉なんて囁いて貰っても困る、触れられる事は恐らく何時までも無い。只、僕は、僕を必要として欲しいのさ。 だから心の中で、何度も何度も、彼とあの子の仲を引き裂く夢を見る。それが僕。それが私。 内臓が焼き切れそうな苦しさを覚える夢。 >> 11/24 4:22 待ちぼうけ。ほんと、だいっきらい。 >> 12:20 ご覧。育った心に、ほんの少しの事で亀裂が入る。それでも僕は胡散臭い笑顔を浮かべることを辞めたりしないよ。 せめてもの。僕の抗い。 この頭蓋の中身は、誰にも、秘めて。 .
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