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┗虹の彼方へ幸福の花を添えて
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#慣らしの呟き 久々に筆を執ってみるけれど、中々扱い辛いのだわ。たまには落ち着いた呟きをしてみるのも良いと思ったの。品のある呟きは見るもの全てを魅了するのよ。 ……わざわざ頁を使わなくても呟ける場所がある、ですって？こほん。呟ける場所も私にとってこの場所が全て。 #18:34 >＊ レッドやクリムゾンはあるけれど、スカーレットがないのはこの真紅に対する当て付けかしら。全く。ジュン、紅茶を淹れなさい。いい加減私に言われずとも用意出来るようになりなさい。 #18:38 >＊ 白くてー、黒くてー、赤くて、うにゅ～っ！ ちょっと雛苺。勝手に呟かないの。私までいちご大福が食べたくなるのだわッ #19:17 >＊ 痛かったでしょうに。 …何事も感情的になってはいけないと言うのに。大丈夫、お前の事を嫌ったりはしない。来年の、それこそ暖かくなるその時に種を植えなくてはね。 もし私にまた可愛らしく微笑んでくれるのなら、もう手離しはしないから。今は種に戻って咲き誇るその時を待ちなさい。 #19:48 >＊ 本当に、あの従者は瀟洒ね。 幻想万華鏡の花の異変。登場人物の背景には必ず花が咲いているのだわ。それぞれ違った花が咲いているのだけど、その花に込められた花言葉がとても素晴らしく登場人物の人柄や物語に合っているの。中でも黒薔薇と白薔薇が咲き誇っている従者のシーンがあるのだけど、その二輪の花言葉が >白薔薇 #私はあなたにふさわしい >黒薔薇 #あくまであなたは私のもの と言う意味が込められていて。 白薔薇は従者として、黒薔薇は主へ向ける強き思いを絶対の自信として表現しているの。この二つを合わせた表現は先ず成立しないのだけど、それでも頷く事が出来るのだから流石と言った所かしら。 矢張り私はあの従者が一番の好み。 #20:32 >＊ ……雨ね。 #21:46 >＊ 駄目ね。何度も久美子の頁を読み返してしまう。嬉しくて顔に出てしまうもの。さっきもジュンに指摘されて思わず叩いてしまったわ。 …こんなに一生懸命になってくれるなんて。私の救いは、私に一生懸命になってくれる存在がいてくれる事。本当に幸福な事なのだわ。もう大事な人を傷付けてしまわないように、失ってしまわないように気を付けなくては。 #23:38 >＊

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