虹の彼方へ幸福の花を添えて

#最後の呟き(仮)

さて、この頁がもしかしたら最後の呟きになるかも知れないからね。それらしい事を呟いていこうと思う。その前に、度々返事が遅れてすまない。マシュ、今日の14時の件了解したよ。その時刻に待合優先室で待っている。もし良ければ、君の沢山の想いを聞かせて欲しい。ボクも話したい事もあるし。楽しみにしているよ。
#00:23
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あぁそうだ。さっき漸くカルデアにア＿ス＿ト＿ル＿フォセイバーが召喚されてね。矢張り大成功連続からの単発は良い。それはもう立香ちゃんも凄く喜んでいたよ。推しが来ると嬉しいものさ。因みに石も砕く事も無く呼符七枚で召喚出来たんだぜ。いやぁ、次は宝具を重ねたくなる欲が芽生え始めているんだけど、噂のジャ＿ン＿ヌの事もある、少し様子見だ。
#00:29
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色々な事があった気がする。この日記に綴られる呟きの殆どはボクの趣味に溢れているけど、それだけじゃこんな所まで来れやしないんだ。好きな事だけして生きて行けるなら誰だって苦労はしない。この日記を触れてくれた皆なら知っていると思うけど、何度も破きそうになったくらいには辛いエピソードもあった。
それでも、此処まで来れたのは出会ってくれた人達が居てくれたからとボクは認識している。時に声を掛けてくれたり、手紙を送ってくれたり、寄り添ってくれたり、楽しい思い出を一緒になって作ってくれた事もあった。そんな思い出が背を押してくれて、今この場所に立っている。

思い出は人を弱くするものだと誰かは言った。だけどボクは知っている。出会いや別れ、楽しい時間や悲しい出来事。時に逃げたくなった事があっても、膝を屈する事があったとしても、何度も立ち上がっては沢山の思い出を胸に歩み続けている人達を。そして、奇跡を掴み取った人達を。

ボクもその一人だ。
ボクにとっての奇跡と言うのは、君達の事だからね。沢山の出会いや別れがあって今が在る。何度も何度も転んだけど、その度に立ち上がる事が出来たのは紛れもなく君達のお陰だ。そう、その点に於いてはボクの旅は常に奇跡が傍にあったと言っても過言では無いかも知れないね。
勿論くさい事を言っているのも承知している。でもこの旅で一番感じた事は、誰かと、若しくは何かと出会える喜びをボクは知ったと言う事。それって大きな事だと思うんだけどね。

そう、君達はボクにとっての奇跡。
奇跡の一人がいつも教えてくれる。思い出は、今の自分を構成する大切なものだと。だったら、人間嫌いのロマニ・アーキマンが誰かの幸せで笑顔を浮かべられるようになったのは、その笑顔をプレゼントしてくれたのは、他でも無い君達だから。

思い出を否定して破かなくて本当に良かった。辛い道のりだったけど、それ以上の幸福を得る事が出来たんだ。

ボクは素直に、今の自分が大好きだよ。
#01:28
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