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┗ラスト*パレード(11-20/32)

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20 :今_剣(刀_剣)
2016/01/10(日) 01:16


がんばってるんですよ!

そういうひとは、そんなこといいません。

むしろがんばっていないひとがいるのでしょうか。

だれもがなにかをかかえ、だれもがなにかをなやみ、だれもががんばっているんですよ。

だからですね、がんばってるんですといわれても

そうなんですねしかいえないんです

そろそろ、そういうのやめませんか?



なんて、ぼくもほんにんにいえないよわいむし。だめだめですねぇ、もっとはげまなければ。

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19 :三_日_月_宗_近(刀_剣)
2016/01/09(土) 17:40


不幸自慢、というやつは。
まあつまり解決等無き、相談という名の愚痴の類なんだが……。

そうかそうかと、傾ける耳は有るには有るんだが…そして時々の事ならば慰めてもやれるのだがなぁ。そう、毎日の日々を憂いてどうするんだ?周りを見てみよ、記憶が焼けた者、元の主に捨てられた者、主と焼け落ちたもの、南蛮に持ち去られ海へと沈んだ者。彼等を前に不幸ばかりを嘆くのは────…まあ何だ。余り愉快な事では無くてなぁ。

どうしようも無い事ならば、どうにかなる様するしかあるまい。立ち止まっていては何も変わらぬ。嘆くだけ惨めと思わんか?

とどのつまり俺が言いたいのは、その連鎖から本当に抜け出したいと思うなら断ち切れ。それしか有りはせぬ。


のう?人の子よ。
はっはっは、俺は主と認めぬぞ。

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18 :宗_三_左_文_字(刀_剣_乱_舞)
2016/01/08(金) 01:23

嗚呼、イライラする。


あのねぇ、単純なんですよ。物事って案外。悲観振りたいなら最初からそう言って下さい、愚痴りたいなら最初にそう言って下さい。あのねぇ、本当にそういうの腹が立つんですよ。所詮貴方が居なくなった所で僕達は他の本_丸に行くだけですし。長_谷_部なんかは嘆くでしょうがだから何なんですか?貴方の人生でしょう。誰かのせいにして生きる事の何て滑稽な。無責任と言われようがいいじゃありませんか。嫌々、ぐちぐちと此処に居られる方が迷惑です。良い事を教えましょうか?

嫌なら。
辛いなら。
苦しいなら。
悲しいなら。

審_神_者なんか辞めてしまえば良いんですよ。

簡単な事でしょう?ねぇ。

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17 :宗_三_左_文_字(刀_剣_乱_舞)
2016/01/06(水) 20:12


嗚呼、何て可哀想。

望まぬ力に憂いながら、その御身を振るう事も。

復讐に身を燃やしながら、その復讐の相手はとうに居ない事も。

本当に愚かで、そしてとても可哀想な僕の兄弟。


もう良いじゃないですか、そんな事。
僕はね、歴史が変わろうと変わらまいとどちらでも良いんですよ。兄弟と言ってもそんな絆本当は無いのですけれど、それでも何か繋がるものが有るのは否めない。
そう、とても可哀想でとても可愛い僕の兄弟。

復讐何て辞めて、和睦何てあきらめて、

どうぞこちらにいらっしゃいな。
そうすれば、寂しく等無いのですから。

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16 :へ_し_切_長_谷_部(刀_剣_乱_舞)
2015/12/21(月) 03:58


我ながら呆れると、思っても期待を捨て切れないのは己の弱さと分かって居るのに。

次こそは、今度こそは、その期待が捨て切れずに今に至る。それがどれだけ滑稽な事と分かっていても知っていても見苦しくても扱われてこそ俺は俺で居られる。

あの男の事が忘れられず捨てられた恐怖と黒い感情が今も何処か燻りながらそれでも俺は尻尾を振るのだろう、見限られぬ様にと。

主、主。ねぇ主。貴方は俺を捨てたりしないですよね?祈る様に主命を強請るのは、それを聞けん己の弱さと甘えである。


(そんな事、分かりきっているんだ。)

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15 :鯰_尾_藤_四_郎(刀_剣_乱_舞)
2015/12/10(木) 05:56


別にね、過去に拘る必要何て無いじゃないですか。

そう言いながら、否寧ろその言葉に自分がどれだけ固執してるかなんて言われなくても分かってるんですよ。

悲観振りたい訳では本当に無いけれど、嗚呼…何て言うんだっけ。無くした筈の指先が痛む的な。そんな感じなんです。

いつの間にか目が炎を追ってしまうのって。

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14 :今_剣(刀_剣_乱_舞)
2015/12/10(木) 05:46


あなたのいない、このよは。

なんとあじけがないのでしょう。

まもることをわすれたふところがたなに

できることはただひとつ。

ぼくはふところがたななのだから

あなたがたどったそのみちを

とうといみたまのゆくすえを

ひがんにわたったそのいしを

ひていするだれもかれもを

ぼくはゆるしはしない。

あなたをまもるときめたのです。


みていてください、****。

あなたがたずさえた、かたなは。

たしかに、たしかにさいごまであなたをまもりぬいてみせますから。

いしを、おもいを、せいぎを。

からだはなくとも、たしかにあったあなたのおもいを。


それがおわったら、ほめてくださいますか。

また、そばにおいてくださいますか。



それだけをゆめみてきょうもあなたのおもいといっしょにいきてゆきます。

ぼくがおれてきえるそのとき、あなたがむかえにきてくれたらなぁって、おもっちゃうんです。


それがささやかにねがうぼくのゆめ。



***

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13 :小_狐_丸(刀_剣_乱!舞)
2015/11/02(月) 03:35

還る場所が無い狐の話。

記憶が無い、のでは無く。焼け消えた訳でも無くなった訳でも無く。この身はまことしやかに語られる幻の類。狐に化かされた、何て上手い事を誰が言えと。

まあ、つまり無い物強請りという事ですよ。私には眠れぬ程の悲しみも。歴_史を振り返り想い憂い泣く涙も。孤独に身を震わせた恐怖も、有り等しませんから。ただ、言われるがままに刀を振るい何も思わず歴_史を正すのみです。ただただそれだけ。

だから戸惑うのです。兄弟と紹介された男に、同じ刀_派と紹介された仲間達に。違和感しか感じる事が出ない、同じ部屋に居る事に息が詰まってしまいそうになる。

ぬしさま、ぬしさま、ぬしさま。
何故私は此処に居るのでしょうか、私は此処に居ても良いのでしょうか。いつまでも、いつまでもいつまでもあなた様のお役に小狐は立ってみせますから、どうか捨てないで下さい。私にはぬしさましか居りませぬ。この記憶も、気持ちも、苦しみも、全て全てあなた様から賜ったもの。ようやく、ようやく私は刀になれた。ぬしさまだけの、一振なのです。

私が折れた時、全ては煙と為って消えてしまう。ならば、せめてこうしている間は、小狐は思い出が欲しいのです。

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12 :三_日_月_宗_近(刀_剣_乱!舞)
2015/11/02(月) 03:32


しかし戦以外の仕事が、斯様に在るとはなあ。いやはや、主はなかなか爺にも手厳しい。はっはっは。

すっかりと人の身に慣れたこの身は、露見した当初こそ誰も近付きすらしなかったものだが──皆も慣れてくれたらしい。何かしようとすれば誰かが代わってくれたが、何時からだったかそれに疑問を抱いたのは。それは余りに退屈な、刃の身の頃はそんな事思いもしなかったが………美しいと並べられるだけの刀に本当の価値等無いと、今迄と変わらぬと、俺の価値はそれだけでは無いと、そう思ってしまったのは。

今では天_下_五_剣、そう呟く者も居らぬ。人の身に為った俺は完璧では無いのだから当たり前と言えばそうなのだろう。完璧を装うつもりは更々と無かったし、特別等望んでは無かったのだから結果思惑通りの望んだ未来だ。

さて、余り忙しいのは好きでは無いんだが今日も1日励むとするか。此処は蔵では無く本_丸、誰も悲しまず、誰も苦しまず、誰もが自由のひとときを得られる場。笑い声が絶えぬ、少しばかり人とは違う者が住まう場所。


よきかな、よきかな。さて今日の内_番は誰とだったか…、まあ良い。探される迄ゆるりと待つか。

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11 :薬_研_藤_四_郎(刀_剣_乱!舞)
2015/11/02(月) 03:30

>半強めにつき注意。





おーおー、皆元気過ぎんだろ中々物騒な事言ってんなぁって訳で俺っちが本_丸の案内任されたんだ。まあ、覗く御方が居るとは思えない物騒な付_喪_神の魔窟……あー、そちらじゃ妖怪と変わらんだっけか?納得だよに_っ_か_り並だもんな今んとこ超納得だよ。取り敢えずまあまあ之も何かの縁だ、うちの本_丸覗いて見ねぇか?

審_神_者、俺っち風に言うと大将か。その大将が運営するこの本_丸は勘違いされ易いが所謂ぶ_ら_っ_く_本_丸じゃないから安心してくれ。っつうのも着任して日が浅かった大将がな、うっかりにっかりの旦那を破壊しちまった事があってなぁ…。すげぇしょっくを受けたらしい。そっから過保護も良いとこ、戦に行く時は御守り全員につけてどっちかっつうと打って露見する仲間は出来るだけ打って出したいって言い出してだな。まあ、引き篭る引き篭る。

お陰で、打って露見した仲間は蜻_蛉_切の大将以外揃うっつう賑やかな本_丸になった訳だが。まあ、そうやって運営してくと被る所謂れあ……一_兄とかな、後小_狐_丸の旦那もかが被ってくるらしい。一応珍しい部類の奴は、二振り目に旦那が鍵を掛けて保管してるんだよ。つまりうちの陣営には、三_日_月、蛍、江_雪、一_兄、鶴_丸、鶯_丸、小_狐_丸の旦那方が二振り目は何か勿体無いって言って保管してる仕組みでなぁ。日_本_号、明_石?引き篭もりのうちの大将が怖気付いて未だ池_田_屋すら行けてねぇな?

取り敢えず脳筋で大_太_刀、太_刀、薙_刀で固めてた一番隊は足でまといっつう事で花札つあーに駆り出されつつ馴れ合いたくない大_俱_利_加_羅が2番隊長任されて、同じく写だ何だってねがてぃぶなま_ん_ばの旦那、うちの脇_差兄弟に乱と小_夜がれべりんぐ中だぜ。

3番隊は、特に理由無く良く入れ替えられて時々出陣って所か。二振り目の旦那方にゃ悪いがもうちっとばかし引き篭もって貰わんとなぁ。退屈だろうが。

まあ、こんな所だ。どうやらうちの本_丸は偏屈な奴ばっかり集まっちまうみたいだがそれなりに賑やかで楽しくやってる。こうやって近況を話す事も有るだろう、所謂これはそれだけが言いたかっただけなんだが長々お疲れさん、有難うよ。

魔_王の懐_刀が言う事は信じられん?
はは、そりゃあ俺っちも同意だわ。

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