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┗夜明けの月。
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真昼の月の下に、帯状の雲が流れるように横切っていて、綺麗だった。 空の青さに溶け込むかのような柔らかな白が、少し目に眩しい。 大きな窓辺から暫くの間、静かに外を眺めながらの今。 >ネズミへ。 誰宛の手紙なのか、きみならすぐにわかるだろうと信じて。 ぼくに言葉をありがとう。ちゃんと、届いているよ。 ネズミとイヌカシがいるというだけで、なんて贅沢なパーティなんだろう！豪華な食事も、飲み物もなくていい。きみたちと過ごせる時間が、どれほど贅沢でかけがえのないものなのか、どうしたらきみに伝わるかな。それとも、いくら語りを尽くしてみたところで、ぼくの言語能力をきみは笑うだけだろうか。 招待状、楽しみに待ってる。 そろそろ時間だ。 こうして今日も、暮れていく…。 いってきます。

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