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愛しい日々を、此処に。
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お、とうとう100ページ目。そっか、もうここまで書いたんだ。 じゃあ今回は、あの人の事を。 最初に会った時から、本当に不思議な人で。 とても綺麗な顔立ちで微笑む様が上品で、振る舞いや話し方も落ち着きがあって、とても艶やかで。 ああ、色男だなあって素直に思った。 けれど彼は少しだけ他の人とは違った考え方をした、とても頭の良い人で。 どんなに触れても掴めなくて、だけど何でも見透かされてしまいそうな雰囲気を持っていて…そう言う所が少し怖かった。 …あはは、そこは今も少しだけ怖いかも。 でも、それ以上に。 色々な事があって、何かとあの人に力を貸して貰う事が多かったのだけど…文句一つ言わないで付き合ってくれたり。 煮詰まった時には、俺では考えられなかった様な事を提案して解決に導いてくれたり。 俺が体調を崩して一人で家で眠っていたらお見舞いに来てくれて、俺の体調が落ち着くまで手を握ってくれたり。 すごく、優しかった。 だから、あの人があの娘と同じ位、大切な存在になるのも時間は掛からなかった。 だけど俺はあの娘への想いも忘れられなくて、告白さえも烏滸がましい状態であの人の事を好きになってしまって。 出来るだけ迷惑を掛けない様に、秘めておこうって思っていたのに、なあ。 …うん、そこから少し色々あって、晴れてお付き合いさせて貰う事になったんだ。 あんなに懐の広い人だと思わなかったから、俺の方が戸惑っちゃった。 でも、それ以上に嬉しくて…大の男が泣いちゃったんだよねぇ。 あの人には、本当に敵わない。 >ねえ、貴方が居てくれるから俺はこんなに幸せだよ。 >俺の手を取ってくれて、本当に有り難う。 これからも宜しくね、大好きだよ。
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