気紛れふらり旅 - ⊂*本Ⅰ*⊃

スレ一覧
┗気紛れふらり旅(265-274/323)

274 :エアリス・ゲインズブール(ＦＦ７)
2016/06/04(土)　16：35

　今日はいい日だね。
　これといって、何もない日だった。
　それってつまり、かなしいこともなかったんだ。
　でも楽しいこともなかったから、明日はきっと楽しいことがあるよ。
　明日もしも楽しいこと、なくても。明後日ならあるかも。

　「あーたのしかった！」って、胸を張って大きな声で疲れるくらいに言えなくても
　ちょっとでも笑えることがあったら、きっとその日はいい日だった。
　だから、明日もいい日だと思うの。
　つらかったり、苦しかったり、するかもしれない。
　でもね、雨が降っても、日が照っても、花は咲くの。そのすべてが花を咲かせるの。
　だからだいじょうぶ。

　そうだ、いつかお花畑見に行こう！
　いっぱいお花の咲いてるところ、見に行こう。
　お花、強いんだよ。あんなにきれいなのに。
　いろんな花があるように。きっと、いろんな人がいる。いろんなわたしがいて、いろんなあなたがいる。
　そんなみんなで一緒に咲いていられたら。きっと、きれいだね。

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273 :戦場ヶ原ひたぎ(物語シリーズ)
2016/04/22(金)　09：43

　何をしているのかしら、阿良々木くん。

　別に貴方が何をしていようとも「阿良々木暦」という身体は「貴方」のものであって「阿良々木暦」という人格は「貴方」そのものであって貴方の意思のもと身体は動かせるのだからそう、すなわち貴方が何をしていようとも文字通り私には何一つとして関係がないわ。強いて言えば貴方が私と居る時に奇っ怪な動きをされては私まで奇異な目で見られてしまう可能性が有ることだけが気掛かりなのだけど。
　ああ、だからと言って貴方の行動を制限するつもりはないわ。私の前でなければ貴方が何をしていようとも私の知る由はないもの。ただそうね、変な噂が立つような事や法に触れなければという条件だけは付けさせてもらいたいけれど、構わないわよね？阿良々木くん。
　だからつまり。引き出しの角に小指をぶつけて奇声を上げていようとも半開きの扉に小指をぶつけて奇声を上げていようとも階段を上ろうとして爪先を強打し奇声を上げていようともうっかり飲み物落として爪先を強打し奇声を上げていようとも、はたまた電子レンジで温めすぎたお皿を調子に乗って素手で掴んでは指先を火傷して奇声を上げていようとも私には「大変そうね」としか言えないわ。
　…他に何かないのかって？そうね…「御愁傷様」くらいなら言ってあげるわよ。
　あと、念の為指は冷やしておいたほうが良いんじゃないかしら、阿良々木くん。

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272 :キノ(キノの旅)
2016/04/11(月)　11：40

　「ここ」ってどこ？

　ここ。ココ。つまり今いるところの事なんだけど。ココって言葉は何を指すのか。場所？空間？時間軸？立体？平面？線なのか点なのか。結構曖昧だと思う。
　まあ、一言でココと言ってもどこかを指して言う事も有るから一概に今いるところってわけでもない。けどそれは今は除外して、どこかを指すココはソコ。ココじゃない。
　「今ここ」のここをココとして話をするけれど、つまりココとは小さい子の言う「何年何月何日何時何分この星が何回廻った時」のココ。とすれば、ココって誰にもわからないんじゃないか。ココって３次元の捉え方なのかもしかして２次元、ともすれば４次元の可能性だって出てくるわけだけど、人の意識としてはココってどこになる？
　一つの国のとある家の中のある部屋に置いてある椅子に座った人が言う「今ここ」
　「今ここ(今この国にいる)」「今ここ(今この国のこの家にいる)」「今ここ(今この国のこの家の中のこの部屋にいる)」「今ここ(今この国のこの家の中のこの部屋の中にある椅子にいる)」
　「今ここ(今この時間軸に生きてる)」「今ここ(今この部屋の中の西から○m、北から○mにいる)」「今ここ(今この椅子の線で囲まれた真ん中にいる)」「今ここ(今この椅子の点にいる)」
　さらにぶっ飛んで他人の言う誰かを指した「今もここにいる」は、そもそも物体として存在すらしない記憶や思い出といったものの中にまで出来る。

　つまり。言葉は万能過ぎて不便だね。
　そんな曖昧なものでしか意志疎通出来ないんだからボクは曖昧なまま過ごすことにする。良いように解釈しとけば悪くはない。
> ポジションメーキングってやつだね。
　ポジティブシンキング？
> そうそれ。

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271 :有坂桐子(創作)
2016/03/30(水)　15：14

　なんと言うかね。
　まあ、なんと言うか。
　季節は春なのに、私の心は少しどんより。と言うのも、最近に限った話でも無いのだけれども最近は特にと言った方がたぶん正しいのであろうそれはー…
　なんてどこぞの小説みたいな事を言いたいわけでもなく。
　夢見が、あまり良くないのです。
　故に、寂しいのです。
　昔むかーしに、仲良かった人達を。よく夢で見る。
　それが堪らなく、寂しい。

　なんか楽しいことないかなー。なんて。
　この間息抜きに出歩いたんだけどさ。羽を伸ばしてきましたーっ。でも足りない！！
　やんなきゃいけない事も山積み。でも気分がのらなーい。なんて事も言ってられない。
　おっかしーなぁ、こんなに枯れてなかったぞ。
　ま、頑張るしかないか。

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270 :ﾈ刀＊音＊ミ＊勹(V０C＠L０１D)
2016/03/14(月)　17：43

　この間、夢を見たんです。
　何故だかわからない。どうしてそんな夢を見たのかわからないけれど。今までだって勿論忘れた事もない。私のメモリーからは貴方は消えない。
　ただ、データが壊れてしまっていて。私から貴方へ連絡する手段がないんです。連絡する資格も、きっとないんだろうけれど。
　夢では。貴方から連絡が来たんです。どんな内容だったかな。忘れちゃいました。
　ねえ、猫さん。にゃんにゃん。元気にしていますか？元気だったらいいな。ごめんなさい。桜、送ってないままです。
　どうか笑っていてください。私の知らぬ場所でいいから。私の見えないところでいいから。どうかどうか。幸せでいてください。にゃんにゃん。

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269 :桔梗(創作)
2016/02/19(金)　12：11

　来るもの程々に拒み去るもの追わず。

　昔何かの占いの診断結果で出たの。それをずっと覚えているわ。だって、当たっているんだもの。
　私から去っていくものはもう繋ぎ止められない。何も言わずに去るならば、何も言ってもらえないほど信頼もなかっただけの話。
　だから。もう追わない。もう何も言えない。諦めるだけ。諦めた。

　ただ、不意に気になるの。
　ねえ。貴方は元気にしているかしら。

　まあ筆不精な私の所為なのだけどね。

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268 :本田菊(Å・ρ・Ｈ)
2016/01/17(日)　18：59

　自分のメモ帳を読み返すのもそれはそれで当時のいろんな事を思い出し物思いに耽っていられるので面白いのですが。
　アーサーさんの言葉をめくり貴方との思い出を呼び覚ましていくのも面白いものですね。
　とは言え残された貴方の本くらいしかないので、少し、残念ですが。
　それでもまあ何と言いますか。懐かしくて愛おしい思いです。
　元気にしていらっしゃるのは何となくわかるのですが、今となれば何かタイミングでも無い限りなかなか連絡も差し上げられないもので。年明けという絶好のタイミングすら私は風邪の療養で寝て過ごしてしまい…私ももう年寄りですから。

　いろいろな事が有りました。きっとこれからも長い長い貴方の人生、様々な事が有るでしょう。
　けれど忘れないでください。どれだけ時が経とうが、連絡も差し上げられない状態が続こうが、私はいつでも貴方の幸せを願っています。
　遠い日にした七夕の願いは、いつでも私の胸に。

　今年くらいは、久々に貴方のお誕生日に連絡してみましょうか。

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267 :レイチェル・ガードナー(殺戮の天使)
2016/01/03(日)　20：53

　いつの間にか年も明けて数日。
　…別に。だから何ってわけでもないけど。

　神様が。きっと、挨拶くらいしないと私を認めてくれないから。
　つまり。おめでとう。

　何がおめでたいのかよくわからないけど。

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266 :曇阿国(煉獄に笑う)
2015/08/29(土)　09：18

　女だからって嘗めんじゃないわよ。

　本当に生き辛い世の中よねー。やれ女は黙ってろ、やれ女は後ろに居ろ前に出るな。
　やれ女は武器を持つな。

　じゃあ、アンタたちに女を守れるわけ？

　あたしは自分で守るからいいわ。何かあれば芭恋も来るしね。他所の弱いオトコになんか守られたくない。
　まあ、そもそも忌み子を守ろうとする莫迦は…佐吉っちゃんや、藤兵衛だけで十分だわ。ううん、二人もいるなんて…ほんと、変な子達。

　あーあ。ほーんとやんなっちゃう。
　…みんな、笑っていてくれないかしら。
　変な顔は止して頂戴。別にあたし達は可哀想でもなんでもないわ。自分達で決めて選んできた道よ。誰にも邪魔はさせない。

　…でもそうね、少しだけ。芭恋を引っ張ってあげて。
　あたし？あたしは大丈夫よ。

　この痛みも苦しみも。全てを、

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265 :高槻湊(ライアー×ライアー)
2015/06/23(火)　10：25

　わたしにはきっと天罰が下る。
　居心地がいいからって、みなで透のそばで笑って。湊ではあんな風に出来ないから。
　でも湊はお姉ちゃんなんだ。その立場も残したままで、逃げ道をずっと走って。みんなを巻き込んで、騙して。
　みんなは優しい嘘をつく。
　わたしは、そんな風に…

　出来るように、なれるかな。

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