鳴蝉潔飢 - ⊂*本Ⅱ*⊃

スレ一覧
┗鳴蝉潔飢(21-30/59)

30 :夏＿油＿傑(呪＿術)
2023/10/31(火)　23：22

>「Happy Halloween」

予想外だ。
悟の事だから絶対トリックオアトリートだと思っていたのに…！

思わず硝＿子と顔を見合わせちゃったじゃないか。勿論二人でお菓子を用意していたとも。
悟のイタズラなんて想像するだけで取り込んだ全呪霊が外に出そうだからね。

>「傑ぅ～！カボチャ頭の呪霊探しに行かね？絶対居るっしょ」

放課後の予定が決まったみたいだ。カボチャ頭の呪霊かぁ。取り込むのは吝かではないな。
(味はともかくとして)

悟と硝＿子が盛り上がってくれるなら悪くないね。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

#カボチャ頭の呪霊なんて居る訳が無かった

あれだけ探し回って居ないんじゃ望みは薄いかな。もう少し浸透して、それこそ原＿宿や新＿宿渋＿谷辺りでお祭り騒ぎになるくらいになったら出てくるかもしれないね。

その頃には卒業しているだろうから探すのは来年が最後になるけど、やっぱり難しいだろう。

毎年この日だけは集まって探す…っていうのはどうだろうか。きっと私達は相変わらず忙しいだろうけど…………なんてね。
寂しん坊ってまた言われでもしたらムカつくから黙っておこう。

悟なら。

多分ノってくれるだろうけど。

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29 :夏＿油＿傑(呪＿術)
2023/10/30(月)　04：11

膿んだ傷に爪を引っかけ、掻き毟って暴いたらキミは泣き叫んでくれるだろうか。

猿の鳴き声を嬉々として聴く趣味は無いが。
そういった趣向を好む者も居てね。
金払いが良いんだよ。

悲劇の捏造。
自分可愛さに立ち回る姿は滑稽だった。

この手の輩が生み出す呪霊は弱い癖にタチが悪いからねぇ。家族達を近付けさせたくないんだ。

適当にお帰り頂こうか。

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28 :夏＿油＿傑(呪＿術)
2023/10/28(土)　23：57

眠い。

とてつもなく眠い。

任務詰め込み過ぎだと思うんだけど。

なのについ悟と話し込んで気が付いたら

よくあるパターン

いやごめん

もう限界だ

おやすみ

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27 :夏＿油＿傑(呪＿術)
2023/10/26(木)　19：53

中途半端だと嘆いた正義感でも、無力だと歯噛みした正義感でも。

何も成せなかったとしても、私がそれを手放す理由にはならない。

諦めずしつこく振るい続けたそれが……目の前の悲劇を未然に食い止める事が出来たのだから。

私が救われたようなものだね。

嬉しかったんだよ。只々…嬉しかったんだ。

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26 :夏＿油＿傑(呪＿術)
2023/10/24(火)　06：29

眠い目を擦りながら。

任務の報告書を纏めていたらすっかり夜が明けてしまった。今日はこのままシャワーでも浴びて高専かな。あ、さっき悟からメール来てたっけ。

それにしても最近一気に寒くなったね。
夏のあの暑さは何処へやら。ちゃんと涼しくなった事に安心したのも束の間、まさかこんなに直ぐ冷えるなんて。

おでんが恋しくなる季節だ。

悟に学校帰りに寄り道して食べるコンビニおでんの美味しさを味わって貰わないとね。

具は何がいいかな？

大根は言わずもがな。それ以外だと…悟なら餅巾着とかウインナーが好きそうだ。ふわっふわのはんぺんにも興味を示しそうだね。

うん、今日の楽しみが出来た。
それじゃあ今日も一日頑張ろうか。

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25 :夏＿油＿傑(呪＿術)
2023/10/23(月)　00：44

驚いた…な。

まさか今日に限って悟と硝＿子から連絡が来るとは思わないじゃないか。

結局いつも通り悟の部屋でゲーム大会が開かれた訳だけど。

>「傑ぅ～！そっち行ったから宜しく～！」

#「夏＿油、そっちは任せたから」

私にも限度があるよ！！！

二人して押し付けて全く。

「その代わり後で助けてくれるんだろ？もう無理だから頼むよ」

>「当然！俺を誰だと思ってんの？」

押し付けたのはともかく、悟がこれを言うと頼もしいと思えるのがちょっとムカつく。

#「こっちは準備出来たからいつでもいいよー」

まるで任務の時みたいな連携でクリアした時の二人の笑顔が眩しかった。

良い気分転換になったのは言うまでもなく。
仕方がないからとっておきの菓子を振舞おう。

この時間には背徳的な。

「ポテトチップスLサイズ、食べるだろう？」

この後に何味が最強か論争が繰り広げられたけど。

悟→サワークリームオニオン
硝＿子→うすしお
私→コンソメ

見事に割れた。

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24 :夏＿油＿傑(呪＿術)
2023/10/22(日)　19：42

中途半端な正義感は毒だ。
力の無い者の正義感もまた同様に。

感情だけで他者を救えるなら、世の中はもっと救われるべき人々の笑顔で溢れていたかもしれない。

もどかしくて、虚しい。
伸ばした手が目の前で取りこぼした物を想うと、己の無力さに腹が立つ。

君なら…悟なら救えたのだろうか。

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23 :夏＿油＿傑(呪＿術)
2023/10/18(水)　03：23

寒暖差には気が滅入るね。

悟も私も最近は任務が忙しくて暫く声を聞けていない。学生を酷使するなんて酷いじゃないか。

秋を感じる間も無く冬が来てしまいそうだよ。
銀杏を踏んでご機嫌斜めな悟を今年はまだ見てないって言うのに。

また鍋パーティーしたいね、皆で。

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22 :夏＿油＿傑(呪＿術)
2023/10/12(木)　02：34

自分の物が欲しいと喚く子供のように。

独占欲が独り歩きする。

歩く、なんて生易しい表現だね。

どうせ手に入れたらそこで終わりな癖に。

堕ちてくればいい。

どうされたいか言って御覧よ。

「私」は君が望む形をとれるから。

どれが本当の顔か、だって？

さて……忘れてしまったよ。

過程を私に頂戴。

その後はあの子にあげるからさ。

抜け殻の君をあの子に。

ほんの少しだけ鼻につくあの猿へのプレゼント。

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21 :夏＿油＿傑(呪＿術)
2023/10/07(土)　01：38

先方の急なキャンセルでオフに悟と過ごす貴重な時間が無くなった。

悟と久しぶりにゲームセンターで遊ぶ予定だったのに。自分でも驚く程に落ち込んで、けど悟がそれ以上にしょぼくれているから。
余計に寂しさと悲しさが募った。

何して過ごそう。

今は思い浮かばないな。

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