スレ一覧
┗日葬。(1-10/15)
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10 :
リヴァイ(進撃の巨人)
2013/10/28(月) 22:00
俺にとっての世界とは、これつまりオルオの事である。世界はオルオに始まりオルオに終わる。そう、彼奴は誰の中にも潜んでいるのだと忘れてはならない。隣で微笑む恋人の中に、肩を並べて歩く友の中に、道行く見知らぬ野郎の中にすら、オルオの影は潜んでいる。そうして彼奴は我が物顔で陣取り、飛び出す時を今か今かと待っている。語尾オルオ等とふざけた事をぬかす眉毛団長様の言い分もまあ、其処に世界の片鱗を見たと言う理由だとすれば分からなくもねえ。語尾オルオ、末尾オルオ。響きだけでとても胸弾む言葉じゃねえかクソッタレ。
先日、眉毛野郎が「ヘタレオルオ」なるものを生み出していた。恋に臆病な可愛い部下が十代だと知った時の衝撃と興奮は、数千文字で語り尽くせねえ程の鮮烈な記憶として脳内へ焼き付けられている。だからつまり何が言いたいと言って、俺達にとっての世界はオルオであり、それ以上でも以下でもないと言う事だ。ごんもオルオ眉毛もオルオ、ぴっぴかちゅうもやっぱりオルオ。そう言いながら最近、オルオ座談をサボっているのは此処だけの話である。不貞寝する俺の機嫌を損ねる事勿れ、お疲れの兵士長様へCoffeeを淹れるその心意気を忘れるな。忘れた者は毎夜子守唄の刑に処する。
全てを金毛に委ねて俺は寝る。おやすみ。
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9 :
ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)
2013/10/28(月) 21:35
私の世界はとても狭い。そして、狭くて良いと思っている。何故なら、私の手に持てるものはそこまで多くないからだ。心理的にも、物理的にも。許容範囲が狭いと、誰にも負けない自信はある。その程度の自信なら、私にもある。
私のエレンはとても可愛い。私のエレンは、とても可愛い。可愛いと言う言葉では収まり切らない程に、可愛い。何が可愛いと言って、エレンは自分の魅力を自分で理解していない。いつも私に「オレはアルミンに嫌われているんじゃないか」と、相談を持ち掛けて来る。そんな事ないのに。絶対、そんな事ないのに。エレンを嫌う人間なんていない。あんなに可愛いエレンを疎ましく思う人間なんて、いない。例えばいたとしても、私はそれを一個人として認めない。だけど、それで良いと思っている。他人の評価なんて一切興味がない私は、エレンが幸せに笑っている世界だけが正だと信じているから。私の世界は常に、ちっぽけな程小さな、狭い範囲でしか物事を認知出来ない。だからと言って、それを誰に咎められると言うのだろう。誰にも迷惑を掛けていないなら、別に良いと思っている。寧ろ、そうさせて欲しい。私にだって、在りたい場所を選ぶ権利くらいは有る筈だ。
私とエレンとアルミンは、ずっと一緒に歩いて来た。時々、私が横道に逸れたり、私が余所見をしていたりしても、最終的には三人でずっと、今まで歩いて来た。エレンとアルミンが二人で遊んでいたら、私がそこに入り込む。私とエレンが遊んでいたら、そこにアルミンを巻き込んで遊び倒す。それが私達の在り方だ。遠慮なんて一切した事がない。大好きで、大好きで大好きで。理由なんてこれだけで十分だと、思っている。他に何かが必要だってエレンが言うなら、喜んで色々なものを掻き集めて、差し出すつもりでいるけれど。エレンは私にそんな事を強要したりしないし、アルミンは言葉なんてなくても、分かり合えていると信じてる。
長い月日を掛けて手にしたものは、私にとって掛け替えのないものになった。何かをする時、自然と、考えるまでもなく、選ぶ事が出来る存在になった。だから、エレン。「その三人の中にオレが含まれているのかどうか」なんて、悩まないで欲しい。悩む必要は、貴方にない。その一言を見た時、私がどれだけ衝撃を受けたか、エレンにはきっと分からないと思う。その考えを払拭する為だけに、私はこうして語っているのだと、早く気付いて。大好きだっていつも言ってるのに、それでも不安になる貴方が可愛い。大好き。大好き、エレン。貴方が信じられなくても、私は伝え続ける。これからも、今までみたいに変わらず、ずっと。
此処まで語っておきながら、別に私とエレンは付き合っていない。男女関係を築ける仲にない。私とエレンは、どこまでも家族。帰る場所。アルミンの事も語ろうかと思ったけど、語る事が特にないのでやめておく。……嘘。本当は沢山あるけど、どうせ微妙な顔をされるだけだろうから、ペロペロするだけに留めておく。アルミンペロペロ。
エレン、アルミン。
私は貴方たちが、大好きだ。
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8 :
笹森葉月(わすれな人。)
2013/10/25(金) 23:32
どこか寂しげに揺れる枯葉を眺めながら、ふと、失くしたものを数えてみた。コンビニで買ったビニール傘、好きな作家の小説。カレーを作る為のじゃがいも、誰かの文字が刻まれたシンプルな白い封筒。──…俺と兄貴が同じ部屋で過ごした、あの夏の、思い出。
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考える力が欲しいと願ったカカシ。
心が欲しいと切望したブリキの樵。
勇気が欲しいと鳴いた、ライオン。
その全てを持ってる癖に、俺は何ひとつとして大切なものを掴むことが出来ない。大切なものを、幸せにすることが出来ない。兄貴の動揺が伝わって来る度、それを深く実感する。俺の幸せは、大好きなひとの痛みと引き換えにしか手に入らないんだ。そんな真実ばかりがずっと、俺の胸を叩いていた。
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ごろごろ、転がるじゃがいもを見て。
俺は幸せだと笑ったんだ。
"こんな些細な幸せがあるんだ"と。
"今俺は、幸せなんだ"と。
心の底から実感して、幸せだと笑った。
あの時、確かに、笑ったんだ。
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兄貴はいらない、皐月が欲しい。
忘れたいと願う、恋だったとしても。
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7 :
狛枝凪斗(超弾丸論破2)
2013/10/25(金) 23:30
絶望と希望が織り成す世界の中で、ボクはボクだけの希望を見出す。それは誰かの言葉だったり、誰かの行動だったり、誰かの笑顔だったり。そう言う些細なものを見た時に、どうしようもない衝動に駆られてしまうのは、元々根付いたボクの性質の所為なんだろう。
壊したいと望むのは、その先に待つ笑顔が見たいからなんだ。傷付けたいと願うのは、この手でその痕を治してみたいからなんだ。良い時ばかり一緒に居るんじゃなくて、悪い時こそ傍に居られる自分で在りたいんだよ。…わざわざ自分で悪い時を作らなくてもいいのに、って?あはは、うん、そうだね。だけどさ、楽しい時を作ろうと努力する事は良くて、駄目な時を作ろうとするのは悪いと思う事自体が、そもそも間違いなんじゃないかとボクは思ってる。そうやって選り好みするから、そうやって理想を描くから、それが少しでも違った時、誰も彼もが逃げるんだよ。一緒に居たいって言う本質を、見失ってしまうんだよ。
ボクが大切にしたいものは、何時だってボクが一番良く知っている。沢山は必要ないんだ。日向クンと七海さんと苗木クン、キミ達三人が居れば、ボクはそれだけで十分、自分の幸福を誇る事が出来る。
キミ達と一緒に歩いて行くことが出来るなら。
此処が何処であろうと、ボクは一向に、構わない。
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6 :
エルヴィン・スミス(進撃の巨人)
2013/10/24(木) 22:39
例えばの話をしよう。例えば、私の身長がもう少しばかり低かったとする。加えて長く伸ばされた金髪は風に靡き、整えられた眉は太くも細くも無く、そして女性だか男性だか分からない顔付き、つまりは中世的な見目になったとするだろう。──ああ、そうだね。言わずもがな、君の脳内では最早別人と言っても良い仕上がりになった筈だ。それは私であって私ではない。ならば、何を指して私と言う存在を周りが認知しているのか。私が私たる所以とは、一体何なのか。
けれど私はこう思う。「この人はエルヴィン・スミスだ。この人は違う事なく、第十三代調査兵団団長、エルヴィン・スミスなんだ」と言いさえすれば、その人はスミスさんに成り得るのではないだろうか。荒唐無稽な事を言っていると思われるかも知れないが、しかし君、名前と言うものは存外大切なものなんだよ。何処ぞの誰かは「呼んで相手が振り向けば名前なんて何でもいい」と言っていたが、そんな理不尽な考え方は今一度改めて頂きたい。ああ、違うな。改めろ、これは命令だ。
だから、そう。だから、もう一度言っておこう。
私の事をエルヴィン・スミソと呼んだ者は、良いからちょっと前に出なさい。
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5 :
リヴァイ(進撃の巨人)
2013/10/24(木) 22:30
そして手に入れた下らない日常は、俺にとっての光となる。無意味な事を繰り返す日々にこそ意味が含まれていた等と、どうして知れる。当たり前に至福が在るのだと綺麗に謳うご趣味を持ち合わせてねえが、それでも言うならその一言に尽きるだろう。ただ当たり前だった。ただ当然だった。それだけの話。深く掘り下げる必要も無い。
見えないものを信じる様になった。自信は、己が持つものと相手に与えて貰うもの、二種類有るのだと知ったのは何時の事だったか。お前は本当に人の言う事を聞かないなと笑われ、私の言葉に逆らわねばならない命でも受けているのかと問われた。ああ、そうだ。残念ながら素直に従う性質を持ち合わせていない。お前が右を向けと言えば俺は上を向く。お前が左を向けと言えば俺は下を向く。同じ景色を見て同じ価値観に触れ何かを共有する、そんな狭い世界に収まる俺とお前じゃない筈だ。凝り固まった価値観を取り除き、違う角度から見た世界を、お前に分けてやる。だからつまり、一度に二度美味しいと言う言葉は正義である。正義は遂行されるべきだ。
なあ、お前もそう思うだろう。
黙って頷けクソッタレ。
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4 :
ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)
2013/10/24(木) 22:22
よっこらせ、っと。
さあて、私が私たる所以を探して此処までやって来た訳だけど、それで一体どうしてこんな事になったのかな。うん、そうだね、ソニー。お前は本当に可愛い子だよ。言わずとも知れたお前の魅力を語る為に決まっているじゃないか!……ん、なに、どうしたのビーン。分かってるよ、私はお前の事を忘れたりなんかしない。大丈夫、皆で仲良くやって行こうね。
右手にソニー、左手にビーン。下手をすれば頭齧られちゃう訳だけど、それでも幸せな毎日に違いない。誰にも分かって貰えなくたって、お前達が分かってくれているならそれだけで良い。
声高々に宣言しておこうか。
私はお前達が、大好きだよ。
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3 :
ビーン(進撃の巨人)
2013/10/24(木) 22:15
うー。
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2 :
ソニー(進撃の巨人)
2013/10/24(木) 22:15
あー。
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1 :
ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)
2013/10/24(木) 22:15
おやすみなさい、またあした。
>>2,00
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