名前なんてつけなくてもいい

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57 :松／野／一／松(お／そ／松／さ／ん)
2016/06/04(土)　10：48

兄さんに言いたいことがたくさんあった。でもそのどれもが兄さんを責め立てる気しかしない。そういう事がしたいわけじゃない。
だから言えなかった。

兄さんがいないと生きていけない僕の体と心は今痛くて痛くて、話せてない間も痛かったけどまだ痛い。このまま痛みに埋もれてくのかもしれない。

兄さんに好きって言って欲しい。

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56 :松／野／一／松(お／そ／松／さ／ん)
2016/05/09(月)　06：52

終わりましたね黄金週間。何が黄金？猫にエサやり行くのに外出たらいつもより人が多くてうんざりするだけのうんざり週間だった。
今日からまた平和なはず。リア充どもさっさと学校仕事に行ってこい。俺はそれを寝ながら眺めてたい。

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55 :松／野／一／松(お／そ／松／さ／ん)
2016/05/04(水)　01：06

最近ずっと書いてなかった。書くほどの事がなかったってだけだけど…起きる、食う、猫、寝るみたいな。そういう典型的なクズニートの非生産的な日常でしたよ、と。
兄さんは手が空くと構ってくれる。お兄ちゃん寂しがってるよーとか構われたがりのあの人に逆に構われてる。それが結局すごい幸せ、ってやつなんだと思う。

ただ、兄さんが傍にいてくれんのに舞い上がってる感は…あって。触ると緊張、する。ような気がする。でももっとくっついてたいんだけど、ホントは。

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54 :松／野／一／松(お／そ／松／さ／ん)
2016/04/24(日)　01：54

今日はすごくいい日だった。兄さんがおめでとうを言いに来てくれた。
俺はありがとばっかでおめでとう言い忘れたけど…今度顔見てちゃんと言う。

気にしてたことも聞けた。待ってていいって言われたからちゃんと待ってる。こないだの鬱々とした感じがウソみたいに幸せ。
顔見れてよかった。

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53 :松／野／一／松(お／そ／松／さ／ん)
2016/04/22(金)　00：01

ここんとこ何も書く事がない。兄さんはいないし、家も何だかガランとしてる。
もしかしたら…俺も、あの家を出る時なのかとか。何となくそう、思ってる。
だけど今このタイミングじゃどうしようもないし、まだ何もするつもりないんだけど。

悩むのは好きじゃない。考えて答えが出るなら考えてもいいけど、答えは出ないで疲れて落ち込むだけなら考えたくない。甘ったれてる？そうですよ、クズニートですから。
だけどここんとこまとわりついてくる言い表しにくいこの感じが、振り切れない。生きてたくないけど死にたくもない。俺が吸うべき二酸化炭素はどこにあるの。

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52 :松／野／一／松(お／そ／松／さ／ん)
2016/04/16(土)　11：49

兄さんが生きてた、ちゃんと話できたか？
ってうちの次男が慌てて走ってきた。
兄さんとは話せたし、俺のために急いで兄さんの事を知らせてくれたこっちの兄の動きもまた嬉しくて、安心したらつい二度寝した。

積み重なってた不安は兄さんの言葉で粉々になって足元に転がった。よかった、無事で。忙しそうなのは相変わらずだけど。
ちゃんと待ってるから、ムリしないでってそんな月並みの事しか言えないのがゴミ加減滲むけど。早くカリスマレジェンドの力で用片付けて帰っておいでよ。ね。

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51 :松／野／一／松(お／そ／松／さ／ん)
2016/04/12(火)　19：05

兄さんと話をしなくなって一週間。待つのはいいけど生きてるのかがそろそろ心配。俺の声届いてるといいんだけど。

この一週間、何をしてたかって言うと……まあ大した事はしてなくて。人に会ったりはした、少しだけ。実は猫以外の人間の友だちが出来たっていうか。今日はその人の事を書いとこうと思う。

会ったばっかの時は真面目っていうか堅いっていうか、そういうイメージがあった。後々、それは姿のせいなんだなって思えるようになったんだけど、まあまず友だちになれる感じはあんまなかった。断られそうで。
それでも何かこう……あれ、きっかけなんだったんだろ。また会いましょうって話になって、兄さんと話せなくてへこんでた俺の話を色々うまく聞いてくれた。
お互いの恋人の話をしてたのが、いつの間にか好きな食べ物とかそういう話になって、悩み聞いたり話したり。
ああ、友だちってこういう風になるもんなんだなって…ちょっと眩しく思えるような。俺みたいなゴミには到底似合わないんだけど、まあでもそんなステキな友だちと色んな話をしてる。ここ最近。

あと今日映画一本観た。面白かったから兄さんに教えたい。

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50 :松／野／一／松(お／そ／松／さ／ん)
2016/04/09(土)　13：29

兄さんが家にいない。慌しく出かけて行って今日で…何日だっけ。でもきっと感じてるより日は浅くて、心配する事なんか何も無い。何も無いはず。

今日何があったとか、兄弟がどうだとか、そういう世間話を言い合う相手がいつの間にか兄さんしかいなかった事に今更気づいた。俺は、自分から世界と縁を切った。

寂しい、いつ帰ってくるのって思いに混じって自信のなさと不安がぐるぐるする。帰ってきたら好きって言われたい、抱かれたい。

本人に言うわけにいかないからここに書いちゃえと思ったけど兄さんもこれ知ってるんだから意味無いんじゃないの、って今更気づいた。まあ、いいか。

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49 :松／野／一／松(お／そ／松／さ／ん)
2016/04/06(水)　00：22

今日は二度寝堪能してからパチンコに行って、負けた帰りにコンビニで買った桜餅をおやつに食った。ダラダラしてたら夜が来た。

昨日の夜、寝る時に兄さんはまだ帰ってなくて、起きたら寝た形跡はあるけどもういなかった。いつもは寝てても勝手に話しかけてたり触ったりするのにそれがないのがわかって、なんか変な気分。
昼もいない、夜になっても帰って来ない。
そのうち兄さんと最後に喋った時間から丸一日経って、今度は最後に僕が一方的に話しかけた時間から丸一日が経とうとして。

一緒に住んでるし、ケンカしたわけでもないのに一日話さないのは珍しい。だけど別に一日二日くらい気にしないでいたかった。帰ってくるのが当たり前だって思ってた方が信用してるんだって気がした。
結局それは出来なくて何回も窓の外を見たり玄関ウロウロしたり……帰ってきて、ってそればかり考えながら過ごした。

兄さんが居なくても時間は流れる、っていうのを体感してそりゃそうだなと思った。だけど隣に居なくても僕はやっぱり兄さんの事ばっか考えて生きてた。兄さんの帰りを待つ為に生きてた。生きる理由は兄さんだった。
それがちゃんとわかったのはいいなと思った。まあ、出来るだけ家に居てよとは思うんですけどね。

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