彼岸に咲く花 - ⊂*本Ⅴ*⊃

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┗彼岸に咲く花(16-25/45)

25 :薬＿研＿藤＿四＿郎(刀＿剣＿乱＿舞)
2019/02/05(火)　23：58

戦道具はそういうもんだ。
刀を振るう理由はそれだけでも充分だろう？人の身をしていても俺達は刀だからな。それらしく扱ってくれればいいさ。
ま、そう言って素直に聞き分ける大将じゃないからこそ余計守りたくもなるんだが。

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24 :薬＿研＿藤＿四＿郎(刀＿剣＿乱＿舞)
2019/02/02(土)　01：07

あんたに巣食う嫉妬の鬼とやらにも豆は効くのかねぇ。
出来れば夜戦に出して貰いたいんだが、戦場を選べる立場でも無し。ま、折角作った刀装だ。豆を撒く兵ってのも拍子抜けするがこれが効くってんなら連れてくさ。

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23 :薬＿研＿藤＿四＿郎(刀＿剣＿乱＿舞)
2019/01/11(金)　01：38

明けてましたおめでとさん、ってな。
正月休みくらいのんびり。なんて行かないのが戦道具だ。年明け早々柄まで通しながら祝うなんざ血腥いこった。ま、それも俺達らしいか。今年も良い年にしようぜ。こうして命繋いでんだ、悪いようにはならないさ。

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22 :薬＿研＿藤＿四＿郎(刀＿剣＿乱＿舞)
2018/12/09(日)　03：43

>鴆酒

無味無臭。音すら無く身体を蝕む毒は死を育む。生を呷り刹那に酔えば鉄の逝き着く先は…さぁて、何処へやら。

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21 :宗＿三＿左＿文＿字(刀＿剣＿乱＿舞)
2018/12/05(水)　01：00

>足音

進めば進む程細くなる路。崩れ落ちる日は何時訪れるのでしょうね。
軋む音が聞こえる。貴方の知らない所で少しずつ形を変えていく物。

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20 :山＿姥＿切＿長＿義(刀＿剣＿乱＿舞)
2018/12/01(土)　00：04

>煤けている。

指の先から熔けていくのは物語。黒く薄汚れて残った物は"俺"とは異なる形。「如何して」なんて言葉が意味を為さない事は俺が誰よりも知っている。

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19 :薬＿研＿藤＿四＿郎(刀＿剣＿乱＿舞)
2018/11/05(月)　01：18

>椿

蕾のまま散らせば枯れる事は無い。なんて酔狂かね。咲き誇る前に摘めば見初められる事も無いだろう。

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18 :薬＿研＿藤＿四＿郎(刀＿剣＿乱＿舞)
2018/10/19(金)　02：28

>薄氷

先に進めばどうなるか、なんて否でも判る。永遠なんて物は無いんだ。綺麗に終わろうなんざ思っちゃいない。最期を迎える日が来たらアンタを貫かせてくれよ。

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17 :薬＿研＿藤＿四＿郎(刀＿剣＿乱＿舞)
2018/10/15(月)　01：17

>鋼の心

熱を与えるならいっそ溶かしてくれ。中途半端な熱じゃ冷めちまう。

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16 :薬＿研＿藤＿四＿郎(刀＿剣＿乱＿舞)
2018/10/12(金)　02：06

>鈴虫の聲

澄んだ音色を掻き消す音。
悪いがこの命、そう簡単には奪わせないぜ。

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