アクアリウムが作りたいって話をジークフリートさんとした話。
俺が作りたい水槽は、遠浅の海を再現、と言ったけど入れたい魚はネオンテトラとレッドビーシュリンプで、青と赤の魚とか赤と白のエヴィっていう色合いがはっきりとしたものでさ、水草とか流木でレイアウトして、水槽はまずどんなのがいいかな、っとかさ。でも、ベタを一匹だけ飼うのもいいよな。踊るみたいにひらひらするひれがきれい。ジークフリートさんとどれがいいのか選ぶのもいいな、デートだ、デート。
>臍の話。
へそ出し服の話をランちゃんとしてて、俺がへそ出ししたらどうだろ、って思ったんだけど、鍛錬で脱いだり水着になってるからそんな特別感ないな?へそ出し服、…へそピアス……なんかちょっとだけ興味は、あったりする。
動物を飼う、って言うのはその命の責任を取れないうちは飼うものじゃないって思っててさ。とはいえうちにはムートって名前の可愛い猫がいるんだけど。
小さい頃に、遠浅の海に潜って海底から水面を見上げた時のあのキラキラした感じが忘れられなくて、どうにかして自分の部屋にあの海を再現したいな、ってずっと考えてる。あんまりごちゃごちゃさせないで、一種類の魚と一種類のエヴィだけ入れたいんだよなぁ。ムートが魚を虐めないようにしないとな。
ジークフリートさんも餌あげてくれたりすんのかな、名前付けたりして、でもどれがどれだか見分けがつかない、ってなりそう!
な、今度水槽を買いに行くの、一緒に行こうぜ。
そろそろ入るんだろうな、って感じで天気があんまり良くない日が挟み込まれてて、そんな日は大体のんびり過ごすことが多いな。洗濯物干したくても乾かねー!ってなるし、掃除はもう済ませて、夕飯何にするか冷蔵庫と向き合って悩んで、朝見送ったあの人に会いたくなって。一緒に寝てるから枕に匂いが移ってて、朝脱いだ寝間着を抱き締めて寝転ぶ。
……余計に会いたくなった。早く夜になってくれよ、あの人が帰ってくる時間にさ。
#今日のご飯
えび焼売とかに玉天津飯と春雨スープ。
彼とやりたいTRPGがあると言う話をして、それならば夜に時間を取ってやろうという事になった時には、らしく無くはしゃいでしまったのは否めない。
俺は人付き合いに興味は無い、が殊更彼の事となるとそうでは無いらしい。新たな発見だな。
人が生きていく中で他者との関わりは切っては切れないものだ。俺はその関わりなんて最小限で良いと考えていたが、いつの間にかその中に彼の存在が刻み込まれていた。戸惑いと、それから……悪くは無い、と思うこの気持ちはあまりにも難解で複雑怪奇で、今まで読んだどの書物よりも読み解くのに時間が掛かるだろうな。もしかしたら一生紐解けないまま向き合っていくのかもしれない。それも悪く無い、と思う程度には、俺は彼の隣が心地良いと思っているんだろう。
自分の内面と向き合うというのは悩みも増えるが、己を知るというのにこれ以上適したものは無い。見たくないものも見えてくる事もある。しかしそういうものは見つけて適切な処理をした方が後々に燻らなくていい。例えば、隣で眠る寝顔を見詰めて、早く起きて欲しい、なんて言う女々しさもこうして言葉として形にすることで得体の知れない不安感ではなく、ただ寂しいだけだったんだと知ることが出来る。そしてきっと、起きてこれを見た彼が言うのは、寂しくさせてごめん、だ。……何処までも甘くて愛おしい男だよ、君は。
また寝そびれたから夜の手慰みに書き始めたら長くなってしまったな。白1.1674
思いの外返事が早くて驚いてしまった。馴れ初めの件、とても愉快な気持ちで読ませてもらっていたよ。続きが更新されるのを今か今かと待ち侘びていた一読者だと伝えておこう。
俺が彼を愛おしいと思う気持ちが温かいものだと例えてくれる君の感性はとても尊い物だと思ったな。
料理に関してはそうだな、……俺が胃袋を掴んでメロメロ(?)にさせたいという一念発起で振舞うことにしたものだ。今では毎日のように楽しみにして帰ってくるのを見ていると少し、餌付けをしてしまったような感覚が否めないが……目論見通りがっちりと掴めたらしい。いつか君にも振る舞えたら、と思うよ。それから、君の本を俺の本棚に収めさせて貰うから先に伝えておこう。
今年は自家製の果実酒を作りたいな、って思ってたから、ジークフリートさんに何がいいか聞いたんだ。梅かライチか、苺か、って候補上げたらライチ、って言ってたからさ。市場でライチを買ってきて早速瓶を熱湯消毒して、ライチの皮を剥いて氷砂糖とホワイトリカーに漬けてみた。飲み頃は2ヶ月後だって。夏真っ盛りの時期じゃん、二人で飲みながら手持ちの光華でもやろうぜ。