明日から遠征があるのに支度なんにもして無くて帰ったらやらなきゃな、ってでも楽しみだなって気持ちと、遠征だとジークフリートさんと一緒に居られないんだよな、っていう寂しさがせめぎ合ってる。ジークフリートさん連れて行きたい。
今日は朝から生憎の雨模様で、朝は二人でゆっくり過ごしてから俺は散髪、ジークフリートさんは生活用品の買い足しに出かけて行って、帰ってきたら……ごほん。
今日はじゃがいもとキャベツが安かったんだぜ、夕飯何にしようかな。
甘さが増してる、と思ったんだけど変わっていないと言われた。つまりは俺の受け取り方が変わったってだけで、けど俺を見つめる視線に甘さが滲むし、触れる手もずっと優しくてたまに身の置き所がないって思っちまう。こんなに際限なく甘やかされちまったら、一人で立ってるのも大変になりそうだ。
でもそれが嬉しい、って思うあたり、もう引き返せない所に立ってる。そう思うよ。
トマトとナスの夏野菜カレーと、トゥナとコーンのシーザーサラダ。マンゴーラッシー付き。
お揃いのマグカップ、色違いの歯ブラシ、寝間着、大きいサイズのベッド、二人分の食器。一緒に暮らすようになってから増えたもの。全部愛おしく感じる。
>21:24
今日は帰りが遅いって言うから、あとはもう寝るだけにしてのんびり本を読んでる。レシピ本だったり、流行りの小説だったりを読んで時間を潰して、帰ってくるのを待ってる。古戦場は今回は闇属性が有利だって言うから、俺の出番は無し。
ふと、昨日話していた過去のジークフリートさんのことを思う。……どのくらい前の話なんだろ、気になる。今日もそのことについて聞いてみよっと。
肉じゃがに豆腐と油揚げとキャベツのお味噌汁。
昨日はほぼ半日一緒にいたから書く暇なかった!
ジークフリートさんが安心して眠れる場所になっているって事が、俺は凄く嬉しい。
一人でなんでも出来る人だから、一人で生きていける人だから、そんな人の寄る辺になれてるって凄いことなんだ、って自負してる。どんなに強い人でもずっと張り詰めて生きていくのってきっと、すごく疲れるししんどいと思うんだ。そんな人の帰る場所、帰りたい場所が俺の家で、居心地がいいと言ってくれる。
一人で生きていけるけれど、一人ぼっちは寂しいから。だから俺は、愛しいあんたに寄り添って生きていきたい。そう思うよ。