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┗213.混ざり合う時間・愛漣【R18/本体交流含/愛称使用注意】(470-474/483)

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470 :エルヴィン・スミス
2015/01/21(水) 23:50

つい先日のことだ。
少し日が空いてからリヴァイからの連絡がきた。

「待たせて悪い」と。
いや、いい。気にするなと返せば彼は「良くはねぇだろ」
…確かにな。よくはないことだ。
「だから直ぐ良いとか言うな。俺に非がある時は尚更だ」
そうは言われたが、彼を責めたくはない。そう伝えると
「俺に甘すぎるな。だがそれが嬉しい」と。


ここまではよかった。
その後私が

(こんな私を)『だらしないとは思わないのか?』

そう問い掛けた。
お前を強く叱責することも出来ない私がだらしないと、そう思わないのか、と。

それを彼は自分のことをだらしないと言われたのだと捉えたようで、その後、確かに俺はだらしないかも知れない、悪ぃと言葉を漏らした。

そんなつもりではなかったというのに…私の言葉が足りなかったばかりに…。
彼からの謝罪の言葉を耳にした途端、心臓が引っくり返るようなそんな感覚を覚えた。
違う。違うんだ。
お前にそんな言葉を浴びせたいわけではない…。
その言葉でお前を傷付けてしまったのではないかと気が気ではなかった。

だからすぐに説明の言葉を返した。
お陰で誤解は解けた。

だが…
あの時感じた気持ちは二度と味わいたくはない。
お前から謝罪の言葉を受けた時のあの気持ち…。
酷く胸が締め付けられた。

そして思い知らされた。
私はお前を傷付けてしまうことを、恐れている。
傷付け、失ってしまうことを。

絶対に手離したくない、唯一無二の大切な存在…
それがお前だ、リヴァイ。

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471 :リヴァイ
2015/01/22(木) 23:20


最近、エルヴィンを待たせている上に…日記を書きに来る事まで疎らだ


こんなんじゃ駄目だ、と解ってるのに時間を上手く作れない自分に腹が立つ。

年が明けて漸く人員の補充も行われた、これで漸く俺の負担も軽くなると思ったが…どうやら甘い考えだったらしい
現に、時間は相変わらず作れず…休日まで潰される始末だ。

唯一の救いは、エルヴィンが変わらず俺の傍に居てくれる事だろうな…
俺に甘い…甘過ぎる位に優しいエルヴィン、つい甘えきっちまうのをどうにかしねぇとならないくらいだ

後少し、本当に後少し激務を辛抱すれば…きっと時間が空く。

アイツに、愛想を尽かされねぇよう…ずっと俺だけを愛してもらえるように…踏ん張りどころ、だな

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472 :エルヴィン・スミス
2015/01/29(木) 21:24

リヴァイが足りない。
最近は二、三日間が空くことも珍しくない。
本当に、合間、合間で言葉を交わしている。
少ない時間でも話が出来る、それは嬉しいことだ。
だが厄介なのは私のお前を求めようとする欲。
間が空いてしまうと寂しさを覚えるのは勿論だが、合間に交わされる言葉が少ないともっと、と求めてしまう。
少しだけつまみ食いをしようと伸ばした手が止まらなくなってしまう。そんな感覚だ。

もっと話がしたい。もっと触れていたい。
だがその気持ちも彼が私の元へ戻るまでは燻らせておくことしか出来ない。
だから私はお前を待つ。
燻らせた想いを大切にしまっておく。
お前だけに与えられるように。

私が想うのはお前だけだ。

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473 :エルヴィン・スミス
2015/02/02(月) 22:11

丸三日。それが我々を隔てた時の長さ。
その長さを経て漸く…漸くだ。リヴァイと過ごすことが出来た。
一日中片時も離れず、という訳にはいかなかったが、リヴァイ不足がピークに達していた私にとってはとても充実した日になった。
お前が足りないと女々しい程に想っていた気持ちが一気に高揚した。

確りと抱き締め合い、お互いに愛の言葉を口にする。
その時間のなんと有意義なこと。

リヴァイ、今日言った言葉に偽りはないよ。
今までもこれからもお前に偽ったことなどないが…。

お前と離れるくらいなら死んだ方がマシだ。
もう私はお前のいない世界では生きられない。
お前が居なければ意味がない。
そう痛感した。

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474 :エルヴィン・スミス
2015/02/18(水) 00:05

新しい月になってから既に半分が過ぎた。
リヴァイは今まで以上に忙しない日々を送っているように感じる。
彼が休みを取って一日を私と過ごす為に使ってくれた。
その一日だけが濃厚で…あとはまばらだ。
彼と交わした言葉の数も容易に数えることが出来るだろう。


時折感じる寒さに人恋しく思うこともある。
幸せそうな見知らぬ恋人達を羨むことも…。

それでもリヴァイを想う気持ちは変わらない。

考えてもみろ。
おかしな話じゃないか。
お前がいるのに。
私達だって幸せなのに。
お前と歩んできた道を振り返ってみろ。
寒いことも、羨む必要もないんだ。
そうだろう?
今はあんなことを思っていた自分を恥じているよ。

それでも
会いたい。触れたい。
この気持ちはどう足掻いても誤魔化せない。
早くお前に会いたいよ、リヴァイ。

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