人間を救いたい、誰かを愛したい、誰かに愛されたい、優しいだけの世界を見たい、純粋な自己犠牲をしたい、社会の厳しさとか妬みとか怒りとか全部無くなればいいよ他人にも自分にも優しくしようよ優しいだけで世界をつくろうよ何をそんなに頑張っているのさ悲しいことなんて天災だけでいいよ十分だよ他には要らないよ笑いかけたら笑って返してよ。

正直抱擁だけの奴が欲しいし俺が欲しいときにくれる奴というものが、しかし俺はあの女と幸せになりたいわけでだが俺以外と幸せでいれば良いと思えない時点でかなり自分のことしか考えていないし愛情ではなく恋情なのだろうと思うし、別に抱き締めてくれなくていいのでなんか握手とか普通の会話をするだけとかそういうのでいいから何かしらほしくて毎日、美しくなければ何もかもが叶わないことだ。

誰かから何かを言われる度に胸がずきりと痛む、そんな日は夜眠れなくて涙が零れる。死にたいと何度も思った。死ねないと何度も言い聞かせた。
みんなはわたしが死んだら泣いてくれるのだろうか　そのあとは忘れてしまうのだろうか

もうね、よくわからないの。何を欲しているのか。現状はきっとよろしくないのだけれど、甘んじている。もう少しふらふらさせて。

何故こんなにと嘆くほど毎日がかなしく、かなしさの無限ループであまり生きた心地もせず回復の兆しが全く見えない。車で何処にでも行きたい。同じ場所に留まりたくない。こうやって思うのは帰れる場所がきちんとあるからだろう。俺はわかっていない。解ろうとしていないからいけない。いけないこころだけしかない。卑しいこころ。かなしみを埋めるのは誰か、いつも考えている。考えるだけ無駄なのはわかりきったことだが、同じことを何度も繰り返す。変わらない答えにこころが揺れる。変わらないからいけねえんだ。よくないこころ。いけないこころ。触れてほしくない。あー。ほしいな。なぞっている。