スレ一覧
┗318.最後の一秒を君と一緒に《R20》(198-202/217)

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198 :リヴァイ
2016/08/15(月) 01:24

抱えきれそうにないものを無理矢理に背負い込んで歩いている気分の毎日だ。
どう整頓していけば良いのかわからない想いと向き合うことが出来ずに、自分自身の感情というものを見ないようにして過ごしている。
嫌でも思考と向き合ってしまう眠る前の時間に怯え、眠りにつくのが下手クソになり、ひとり浅い眠りを繰り返す。

お前に縋ることも、今の状況を思えば出来ない。
望まないということは、それはそれで楽だと思う。
求めて、応えられないからもどかしい思いをする。身勝手な話だ。

来いと告げられた時に、強張っていた内側が和らぐような気持ちを強烈に覚えた。
気持ちのまま側に行くことも出来たが、顔を見ればどうにか封じ込んできたものが抑えられなくなりそうで恐ろしいと感じた。
ゆっくりと休ませてやれる自信がなかった。
内側が弱っていると俺はまた際限なく求めるんだろう。
今までもずっとそうだ、また過剰に寄り掛かりすぎる結果になる。
そうわかっている。

地下のドブ川の底を孤独に歩いているような気分でも、ひとりで何とかすると決めた。
それなのに、弱音を漏らしたのは失敗だった。
お前の状況を考えもせずに、また優しさに縋ろうとしている。

すまなかった。

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199 :リヴァイ
2016/08/22(月) 02:08


ゆっくりと過ごせる最後の夜をぞんざいに終わらせてしまった。
お前というやつは賢い頭に沢山の語彙は豊富に持っているくせに、本当に肝心なときには説明の言葉が足りない。
…イヤ、今回は俺に否があるな。悔やんでも悔やみきれない。
不安を抱えているお前の背をどうして撫でてやれなかったのかと、今更ながらに後悔が押し寄せる。

ここを見る余裕があるのか、それすらもわからないが…
エルヴィン、俺はいつでもお前を応援している。

会う時間が取れない期間は確かに寂しくはあるが、お前は常に俺を思っていてくれるとわかっている。
あまり無理はするなよ。あと、ちょっとでも遠慮せずに声をかけろ。
それから、ああは言ったがやはり土産はいつでも受け付けるぞ。

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200 :リヴァイ
2016/08/23(火) 00:14

こんなはずではなかった。
苦しめるつもりはなかったが、口から出るのは可愛げのない言葉ばかりだ。
自分でも何がしたいのかよくわからない。自ら嫌われるような振る舞いばかりを繰り返して、恋しいくせに遠ざける真似をしている。
どうすればいい、俺にはわからない。
必要とされている自信がない。
求めないのが一番なのだと、そんな答えしか今は生まれてこない。

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201 :リヴァイ
2016/08/27(土) 18:05

朝干した物を取り込む時に感じる風は日々涼しくなってきている。
あぁまた秋が来るのかと感じるほどに、風は何も変わっていないのかと思った。

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202 :リヴァイ
2016/08/31(水) 00:40

涼しいというべきなのか寒いと言うのべきなのかわからない。
一人で眠る時の布団の厚さを、すっかり忘れている。
猫を俺の部屋に呼べばよかったと今更ながらに考えた。
あれもきっと、いまごろ丸くなって眠っている。

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