Third Theater - 海賊団２

JOB (例)航海士剣士

メッセージ [絵文字]

〚ＬＡＤＹ ＦＩＧＨＴ！！　〜テンティ〜〛

Vol.260 『ワンモア』

目次 >>306

『それから私とエミィはマッドボーイ海賊団になったんだよね。
まさか海賊になるとは思わなかったな‥‥
しかも毎日楽しかった‥‥
ステイクとファンクは毎日エッチだし‥‥ベンケイは用事ある時ほぼ寝てるし‥‥モティちゃんは優しくてかわいい。同性でもドキドキする。
ジュリとは喧嘩ばかりしてて最初は本当に嫌いだったけど‥‥デッドヒートカーニバルで私の仇を取ってくれた時のあの台詞‥‥忘れられないよ。』

ジュリ
「ウチのティエモが随分世話になったなぁ‥‥
こんなもんで済むと思うなよ‥‥
折れる骨が無くなると思えっ！」

場面が切り替わる

〜フィフティーンアップルズ　ゴールドアップル島　草原〜

ティエモ
「うわぁぁぁぁっ！」

ピクサー
「プルフフフ。痛そうね。折れたもんね。
じゃあ痛くないように斬り落としてあげる。」

ピクサーは懐からギザギザのナイフを出してティエモの折れた左脚を持ち上げる

ティエモ
「あぁぁぁぁっ！」

エミル
「お願い！もうやめて！やめてください！
何でも‥‥しますから‥‥」

ピクサー
「あなた達に望む事は何も無い‥‥強いて言うなら‥‥死んで。プルフフフ。
さて‥‥ティエモ、痛いのは最初だけ‥‥やがて気を失い‥‥目覚めた時には左脚は無い！」

ナイフを振り上げる

ピクサー
「うっ‥‥」

ピクサーの喉元に刀の切っ先が当たる

ピクシー
「お姉ちゃん！」

ピクサー
「くっ‥‥誰‥‥」

『そうだ！ジイル、あんたにも助けられたよね。ありがとう。カッコよかったぞ！』

ジイル
「ナイフを振り落とせば首をトばす‥‥もうお前の勝ちだろ‥‥これ以上の追撃は目に余る‥‥」

ピクサー
「あなたには関係ないと思うけど‥‥」

ジイル
「そうでもない‥‥俺は医者だ。
そしてこの一味には世話になった。
それに正常な人間なら誰でも止める状況‥‥」

ピクサー
「あなたが私の首をハネても後ろに居る妹に殺されると思うけど‥‥」

ジイル
「だろうな‥‥だがお前だけは確実に仕留める！
もしお前が攻撃をやめるなら俺のと集めたバッヂを全てやる‥‥ナイフを捨てろ‥‥」

ピクサー
「‥‥‥‥‥分かったわ‥‥」

『私‥‥運がいいのかな‥‥あの時ジイルが来てくれなかったら‥‥
私より後に入ったけど‥‥ジイルもお世話になった‥‥
この一味に入ってよかった‥‥私の選択は間違ってなかった‥‥
ステイク‥‥ベンケイ‥‥モティちゃん‥‥ジュリ‥‥ファンク‥‥エミィ‥‥ジイル‥‥
皆とまた海に出たいな‥‥新世界でもこの仲間達と一緒なら渡って行ける！
もう少し‥‥もう少しで皆揃う‥‥
潜伏活動１年‥‥やっぱり復活はド派手にしたいよね‥‥でも‥‥ごめんなさい‥‥私‥‥死んじゃっ‥‥‥』

〜ゴールドアップル島　草原（天女の墓場）〜

ティエモ
「！！
（‥‥‥ってない！）」

目を覚ましたティエモはピクサーに抱きかかえられていた

ティエモ
（あれ？気絶していただけ‥‥‥‥じゃあ夢？
ピクサーの奥義みたいなの喰らっちゃったからか‥‥でもピクサーだって私のエンジェルビューティーストライクは当たったはず‥‥）

ピクサー
「ごめんなさい‥‥辛いよね‥‥私があなたでも辛く苦しいと思う‥‥こんな姉を持ってあなたが可哀想‥‥」

ピクシー
「そんな事無い！お姉ちゃんは最高のお姉ちゃん！ピクシーちゃんバカだし‥‥お姉ちゃん居なかったらここまでこれなかった！」

ピクサー
「プルフフフ。あなたは最高の出来た妹‥‥私が保証する‥‥さぁ‥‥バッヂを‥‥」

ピクサーはピクシーに向かってバッヂを差し出した
パシッ‥‥

ピクサー
「えっ‥‥」

ピクシー
「は？」

その手をティエモが掴む

ティエモ
「ご‥‥ごめん‥‥その役目‥‥私でもいい？」

ピクサー
「えぇぇぇっ！」

ピクシー
「まだ意識あった！」

ティエモ
「キュハハハ‥‥ギ‥‥ギリギリだけどね‥‥ピクサー‥‥抱きかかえてくれてありがとう‥‥よっと‥‥」

ティエモが立ち上がる

ピクサー
「う‥‥嘘でしょ‥‥」

ティエモ
「さて‥‥まだよ‥‥勝った気になってたとこごめんなさい‥‥延長戦‥‥かな？」

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