青色琥珀 - 日記板2

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<center>&#9812;&#9812; 結婚前夜&#9812;&#9812;

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日付が変わり日が昇れば式当日で、そう思えば思う程ベッドの中で眠気はどこかへ行ってしまって…ふと今までのことを思い返してました。

日記を始めようと思ったのは祥吾くんへの思いや日々のことをつらつらと書きたかったから。
でも、バレるのは恥ずかしくて祥吾くんのことを書くときに名前を出せばすぐにバレてしまうと思い呼ぶことにした呼び名は“旦那様”で…。

まさか本当にボクの旦那様になるとは夢にも思っていませんでした。
プロポーズも本当に突然で、帰ってお帰りなさいと抱き締めた途端に何の脈絡もなく言われた『結婚しよう』との言葉に酷く驚かされたのを覚えています。
返事を考えた時、これが冗談で頷いて萎えられたらどうしようと不安でいっぱいな中プロポーズの返事をし、嘘じゃないと、冗談じゃないと分かった瞬間に泣いてしまって布団に逃げ出して…。

それから少しして完の方でも相思相愛になって、本当の恋人同士のようになれて、大切な先輩の結婚で喜んだのも束の間、大切な人たちの大切な居場所が消えてしまった事件があって、喪失感や悲しい思いをしている人達を見ていたらボクも日記を閉じてしまおうかと考えていました。
それを辞めるなと言ってくれて前を向くよう背中を押してくれたのは祥吾くんとブナの皆さんでした。
ボクのこんな日記を大切だと言ってくれてどれだけ救われたか…。

数日前には結婚に対しての漠然とした不安が出てきていたら、気付いてあげられなくてごめんと言ってくれて、不安を感じないようにとお祭りにも連れて行ってくださいました。

いつも支えてくれる彼を、今度はボクも支えていきたいです。

明日、ボクの本当の意味での“旦那様”になってくれることに喜びと感謝と一生添い遂げることの誓いをここに。

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明日からはずっと一緒ですよ。
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