自責

「上に立つ者は、常に自責の念を持たなければならない。」昔、綺麗事を並べるとある講習会に参加した時の唯一覚えている事で。その時のアタシは何も思わなかったのだけれど。現にアタシは上に立つ者では無いけれど、確かに頷けたの。上に立つ人でも、そうじゃ無くても必要なんだわって思えて。アタシの友人は皆、此方が心配になる程自責の念を持っていると思ってるの。なのに、アタシは果たして持てているのかしら。答えは否、ね。
後悔先に立たず、今更後悔しても仕方無いのは解ってる。なら、アタシの今すべき事は？さて、何でしょう。御免なさい、アタシの大切な人。

崇高

小太郎、素敵なお花をどうも有難う。立葵、なんて。アタシにあんな素敵なのが似合うだなんて、相変わらずね。
アタシの好きな花はガーベラ。何色でも好きだけれど…強いて言うならピンクかしら？可愛らしくてね。花言葉は「崇高美」。気高く尊い美しさ。アタシは、そう在りたいと願ってしまうわ。ピンクのガーベラは恋愛運アップにも繋がるらしいわ。
因みにアタシの友人は赤いガーベラが好きなそうよ。花言葉は「常に前進」。他にもあるけど、これが一番何ですって。
ガーベラは一輪挿しに差して飾るのも、中々素敵よ。アタシは一番好き。フラワーセラピーの効果もあるみたい。丁度今が咲き時だし、良かったらどうぞ。

涙珠

春の嵐と言って、綺麗に咲く桜を攫って行くのね。アスファルトに広がる桜の道を踏むのに少し躊躇して、仕方無く通ったのだけれど何だか寂しくて。空が泣いているから、こんな気持ちに成るのかしら。
雨は濡れるから好きじゃ無いけれど、嫌いじゃないの。だって、泣いているのを見られたく無い子の涙を隠して呉れるでしょう？アタシの涙じゃないわ、でももしアタシがその立場なら見られたく無いもの。折角雨が隠して呉れるのよ、我慢しないで好きなだけ泣きなさい。我慢は体に悪いのよ？その綺麗な涙も、本当はアタシに見せて呉れたら嬉しいのだけれど。
空は、何が悲しくて泣いているのかしらね。

回帰

アタシが誰かに良い事をして貰った時、アタシは確かにその誰かに良い事をして貰った事を覚えているのに、した側は覚えていないって事が多々有るのよね。逆も又然り。自分が相手に取って良い事をした事すら気付いていない事も屡々。それでも、良い事ってきっと自分に返って来ると思うの。その見返りの為にしている訳では決して無いのだけれど。寧ろ、見返りを求めて行動したりするのは嫌いよ。相手の事を思って行動を起こしたりって意外と難しいのよね。でも、実行して自分に返って来て、って繰り返していたら良いサイクルに成るとは思わない？そうしたら辛い事、悲しい事も有るけれど、きっとそれ以上に良い事も沢山有るわ。アタシは、そんなサイクルの中で笑って居たいの。勿論、貴方達と。
嗚呼、アタシは素敵な人に囲まれてるわね。幸せ者。

残夢

頭はすっきり目覚めて居るのだけれど、まだ夢の中に居る様な靄がかかった様な感じが残ってて。何故かしら、沢山寝たのだけれど。嫌な感じはし無くて、心地良いからまだ助かるわ。でも駄目ね、現実を見なさいアタシ。しっかり。
今日はとても暖かいのね、寧ろ外を歩いて居たら暑いって思っちゃう位。嗚呼、日焼け止め塗って来るの忘れたわ。油断は禁物ね、お肌の敵よ。三寒四温とは言うけれど、ここまで気温差が有ると厳しいわね。幸いアタシは風邪引いて無いけれど、友人にとっても辛そうな子も居るの。皆さんもお気を付けて。
今日は遅くなりそうね、お買い物して帰りたいけど無理そうかしら。明日は朝から出なきゃだし、明後日友人に付き合ってもらいましょう。