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音色 |
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チラっと、今晩は。
良い夜だ心地良い。
ずっと前の傷も癒えた、僕は単純なのだろうか。
なんてな。
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朝起きたら銀世界だなんて、羨ましい。
それが当たり前だと思う人は物好きだと笑うが。
早く僕の身長以上の雪だるまを作りたい。
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こんな時間に舌に広がる甘いフィンナシュに、紅茶でも珈琲でもなく水で流し込む。
嗚呼、なんて一人は退屈で億劫なんだ。
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君が財布や大事にしているネックレスを落とせば、俺も一緒に探してやろう。
一人で床に就くのが不安なら不安にならない様に同じ時間に君の好きなマシュマロの入ったココアを飲んで寝よう。
御前が美味しい料理を食べたいのなら、俺は御前の為に美味しい店を見つけてやろう。
もし、失恋したら。俺は何をしてやれるだろうか。答えは簡単だ。何だって俺が居れば君は幸せだろう。自惚れるなと笑ってもいい。情けない話君の為に泣けるのだから。
この先ずっと、俺と居て幸せだったと言わせてみせるさ。
約五年分、ほら俺との時間の方が重い。
おまじないは自分が一番知ってるよ。
早く元気になってくれ。
おやすみ、僕の大事なしんゆう。