9月25日。俺、切原赤也誕生日。
クリスマスの次に好きな日だったりする。欲しいもの貰えるから。

日付変わって先輩達からメール来て１つ１つに鍵つけてて。
あ、勿論一番はあの人ッスけど。へへ、其れだけで既に俺は幸せだった訳で。
もしかしたら先輩(自分の)日記に祝ってくれてんのかなーナーンテ浮かれつつ日記見に行ったら俺の日記に誰か書いた形跡が。
ン？俺更新してない、え？とか一人パニック。
開いたら先輩がこっそり書いててすげーびびった。
え、少し前までメールシテマシタヨネ？アレ？みたいな。
しかもちゃっかり名乗っていきやがった。

俺のしみゅれーしょん、だと今日此処で日記書いて最後に先輩の名前投下してドッキリさせようと思ってたのに。
いつもアンタには勝てないって思う。出会った当初にアンタに勝つって言ったけど未だ勝ち目なしなんで今年こそ１つでも勝ってやる。

来年も再来年もずっとずーっと好きッスよ、マサのこと。
なーんて。

#誕生日おめでとう。
ということで、ハピバという気持ちを込めて勝手に1ページもらうことにする。ピヨッ。
ほんま、最近忙しゅうて我慢ばっかりさせとってすまん。その上、誕生日もゆっくり過ごすこともできん、すまん。
謝ってばっかりじゃが、サプライズと言えるかわからんサプライズをするくらいにはこの日を待っとった。
俺が日記を書いてると知って、俺が「赤也も書いたらええ」って言ったら書いてくれて、嬉しかったんじゃよ？
俺がへたれじゃけぇ、あんまり堂々とした態度とれんでモヤモヤしとるんかもしれん。でもな、やっぱり俺はお前さんが好きじゃけぇ、毎日寄り道もせんでお前さんのもとに帰っとる。

今日は、特別な日。生まれてきてくれてありがとう。
そんで、俺と出会ってくれて、俺を好きになってくれてありがとう。
俺にできることは少ししかないかもしれん。そんでも、できることは何でもさせてくれ。
赤也に、今年が一番良い誕生日だったと思ってもらいたいんじゃ。
もっと言えば、来年も再来年も、俺に今日という日を祝わせて欲しい。
月並みなことしか言えんけど、愛しとうよ。
誕生日おめでとう。赤也のこれからの1年が幸福であるよう、俺にも見守らせてくれ。そんでもって、幸福になれる手伝いができたらこれ幸い。

お菓子な紙飛行機
仁王雅治

#最初に。
悪戯、成功。どうせニブチンな先輩は言ってから気づいたんだろうけど。
添い寝添い寝とか言いながら俺は先輩が寝落ちしたのを見守って寝る方が安心する。
や、添い寝したいんすけどね。


昨日副部長に
>明日、すとれーとへあーにしてきまっす！
>金髪にしてくるっす
って言ったら横にいた柳先輩と幸村部長がすげー顔してた。
冗談なのに。副部長は黙って固まってた、気がする。
先輩くらいに染めたいなァ、なんて。


#先輩は。
優しすぎる、だから俺が甘える。我慢、しようと思うのにいつも出来ない。
割となにしても許されるから勘違い、しちゃうんすよね。ゴメンナサイ。
なーんて書いてたら昼休み終わっちまう。

>先輩は、鈍い、と思う。
いやホント。想像以上に。
加えて天然な気がする。
疲れてんのかもしんねぇけど"態と"って言ったら"ん？熊と？"ってなんすかそれ、ギャグ？全然面白くないッスよ、可愛すぎて。…ナンテ。
あ、でも絶対態とだ。其れこそ絶対態と。
そう思ったら一気に先輩が怖くなってきた。え、此れも計算のうちッスか、うわー。

でもここまでいったら教えてやんない。
切原赤也、負けないッス。

って日記放置してたらバレましたよ、っと。
つーか寝れんのかな今日。
微妙に睡魔こねぇ。ピンチ。

先輩と添い寝したいなー、今日こそ。

前の１頁消しちまったし、毎日書くとか言いながら全然できてなかった。

最近言いたいこと。先輩好き。それだけ。


>俺は。
はっきり言われても気付かねえんだな、って思った。
俺は普通に接してきたつもり、だったのに。
難しい。言葉だけ、っていうのが余計。
でも俺が好きなのは先輩だけ。

#なんでも言ってください、と言いながら言えないのは俺も一緒。