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477.【妄想の】二つ名キャラで小説を書こうぜ【暴走】
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【この小説単体での事前注意】 ・無限審問官(ウロボロス)視点です。 ・バトルをやります。 ・「*」は章が変わったことを意味します。 ──────────── ──カーテンの隙間から差し込む光で、俺は目を開けた。 ゆっくりと上半身を起こし、寝起きでぼんやりする頭を覚醒させる。ベッドの横の目覚まし時計を見ると、九時半を過ぎようとしていた。俺はカーテンを引いて、窓の外の景色を眺める。街は今日も、人で賑わっていた。 ふむ、いい朝だ。 ──いや待て。……九時……半……!? 「やべ……っ!」 出せる限り最高のスピードで俺はターンして窓に背を向け、クローゼットに向かってダッシュする。 組織での集合は基本七時半だってのに、二時間も遅刻だ。くそ、どうして今日に限って目覚ましが鳴らなかった!? いい朝から最悪の朝へと急転直下だ。俺は急いでクローゼットに手をかけ、いやその前に寝間着だ、寝間着を脱ぎ、その時偶然クローゼットの横のカレンダーに目が行き、 「………………………」 ……一気に脱力した。 脳内を整理し、今日の日付を思い出す。そして、その日付をカレンダーと照らし合わせ、再確認した。 「……あー、そういや久々にゆっくり寝ようと思って、目覚まし機能解除したんだっけ」 喜ばしいことに──もしくは自分に呆れたくなることに──今日は非番だった。
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