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477.【妄想の】二つ名キャラで小説を書こうぜ【暴走】
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「……遠慮しておく」 そう断ると、男は肩をすくめた。 「別段、椅子に座るくらいでは何も起きませんよ。立ち上がれなくなるということもありませんし。私からの攻撃に関しては、話が終わるまでは仕掛けないとお約束しましょう。どちらにせよ、不意をつくような真似はできない能力ですからね」 ……話? 怪訝さが表情に出たのか、男は俺の顔を見て笑みを深めた。 「何か用か、とお聞きになられましたね。ええ、私はあなたに二つ、お話があって参りました」 「二つ……だと?」 「ええ」 男は頷き、奴の向かいにある椅子を手で軽く指し示した。続きは座って、ということらしい。このまま突っ立っていても埒があきそうにないので、俺は渋々椅子に座った。 今のところ、妙な作動は……ない。 「では、まず公の用事から済ませましょう」 同じく椅子に座った男が、話を再開する。 「ああ、公の用事というのは、他でもない、私の組織からの命なのですが……私がどこに所属しているかご存じですか?」 男の試すような笑みを見ながら、俺はゆっくりと答える。この領域をつくり出した時の言葉、そしてあの女の警告(?)から考えて。
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