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477.【妄想の】二つ名キャラで小説を書こうぜ【暴走】
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◇ 「何だこれ」 「まだ先だけど誕生日おめでとう。お菓子の詰め合わせあげちゃうよ」 「おいテメークッキー割れたじゃねーか」 「胃に入れば一緒だ。でね、これだけじゃないわけよ」 「まだなんかくれんのか」 「ああ、俺じゃないけどね。いや、俺もある意味あげるっていうか、許す?まあ5日後の誕生日楽しみにしててよ」 「意味わかんねー。楽しみにしとくけど」 静子のサプライズ好きは健在のようだ。にやにやしながら自分の仕事場に戻っていく。大きくなった背中を見送って、手元の紙袋に視線を戻す。中には服と、直接渡せなかったことへの謝罪などが書かれた手紙。そして、下の方に任務先の土産物が入っていた。 「律儀だなあ」 詫びなければならないのは俺の方だというのに。どうも彼女の気持ちは礼より詫びの方が多いような気もするが、素直に受け取っておこう。そして俺も何か詫びの品を買っておかなければ。なかなか彼女に会えず、菓子折りをひとつ駄目にしたところだ。 17歳なら何が欲しいだろうか。コズミの笑った顔も見てみたかったから、近くにいた女性の同僚に相談する。すると事の顛末まで話すことになってしまい、彼女は一人盛り上り、 「まかせて!プレゼント選び手伝うから!」 と実に頼もしいことを言ってくれた。早速明日プレゼントもとい詫びの品を買いに行くことになったから、後で静子にコズミがいる日を聞いておこう。 離婚されるほどに駄目な俺だが、少しずつ、少しずつ矯正していこう。誰かのために行動するときは、まず誰かに相談して、ちょっと世話も焼いてもらって、そうやって正しい「いいこと」を覚えていこう。とりあえず今は、コズミへの正しい詫びの品選びからだ。 ミーティングに呼ばれて、俺は晴れやかな気分で会議室にむかった。 ◆◇ 拙く糞長い文の連投、本当にすみませんでした。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!
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