スレ一覧
┗530.携帯のメモに貼ってある物を晒すｽﾚ
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>>1　デコ助野郎にふいたｗ はー病んﾃﾞﾚってこういうことなのか。勉強になった。 ﾒﾓにこれしか無かった。書きかけのド長文で意味不ﾃｷｽﾄなのでスルーしてください。 ある晴れた、深い深い雪の日のことだった。 吐く息は白。指先は冷たく、頬に赤みはない。 「この森を出たいの、私」 見透かしたふうな目。森の中の閉塞的な村にいて、そよそよと、異端と呼ばれる彼女は言う。 あの目が嫌いだ。知らぬものを知っていると言う目。虚勢でなく、無為に嘘を吐く目だ。 無為に、嘘。彼にはそうとしか思えなかった。 この、他を寄せぬ閉じられた円環の中で、異端と呼ばれる彼女。 雪のただ中にあって、空気は冷たい。最早足先の感覚はなく、寒いと言う言葉も麻痺している。一体いつからここにいるのか。一体いつまでここにいるのか。 「あなたも一緒よ」 こちらを向く彼女は、口の端以外は酷く無表情で怖かった。 しかしそれより怖いのは、意志もなく頷く彼。

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