玉散る刃の巡恋歌

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┗1622.玉散る刃の巡恋歌(121-125/186)

121 :志波海燕
2010/11/28（日）20:12:44

俺も大概鈍くなっちまった。
宛て無く興じるのが好みだった筈が、読み切れ無ェんじゃ話にならねえだろ。

俺を知る奴は誰も居ねえ、っつう仮定で振る舞ってる心算。
だが、若しも未だ顔馴染みが居るんだとしたら遠慮無く声掛けてくれ。

俺は未だ。
足ィ洗えず此処に居るぜ。

…なァんてな。
他人任せなんざ俺らしくねえか。

── 一興 ──

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122 :平子真子(乱入)
2010/12/03（金）20:38:33

数ヶ月ぶりに何となく覗きに来たら、
タイムリー(？)にも見覚えのある単語。

ちゅーことで其れに乗っかって一筆。
久し振り。

ついでに『オマエんこと知っとる奴のひとり』でもあるから、
一粒で二度美味しい感じ？

上にオマエが書いとることが何のことを言うてんのか俺には解らんけど、
俺は元気でやってんで。
オマエもまァ、ざっと目を通した感じ色々ありはするみたァやけどそれなりにやっとるっぽいし。
身体に気ィ付けて頑張れな。
…あァ、雨の日、ちゃんと寝れてるか？

なんてな。

諸事情でオマエの連絡先失くしてもたし、俺も宛先変わったし。
タイムリーなんもあったから調子こいて此処に乱入させてもろた。
ナンやったら消しィ。パスは2153にしとくわ。

ほな、お邪魔しましたー。

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123 :浦原喜助
2010/12/04（土）23:40:58

此れは予想外の御客人だ。
アタシの綴りに乱入してくるなんて初めてじゃありません？

君も元気そうで何よりっス。
アタシは見ての通り相変わらず。寧ろ、君が知る時よりも更に状況は悪化したかもしれませんね。
けど、言葉通り「相変わらず」なんで未だ道を変えられず気侭に遣ってます。

…と、定石の挨拶は此処迄にして。
息災であれと、柄にも無く祈った気持ちが通じたらしい。
君がずっと変わらなかったように、アタシも変わらず此処に居ます。
今なら、互いに何かしら違う答えを得られるかもしれないと。
嬉しい乱入に乗じて、もう一度祈ってみましょうかねえ。

顔が見られて良かった。
有難う、シンジ。

雨は、…相変わらず苦手っスよ。

── 吁 ──

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124 :志波海燕
2010/12/05（日）23:22:29

相変わらず解り難い言い回しで悪かったな。
難儀な思考はお互い様だ、金髪オカッパ星人。
…なァんて、な。
戯れ序でに懐かしい渾名を持ち出してみた。

オメーの面が拝めただけで満足する心算だったんだが、下駄がグチグチ煩えから手段を講じて遣った。
下ァ見てみな。
気が向いたら送って来い。
気が向かねえなら此れへの返信すら不要。聞き流せ。

ボチボチ行こうじゃねえか。
互いに若くは無えし、今更急いた所で何も変わりゃあしねえしな。
つうか、禁煙とかしてんじゃねえよッ！裏切り者めっ！

懐かしい遣り取りだ。

── 朔 ──

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125 :志波海燕
2010/12/09（木）02:11:31

ゆめうつつ。

俺の呟きに黙って耳を傾けるオマエ。
思い起こせば、随分と身勝手な事を言ったんじゃねえかと独り嗤い。
だが、何一つ嘘は無え。後悔もしちゃいねえ。
彼奴は大概余裕無えし、器量がデカイ訳でも無えんでな。
オマエの事となると全くのド素人状態に陥るらしい。

オマエを泣かせてイイのは彼奴だけ。
追い込むのを許されるのも彼奴だけ。
愛を囁くのも彼奴だけが持ち得る特権だ。
爪の先すら他人様に譲って遣る心算は無え。
血も、肉も、心も、魂も。
オマエの全ては彼奴だけのモンだろう。

以前、オマエが口にした言葉をそっくり其の侭返して遣る。
堕ちる所迄共に堕ちようじゃねえか。
今更逃げられると思うなよ？

『逃げる気なんざ更々無ェよ』

…ったく。
更々無えならさっさと言いやがれ！

と、喚いた所で時間は巻き戻せねえし、彼奴のヘタれっぷりも大概な訳で。
結果、互いに牽制し合ってただけなら如何にも間抜けな話じゃねえか。

とんだ大馬鹿野郎二人組。

幸せ過ぎてクラクラする。
オマエと過ごす時間は、
金平糖みてえに甘くて。

堪らなく
俺を
狂わせやがる

イイのが未だ思い浮かばねえが、
そろそろ題目変えてみるかな。

── 甘美 ──

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