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┗1622.玉散る刃の巡恋歌(151-155/186)
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151 :
朽木白哉
2011/04/21(木)14:40:06
白蓮散りては櫻舞い
緑繁るは初夏の馨
然れど去りとて浮世を想ひ
紡ぎ摘むぐはひとかけら
止んでは孵す言之葉を
何時いつ迄も忘るるなかれ
── 白沙 ──
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152 :
朽木白哉
2011/05/03(火)06:26:39
血鎖を纏いながら当主たる我が所業を省みるが未だ理解に至らぬ。
『真の誇りとは何ぞや』
曾祖父が重ねて口にした言葉の真意。
此れすら稚理稚想な私にとっては解せん。
今更吾が運命を怨みもせぬし、抗うも善しとはせぬ。
然りとて、己の刃を鈍らせるのは他ならぬ其の誇りとやらではないのか。
血、
族、
掟、
古、
歴、
名、
斯様にも曖昧且つ不確かな繋がりが、左様にも貴様等にとっては重要な事柄らしい。
仮初めとて無いよりはまし、と云った思想か。
片腹痛い。
一緒にしてくれるな、下衆が。
『真の誇りとは何ぞや』
理解出来ぬからといって見失う気は更々無い。
私相手に惑わしなど効く筈が無かろう。
季節外れの花見。
逝く前に目にしてから埋くがいい。
兄が、
奔放な燕が。
私には酷く眩しかった。
囚われない貴様が、
酷く羨ましかった。
── 櫻華 ──
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153 :
志波海燕
2011/05/19(木)00:04:43
何つうか。
今更ながら感慨深ェ、つうかさ。
俺が果たした役目なんざ微々たるモンだが、俺が其処に居たって証は遺せたと思う。
小さな光みてえなソレは、後の奴等が引き継いで。
一寸大きくなった灯りを次の連中がまた引き継いで行く。
何十年、何百年、繰り返し積み上げていく。
最初の光が生まれたのは何時だったのか忘れちまう位ェ、長い時間を掛けて育って行く。
万人を救う為じゃねえ。
少しでも多くの人間が笑って生き抜いて、結果笑って逝く為に、俺等死神は存在する。
と、改めて決意を新たにした次第。
本当に良かった。
お目出度う。
そして、有難う。
俺は、
新しい場所で、
新しい同士と共に。
小さなヒカリを育てて行こうと思う。
無論、志は常に同じで、な。
吁、悪くねえ。
── 十六夜 ──
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154 :
志波海燕
2011/09/06(火)20:58:00
ホント解り易いヤツ。
思い込みも大概にしやがれ。
オマエに逢いたく無ェ訳ねえだろうが。
何度も言わせるな…と言いてえ所だが、何度言っても解らねえみてえだからシツコく言って遣る。
俺は、
誰よりもオマエに、
逢 い て え よ!
ンな事、頭じゃ解ってるんだろう?
其れでも手前ん中にあるモヤモヤが消えねえから。
心が是を返して来ねえから。
オマエはグダグダ考えてるんじゃねえのか?
何でもイイからぶつかってきやがれ。
幾らでも受け止めて遣る。
オマエが惚れた男はそう云うヤツだ。
アア、頭痛え。
少しは察しやがれ、馬ァ鹿。
── 落日 ──
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155 :
志波海燕
2011/09/27(火)02:08:22
くだらねえ。
地位も、
金も、
権力も。
テメーが目指すのは何だ。
部下の血反吐で築き上げた道程をテメーのエゴで潰す気か。
アタマ獲った気になるのも大概にしやがれ。
セカイは広い。
テメーの想像を遙かに超えてでけえ。
セカイのヒトカケラさえでも見てみりゃ、手前勝手な野心なんざ耳糞に思えて来る。
目指す高みはえらく遠い。
そして、己の愚かさを改めて識る。
詰まり謙虚な心のみが自らを押し上げてくれる術だ。
何故、其れが解らねえ。
一人じゃ到底勝て無え戰も、百人集めりゃ何とかなるだろ。
相手は烏合の衆じゃあるまいし、何故組む気にならねえんだ。
孤独な道化に成り下がり、果ては部下と心中する気か。
アア、くだらねえ。
然し、
ンなモンにすら勝てねえ俺が。
一番くだらねえやなァ。
── 無明 ──
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