[時計の針を亡くした時計]

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┗2285.[時計の針を亡くした時計](111-115/177)

111 :阿近
2009/08/27（木）00:47:33

>うわああああぁぁあ！

>(…って、たまには叫びたくなるのは俺だけか？)

何でか、青空に向かって叫びたくなる時がある。
たまに夕日に向かって、何もかも忘れて喚きたくなる。
衝動。

俺だけか。
イカレちまってんのか。

…いいや。
時折破裂しそうになる心臓は、俺だけじゃねぇ。
大丈夫か、まだ。
(そうなると、俺は大丈夫だ。)

破裂しそうになる前に、叫べ。
少しは楽になる。
無理なら誰かに言え。
吠えてでも、叫んでも、唸っても、少し位なら誰かに届くだろうからな。

案外、世の中捨てたモンじゃねぇぞ、って思える。
星は見てる。
空は在る。
叫べ、何時だって良い。
誰かに届きはするから。

(誰に言ってんだ？)

>(そうだな、例えば走る事しか知らない、ゼネラリストとか？)

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帰宅寸前に局への大量注文。
明日にまで、なんて、急に言われても。

ああ、クソ。
鵯洲起こして来い、アイツが居れば朝方には終わるだろうさ。
お陰で今日も徹夜だぜ、畜生。

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112 :黒崎一護
2009/08/27（木）23:53:51

そうだな、良くねぇ事を考えているのは事実。
ただ、それが果たして良くねぇ事であるかは不明。

教科書の何処にも載ってねぇ、現実。

やる気はねぇ。
けど、したい気は充分。
さて、どうするかは俺次第な訳で。

…オッケー、なら、こうしようじゃねぇか。

腹ァ括れたら、声をかける。
括れなかったら、臆病者。
括れたら、恐らくドン・キホーテ。

前者も後者も、案外難しい選択になっちまいそうだ。

---------------

>俺はやるぞ！
(臆病者でも、ドン・キホーテでもない、違う道を歩む。)

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113 :朽木ルキア
2009/08/28（金）18:52:03

>たそがれ。

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久方ぶりに帰って来た尸魂界。
丁度、黄昏れ時だ。
あの男の頭と同じ色に包まれ、私は此処へ戻った。

兄様の所へ挨拶に行かねばならない。

それなのに、その暖かさが、私の足を止めさせた。

人の影が、伸びていく。
それを眺めて、私は動けなくなった。
(足が動かないのだ。)

明日には夏の宿題を終えなくてはならない。
そんな事を考えながら、私は動けないのだ。
けれど、足が動かずに、居る。
目は影を追う。
向かう先には、影がある。

行かねばなるまい。
私には居場所があるのだ。

…動け。
動かなければ、影に囚われたままなのだから。

---------------

影を追うのは止めねばならない。
私は、影ではない。

さあ、そろそろ現世に行かねばならない。
>私には宿題が待っているのだからな！

おい、一護！
“えいご”とやらの宿題をかみ砕いて教えてくれ！

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114 :阿近
2009/08/28（金）22:53:44

鈴虫が鳴く季節になった。

鈴虫の鳴き声を聞きながら冷酒を一杯…ってのが、最近の贅沢だ。
寧ろ時間があるってのが贅沢っつーか、幸せなんだろうな。
睡眠時間が四日間で四時間の俺が言ってみる。

休憩は小まめに取ってるが、逆に小まめに取ると疲れる。
ふざけた身体だ。

明日になったら、全部終わる事を信じて。
明日になったら、がっつり寝るぞ、俺は。
じゃねぇと、倒れる。
(局で倒れたら確実に実験体にされっから、絶対倒れてなんかやらねぇ。)

研究資料を同じ所を何回も見ちまって、実を言うと、さっきから同じ箇所をループしてる、っていう。
(…うん、そろそろ寝ろよ、自分。)

さーて、明日までに終わらすぞ。
休憩は終了だ。

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>終わらせたら、酒飲むぞー。
(その前に寝ようぜ。)

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115 :阿近
2009/08/30（日）22:15:46

起きたら、夜だった。

久しぶりに熟睡した、と思える身体。
起きてみたら、雨も降ってるしよ。
洗濯物干してなくて良かった、なんて、思ってみる。

寝る直前に読んでた資料は、枕元でぐしゃぐしゃになってた。
寝ている俺がそうしたのかはわからねぇ。

ああ、そうだ。
忘れてたぜ。

>おはようございます。

(…いや、夜だからこんばんは、なのか？)

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明日からまた数日は局で寝泊まりだ。
>部屋の家賃分、部屋に居るような気がしないんだが…。

とりあえず、もう一回寝とけ。

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