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┗2304.Mement mori
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1 :
ウルキオラ・シファー
2009/06/03(水)22:30:57
死を想え。
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9 :
ウルキオラ・シファー
2009/09/07(月)02:11:25
‐一等星は孤独だ、と‐
誰かが言った。
己の輝きで周りの全てを消し潰すが故に、己以外の存在に気づくことができないのだ。
そう言って、その誰かは笑った。
はたして、そうなのか。
始めから己以外を感知できないのなら、
他の存在を知らずに過ごしてきたのなら、
それを“孤独”と認識することは、ないはずだ。
(そうして出来上がった自己中心的な世界に、お前はいるのだろうか)
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10 :
松本乱菊
2010/04/06(火)13:53:46
‐楔‐
それは酷薄で、けれど甘美な唯一の証。
貴方があたしに打ち込んだそれは、堪えずあたしに痛みを与えるけれど
その痛みこそ、貴方からの最期の愛。永久に消えぬ想い。
大丈夫、貴方がくれた痛みがあるから愛があるから想いがあるから、あたしまだ生きてるわ。
御免と言って、赦してと言った。
涙声で紡いだ言葉の、その裏側の気持ち。それもあたしは知ってる。解ってる。
いっそ貴方の元へいってしまいたい、
けれど貴方の楔はそれを赦さない。
深く強く打ち込まれたそれが、時間を経て自然と朽ちた時
その時を迎えてやっと、あたしは此処から貴方の元へいけるのよ。
それが貴方の望んだこと。
貴方があたしの願いを叶えようとしたように、あたしは貴方の願いを叶えたい。
(あたしは、貴方を忘れない)
そして、いつかまた…──
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11 :
ウルキオラ・シファー
2010/07/11(日)23:49:51
‐声‐
俺を恋う、声がした。
俺を請う、声が。
恋しい、と
愛しい、と
逢いたい、と
…苦しい、と
幻聴と片をつけるには、あまりに鮮やかな、声。
鼓膜にこびりついて消えない、声。
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12 :
浦原喜助
2011/10/19(水)22:49:40
‐鈍痛‐
脈打つよつに周期的におこる痛み。
慣れないもので、毎回寝込んでしまう。
嗚呼、今回は貴女がいない。
薬は何処にしまってある?
──…痛みに堪えかねて、苦い雫が頬に伝った。
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