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┗2511.蒼紫-aoshi-(106-110/177)

|||1-||||リロ
106 :檜佐木修兵
2010/01/27(水)21:52:12

人の生の時よりも
長く其れは与えられた

一日もしくは一年といえど
彷徨う流れの一部にすぎない
俺は尚更

>流れる川の水飛沫の一滴に
>名が無いのと同じように

人であれ俺の様な種であれ
時間をただ指す針じゃねぇんだ
時を流るには感情が伴い
其は座り込み膝を抱える時であり
減らない書類の山の前であり
誰かの手に触れる
ほんの僅かな時でさえ
纏わるのは、膨大な感情

大きく分ければ正と負
細かくは量が過ぎるぐらい
瞬の変化にも渦巻く感情が
幾重にも積み重ねられて
時ってのは成り立ってる

なんて、頭で考えた結果はな

ただ、一日が長いと感じるのは俺の感情の見誤りだ。一日なんて何十年とある内のひとカケラ、だよな。

久しぶりに月見酒でもするか…悪い酔い方、しねぇほどに

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107 :志波海燕(乱入)
2010/01/28(木)21:29:17

板にも書いたがやっぱ乱入だよな(笑)

殆どあっちで言いたい事書いたからこっちじゃ書く事少ないんだがな←
だから返事はあっちで構わないから。

久々に可愛い弟を撫でくり回してやりたいがそれもして良いのか不明だから止めとく←


大切な兄貴と可愛い弟が幸せそうで嬉しい。ホントに…
二人の歩む道に光が溢れると良いな…。

またな、修兵。いつか戻るまで…
惚気、楽しみにしてっからな?

それじゃあ…

パスは『0505』だ。乱入失礼。

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108 :檜佐木修兵
2010/01/31(日)19:30:20

>袖笠雨
灌ぐ露に全能な者さえ
敵わない奇跡


一日の終りを跨ぐまで
任が続くと流石に堪えたか

何日も触れていない
布団と休息と紅が
身体の重さに繋がってんのか

隊舎の小窓から覗く月明に
心乱れる自分が可笑しい

滲んだ書類の数が増え
それを握り潰す感覚も薄れ逝く

全ては月の碧さだと
脆く自分に言い聞かせて


‐‐‐‐‐‐
俺は言葉を交わすことでしか
想いに触れることはできない

負の感情を取り去る
力が能が俺に無いことを恨む

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109 :檜佐木修兵
2010/02/01(月)22:47:50

やっとの解放
世話になったが当分見たくねぇ
長椅子とも別離できる

ふと最後となるに腰掛け
碧い光に目をやった

何かに尽力すると
他を忘れられる、と
悲痛な嘆きを思い出す

だが入り込めば力は比例し
深い反動となって還る

裂け目からの緩い水脈が
瞬に退かぬ津波となって
あらゆる感覚を支配する

片手ですら重いと感じながら
光を掴む様に掌を握る
虚しくも空を切る感覚


頑張ったなァ、俺(笑)
珍しく自分を褒めてやる

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110 :檜佐木修兵
2010/02/02(火)23:08:02




>紫-shi-


重なる小さな輝きは
落ちた水滴が銀色に

>紅を奪う紫
>紫を侵す紅


アナタの手を掴み
様々に感情が繰り返す中で
アナタの奥に抱える
紅の純度の高さに
驚き、恐れた、己に無くて

身を焦がすまでの紅を
抱きしめると底に在ったのは
アナタの本当の姿

アナタの傍に、居たいと思った

誰よりも遠回りで
誰よりも深くに紅を沈めて

アナタの真に触れた時
水滴が溢れたのは変わらない
深海を揺らし零れた一雫

アナタに交わるもまた
深紅に染まり逝く

アナタの右手に俺の左手を

重なる銀色
    一ヶ月

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