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┗2511.蒼紫-aoshi-(116-120/177)
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116 :
檜佐木修兵
2010/02/23(火)03:11:59
>高楼の灯
足元には消え逝く者
眼下に見下ろすは向かう刃
嗚呼 届く言など在りはしない
澄まされた刃は尚に
掴んだ手に浮く幻の想
雄叫び変わるは悲しき哭
事は嫌程あったのに
身体が向かうまま縁側へ
冷えた床板が掌から伝わる
体が冷えたか寝付けない
初めてだ、と感じたがどうやら
身に少し覚えがある様で
返り咲いた紫の跡
二度目の奇跡に三度目は幻
望み余るは叶わない
一で刺さる矢もあれば
千で掠める矢もあらん
>なら一つに、何を望む
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117 :
黒崎一護
2010/03/01(月)01:40:28
他人の深い奥が易々と
開く、溶ける訳は無い
唯一つ さえもきっと難しい
事大きなものならば必ず
伴う痛みを恐れちゃいけねぇ
こければ自然と手をつき守る
そんな程度だ痛みの前では
叶えようもない
願いをふと思い出す
俺は俺のまま、背伸びはしない
だからそのままでいてほしいんだ
全てへの薄い同情心
捨てる覚悟の分だけ広がる
言えねぇが誰かに言いたい
何より大切だと
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118 :
檜佐木修兵
2010/03/02(火)23:56:18
ありがとう
確かに俺は
貴方が好きでした
03.15
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119 :
檜佐木修兵
2010/03/20(土)20:21:42
>永劫の溜氷
逆らう事無き流は千代
逃れ無き故か沈み無し
唯陶酔し逝く時の渦ねに
久しぶりに帰る自宅
暫く触れていなかった畳が
嫌に身体に慣れねぇ
畳を避けてか一番落ち着く
気に入りの縁側に腰を下ろす
真夜中、暗闇に映える月
だが今は、それを陰らす
灰色の雲に興が向く
光を全て鎖す力は無いながら
目に柔らかい光に陰らす
良い役者だと、思うは一人
俺だけか?と薄く笑っちまう
灰色の如く少しで良い
眩しすぎる世界を陰らせ
なァんて、あんまりに久しく
腰を下ろして多少なり違和感
たった、それだけ
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120 :
黒崎一護
2010/03/23(火)02:11:53
快晴ではなくても
野球の試合はできるし
土砂降りの中でも
陸上の奴らは走るんだ
俺なんて、歩くだけ
ならそれは幾らか簡単だろ
少し天気が崩れ様が
過ぎる何百という時間の
一種類に外ならない
空が変わる事に
悩む事なんて必要ねぇよ
その日を覚えとくための
一つの部品になるだけだ
護る為の力は得た
それに見合うだけの人に、今
>まァ、空手は屋内だから
>天候なんか関係ねぇけど
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