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┗2511.蒼紫-aoshi-(141-145/177)
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141 :
檜佐木修兵
2010/11/22(月)18:27:27
>六菖十菊
大河を渡るは粒の流
写す波上が素直なるは
ときに添いを遂げる故
美しに手を浸けるとも
思い目指した流浪には
瞬に遅くか疾うに先
望まれた手に陽にこそ
流離のときは重ならず
一日床に額を置いた
非番なんて何時ぶりだ
外は生憎、否適った雨
残されたあと半日が
あまりにも短く感じる
遠くを見すぎると
足元の道が反れちまう
危険だよな、そうだろうな
良く判るから、分かりてぇ
ただ半端に止む雨が
読めないのがもどかしい
縁側に腰を据えてぇが
濡れるの嫌なんだよ
>隠してほしい露なんてねぇ
>紛れてほしい願いもねぇ
雨にはうたれない
否、触れさせてやんねぇ
雨にも陽にさえも
曇天が唯一俺に触れる
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142 :
檜佐木修兵
2010/11/22(月)19:08:11
>何が最善かわかんねぇ
当たり前のことだ
それでも、それでさえ
ひどくもどかしい
倒した水瓶に目を遣るも
ときが経てばと考える
泰然と立つ大木の門も
ときが経てば崩れ去る
止まり木を越え飛ぶ
飛び舞う身の軽い燕
力の強いその左翼が
海に散るには惜しい
あまりにも、惜しい
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143 :
檜佐木修兵
2010/11/22(月)19:15:25
左翼に光る銀色の
央に飾るは紫の墨
脇に浮かぶは紺碧
見上げた蒼い彼方
ただ見つめたのは
>舞い上がる燕
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144 :
檜佐木修兵
2010/12/03(金)23:57:19
蒼い深海に身を置いた
開く掌に立つ波もなく
波紋を絶つのは己だと
青に生きる燕を仰いだ
開けた掌には鼓動一つ
見えた景色は鮮やかに
心一つを染め満ちゆく
>偽善者じゃない
今なら首を縦に振れる
偽りでも善く振る舞う
ことが本当にできたか
きっとこの先零すのは
小首傾げての苦い笑み
>けれど、どうしても
俺の見つめる先には
いつも、いつも必ず
>あってほしくて
>仰いだ空に見た日輪
ずるいのは俺の方
放つ蛍火を拾って
小さくとも確かな
想いを満たした光
―――なんて、
>この拍動が痛いのは
>もう少し長く蒼天に
>身を置ける兆し
>2212040157
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145 :
志波海燕(乱入)
2010/12/10(金)00:00:07
こんばんは、久しいな。
元気か?
何となしに言葉を交わしたく思ってな…
乱入済まない。
度々覗かせて貰ってるが、お前は何だか凄いな。
俺には描けない言葉を連ねてる。
ある意味で尊敬だ(笑)
最近は寒さも増してる。
死覇装のデザイン上寒そうだが、身体には気を付けろよ?
-蒼い群青、志波海燕-
パスは「0505」だ。
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