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116 :
朽木白哉
2010/12/05(日)23:57:18
例えば食事をしている時、
例えば散歩をしている時、
例えば執務をこなしている時、
何気ない生活の中にお前の横顔を見る。
これが想うという事なのか。
お前の声を聞かぬ儘、渇望の止まぬ私を哀れと罵るか。
私の心はこんなにも容易く見ぬ影に支配されるのだと、
月下の露に灯を吹き消して。
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117 :
朽木白哉
2010/12/08(水)23:06:51
ふみ。
>有沢たつき
茶会にて二度に渡り、世話になった。
あまり他人に恋次の事で深い話をせぬ故、あの時の私の言葉はお前に所謂悲愴の負荷など与えてしまっていないか心配だ。
しかし私はお前に恋次の事を話して少し肩の荷が下りたように思う。
私の胸の内にあった小さな痼りを、簡単に溶かして暖かなものへと変えてくれた。お前の何気ない言葉ひとつひとつがあたたかだ。
また、会えたらと思う。
>犬の心友、吉良イヅル
此の場を覗いてくれているかは解らぬが、久しくなるな。変わらず元気にしているだろうか。
彼奴の居ぬ間にこっそり会合をとの誘いを受け嬉しかった。が、私の手違いにより兄の連絡先を紛失してしまったのだ。
此処を見ている兄がもし会ってやろうという気持ちを未だ持ち続けてくれているのなら、是非一度連絡をしてもらいたい。
手数をかけて、申し訳ない。
12/13 編集 了
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118 :
朽木白哉
2010/12/08(水)23:07:20
突然あふれたそれの意味を
私には知る術がない。
恋しい。
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119 :
朽木白哉
2010/12/17(金)00:06:44
吐く息が白い。
緩やかに訪れる寒さも漸くとらしさを取り戻し冬の本領を発揮しているように思う。
冬の空はその澄み切った月の光が美しい。
冷えた外気を纏って凜とした月光を帯びる空が好ましい。
遠くに在りし愛しいお前も見上げているのだろうか。私の見上げるこの空を。
寒い夜こそと悴むお前の大きな手を
私が包んでやれたならどれ程倖せか。
如何なる夜も
如何なる距離も
心に想わば何の障害にもなりえまい。
>謎かけの解を知るのはまだ先のこと。
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120 :
朽木白哉
2010/12/21(火)12:25:23
直に何処ぞ誰ぞの生誕祭。
名以外知らぬであろう誰かの誕生をこぞって祝い、喜びその誰か知らぬ者にではなく己の大切な者へと贈り物を渡すなど幾分奇妙な話でもある。
かく言う私もそのしきたりを受け入れこの矢鱈に尖った木に飾り付けとやらを手伝っている。
(補足として、この木には短冊では無く足袋を吊しておくと良いらしい。現世の文化とは理解を超える、とつくづく思う)
否、ルキアが望むのだから良い。
愛らしい義妹の作った秀麗な白い兎の人形にならい、白い髭を蓄える赤い小太りな男の衣服を纏った白髭大使をその傍らへと吊り下げる。傍らで幸福そうに微笑をたたえる義妹の表情は遠き日に残る緋真の其れを思わせる程穏やかだ。
緋真、お前も此処に加えてやらねばな。後程薄桃を帯びた姉兎を、この傍らへと寄せるとしよう。この妹兎も喜ぼう。
気掛かりなのは紅い犬の事。
目の届かない場所で今尚多忙に追われているであろう彼奴も、元気にしているのだろうか。
報告の任を怠っての事態は我が隊の次席を担う者の行いとして許し難いが私はお前が息災に居てくれれば、それで構わぬ。
寒さも徐々に厳しくなりつつある。
何は風邪を引かぬというが、体調など崩してはいないか。
煩わしくとも手洗いうがいを欠かしてはならぬ、汚れた手で鯛焼きをつまむな。
疲れを溜めていないか、よく食べよく眠るように。それから、選り好みせず野菜もきちんと食さねばならぬ。
少しばかり口煩い事くらい許せ。
頑張り屋を部下にもつと気苦労が耐えぬ、莫迦者。
元気でいてくれ。
―――
少しだけ、宛てる。
何人かの者に心配をかけてしまったようだ、申し訳ない。
心配をかけた手前、こんな事を言うと叱られてしまいそうだが私や恋次は人に恵まれているとつくづく思う。
見守っていてくれて有難う。
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