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3013.檻帯+虹鰭紅金魚と俎板歌劇。(満了)
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阿散井恋次
2012/01/31(火)00:00:04
たいせつな隊長へ、
御誕生日おめでとうございます。
蝶は多分間に合わねぇけど、代わりに。
そうして四ヶ月近く待たせてしまった想いを此処へ。
>20120415、
随分時間が掛かったような。
否、事前にあのひとへ告げて居た時間よりは掛からなかった、ような。
0831に求婚して頂いていた時。
正直あの姿では掠めて仕舞うものがあった。
とても好くないこと。
無論隊長のことはすきで、たいせつで。
あのひととヨリを戻そうなんて気心は全くありませんでしたが、其れでも隊長の聲や辭に無意識に切なくなってしまう自分が居た。
隊長の姿を求めることは1年と少しと時間を共にする中で多くはなかったと思います。
友人にはあのひとと同じ姿をさせるのが隊長の気分を害しそうで心苦しいと打ち明けていましたが、翌々考えたら俺が思い出したくないだけ。
詰まる所あの姿では根底にあのひとを連想してしまうから。
だから桜の季節を迎えてもこうして素直に喜べないんじゃねぇかと、凄く凄く不安でした。
そんでも桜が咲き出した時に唐突に靄が晴れました。
事前に貰ってた友人の辭然り、あんたの優しい聲然り。
綻ぶ薄桃色と対照的な青空に、す、と隊長が感じられたんです。
嗚呼。
此れを隊長に見せたい。
此れを隊長と見たい、って。
すんなり。
嗚呼。ちゃんと俺、隊長見れてるし、必要としてるじゃねぇかって。
俺の隊長じゃねぇかって。
あのひとが離れて。
あの姿のひとを、アンタ。と呼ぶように少し意識していた。
あの姿のひとを隊長、とは正直呼び難かった。
あのひとがあまりに強い存在だったから、とそう思っていました。
本当は逆で多分俺がそうして置きたかったんだと。
変えるのは他の誰でも無ぇ、自分自身。
春のあの木漏れ日に、
綻ぶ桜に唐突に其れは変わる。
向き合う準備が出来て、一点の迷いも無く本心からアンタの辭に応えたくなった。
自分でも吃驚する程唐突の事だったので、識せてこうして開示するより先に逆求婚をしちまった次第。
少し複雑に思うでしょうか。
惟、隊長には伝えて置きたいと思ったので。
今は迷い無く隊長の、白哉の傍に居ます、と。
後は桜に誓った通り、
誕生日に記した通り。
しあわせにします。
だから隊長の時間を戴ける分だけ俺に下さい。
きっと、しあわせにしますから。
たいせつなたいせつな白哉へ、
つらいことやかなしいことは分け合って乗り越えましょう。
うれしいことしあわせなことは共に喜びましょう。
隊長のこの新しい年が健やかで幸せに満ち溢れるものでありますように。
俺が其処へ手を、指を繋いで導いてゆけますように。
大好きです、
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