皆さんこんばんは、俺です。月曜の夜、いかがお過ごしでしょうか。このオシャレ呪文を唱えるのを毎回忘れてしまう。やっぱり俺にオシャレは向いていないだなと、こんな所で再確認してしまう、そんな秋の夜長です。俺の中の悪魔はまだ居座っているようだ。
さて、今日は何の話をしましょうかね…そういえば最近ですねチューハイをちょこちょこ買うんですよ。普段家では滅多に飲まないんですが、季節限定の美味しそうなパッケージに釣られてつい手に取ってしまいます。俺はあまり酒が強くないのでアルコール度数の低いものしか飲めないんですけどね、最近のチューハイはジュースみたいで美味しいですねぇ…中でも秋りんごと秋梨のチューハイがとても美味しかったです。食欲の秋を満喫しています。ただ酒飲むと鼻が詰まって眠れなくなるんで寝る前に飲むのはお勧めしません。皆様節度を持ってお楽しみください。それでは、さようなら。
皆さんこんばんは、俺です。金曜の夜、いかがお過ごしでしょうか。さて、俺がなぜこんな時間に放送を始めたかというとですね、先ほどまで起きていた事の備忘録というか、もしかしたら現実ではないのではないかという疑いを払拭する為です。それでは、語らせていただきます。題名は、そうですね…「深夜の無言電話」とでもしておきましょうか。
0時を少し過ぎた頃、ベッドに座り俺は煙草をふかしていました。すると突然、俺の携帯がブルル、ブルル、と震えだしたんです。画面に表示されているのはすぎるの文字。すぎるさんからの電話でした。珍しい事もあるものだ、俺には突撃電話やめてや、だなんて言っておきながらあいつ…そう悪態を吐きつつも、俺は電話に出ました。でも、電話に出てもすぎるさんは喋らないんですね。あれ?聞こえてますか?もしもし?そう声を掛けても彼の声は返ってこない。通話不良だろうか…そう思っていると、チャットの方で返信がありました。今喋れへんところに居ると。彼はそう言うんですね。こんな時間に、すぎるは一体どこに居るのか、すぎるの身に一体何が起きているのか、もしかしたら何か危険な目に遭っているのかも…当然俺はそう考えるわけです。大丈夫ですか、そう俺が声をかけようとしたその瞬間、俺の目にとんでもない文が飛び込んできました。
「恋はスリルショックサスペンス歌ってくれ」
俺は驚き目を見張りました。そして思いました。彼は犯人に銃を突き立てられているのだ、そして犯人は彼に、友人に恋はスリルショックサスペンスを歌わせるようにと要求しているのだ…と。我ながら名推理です。伊達に推理小説を読み漁ってはいませんから。そして俺は歌いました。モノマネを交えつつ熱唱しました。深夜の東京に恋はスリルショックサスペンスが響き渡ります。パラパラを踊るすぎるが俺の脳裏を過りました。
俺が歌い終わると、静寂が辺りを包みます。夜の帳がもう一度下ろされました。これで良かったのだろうか、すぎるは殺されてはいないだろうか…俺はチャット欄へ視線を送ります。するとそこには
「もう消灯やから切るわ」
「ありがとうー!」
これは一体なんだったのでしょうか。彼の身に、そして俺の身に一体何が起こったのでしょうか。冷房を切ってある筈の部屋が、妙に肌寒く感じました。
…俺はもう寝ます。正直全然眠れる気がしませんが、無理矢理にでも目を閉じてみます。皆さんも、深夜の電話には気をつけて。何かとんでもないことに巻き込まれてしまうかもしれません。それでは、さようなら。
皆さんこんばんは、俺です。木曜の夜、いかがお過ごしでしょうか。突然ですが、最近ね、全然運動してないんですよ。そのせいか筋肉の衰えをヒシヒシと感じております。階段登っててコケそうになったり、すぐに息切れしてしまったり。やっぱりしゅーさんみたいに筋トレ始めるべきだよなあ…しゅーさんのギロの様な腹筋に憧れているおじさんです。
さて、全く話は変わりますが、皆さんにご報告があります。なんと、今日ですね…1kgのチャンジャが届きました。やってしまいました。独身一人暮らしのおじさんの家に1kgのチャンジャ。QOL爆上がり必至、ということでね…本当に話す事がなくてこんなどうでもいい話をしてしまいましたが…まあつまり、何が言いたいかというと、深酒and深夜テンションで通販サイトを漁るな。ということですね。俺はこれから数日以内にキムチ詰め合わせと海鮮珍味詰め合わせと牛ホルモンが届きます。全部ツマミ。お前らは俺の様になるな、俺の屍を越えてゆけ。それでは、さようなら。
皆さんこんばんは、俺です。水曜の夜、いかがお過ごしでしょうか。さーて…今日は何を話そうかなと、昼過ぎくらいからずっと考えてたんですが、何も思い浮かばなかったので、今日は本の話をしようと思います。題して、わっしょいもりもりオススメ本紹介のコーナー……ネーミングセンスはね、無いですよそりゃ。俺ですから…皆さん、青空文庫はご存知ですか?著作権の切れた小説を無料で読める電子図書館です。その中で、最近読んだ本をご紹介します。
記念すべき第一回目は、その声は我が友李徴ではないか?でお馴染み、山月記です。世代によっては国語の教科書で読んだなんて方も居るのではないでしょうか。あらすじはまあ、省略するとして、この小説には虎になった男、李徴という人物が登場します。人物というか、動物というか、まあとにかくこの李徴という男。科挙に合格し役人となったエリートだった訳ですが、自尊心が非常に高く、それが原因で一度は役人を辞め、詩人となるんですね。でも結局それも上手くいかず役人に戻るのですが、今まで小馬鹿にしていた同僚たちが自分よりも偉くなってるもんですから、それに耐え切れなくなり、とうとう虎になってしまうんです。科挙といえば合格して役人になる男性は去勢をするのですが、李徴も去勢をしたんでしょうかねえ。だとしたら、虎になった李徴にも逸物はなかったのでしょうか。個人的にネコ科のたまたまが大好きなので、だとしたらちょっと残念だなあと…話が逸れました。続けます。皆さんはこの李徴の事をどう思ったでしょうか。俺はとても羨ましい。別に去勢がしたいわけじゃ無いですよ、まあ去勢しても特に問題は無いですけども…世の中煩わしい事ばっかりです。けれども現実世界では、虎になりたくたってなれないですからね。世俗を捨て、柵を捨て、桎梏の一切合切を振り払ってしまいたい。でも俺は李徴のように虎にはなれない。だから、羨ましいです。……せっかくの新コーナーなのにまた暗くなってしまった…この話はこの辺で…では皆さん、さようなら。